ひびレビ

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ウルトラマン80 第13話「必殺!フォーメーション・ヤマト」

2020-06-26 07:36:53 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第13話「必殺!フォーメーション・ヤマト」

 再生怪獣サラマンドラは猛の機転により倒された。しかしサラマンドラを影で操っていたゴルゴン星人は密かにサラマンドラの細胞を回収。更にオオヤマキャップに殺人容疑をかけることで彼を拘束し、UGMの戦力低下を狙ってきた。再び現れたサラマンドラを前に、UGMの勝ち目はあるのか・・・

感想
 ウルトラマンメビウスに登場したのももう結構前になるんですねぇ・・・

 さて今回はゴルゴン星人の暗躍によりオオヤマキャップが大ピンチ。UGM関係者を名乗り来訪した女性=ゴルゴン星人に対しても一切警戒を緩めることなく、敵の隙を突いて撃退!というのは見事でしたが、その腕の良さ、勘の良さが仇となってしまうとは。
 「帰ってきたウルトラマン」に登場したゼラン星人も同じく人間への変身能力を有していましたが、あちらは撃たれた時は人間の姿、死亡すると同時に星人としての正体が露見していました。しかしゴルゴン星人はその逆。星人として撃たれたものの、死亡時には人間の女性の姿を保っていました。他の仲間もUGMへの抗議に参加する人の中に紛れるなど、間接的にUGMの評判や戦力を落とし、地球侵略をしやすくしようとするという、なかなかに狡猾な宇宙人で興味深かったです。

 再び現れたサラマンドラを前に、いても立ってもいられず飛び出そうとするオオヤマキャップ。このまま警備を振り切って戦線復帰するのか・・・と思いきや、そこは猛に助けられることに。ブライトスティックにそんな機能があったとは。
 「矢的。ありがとう」と軽く胸を叩き、短いながらも感謝の意を示すさまもカッコいいですが、そこから「フォーメーション・ヤマト」をオオヤマキャップから提案するというのがこれまた熱い!サラマンドラとの初戦において猛が勝手に機体の分離を行ったことに対して「未熟な腕で勝手なことをするな」とたしなめていました。しかしそれが有効打に繋がったことも理解しており、作戦として昇華する、というのが良いですねぇ・・・
 残念ながら今回は失敗してしまいましたが、フォーメーション・ヤマト完成のための訓練に向かうラストがこれまた素晴らしい。

 また、初戦の分離作戦後、戻ってきた猛は再度オオヤマキャップに謝るのですが、それに対してオオヤマキャップは一言も発していませんでした。最初は無言の怒りを表しているのかなとだけ思いましたが、もしかすると「一度怒ったことに対して二度怒りはしない」とか、そういう考えの持ち主なのかなとも感じました。
 いずれにしろ、今回はオオヤマキャップがとにかくカッコよく、そんなキャップだからこそ猛たちも必死になって戦うんだろうなと改めて感じさせられた話でした。また、ナンゴウ長官の「君のような人間がいるからこそ、ウルトラマン80は人類を助けに来てくれるんだ」という言葉からもオオヤマキャップへの信頼が良く伝わってきますね。それに対して猛が「その通りですよ、キャップ」と即答するのも良いなぁ・・・

 80はサラマンドラが口から発するミサイルを胸板で受け止めたり、鼻からの火炎をバリアで防いだりと、サラマンドラ相手に結構優位に立ち振る舞っているように見えましたが、カラータイマーが鳴り始めてからは一転して劣勢に。しかしサクシウム光線を牽制に使ってからの、ウルトラアイスポットでサラマンドラの細胞焼失で決着!目からの光線は特に発射ポーズもなく放つイメージがあったので、エメリウム光線のようなポーズで発射するとは思わなかった・・・

 そんなこんなでまた次回。
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