ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマンZ 第2話「戦士の心得」

2020-06-27 13:14:05 | ウルトラマンZ
ウルトラマンZ 第2話「戦士の心得」

 ゲネガーグの襲来により休眠怪獣の動きが活発化するなか、透明怪獣ネロンガが現われた。電気を好み、透明になれるネロンガ相手に苦戦を強いられるハルキはゼットへの変身を試みるが・・・?

感想
 押忍!ウルトラマンゼットさんお疲れ様です!今週も大変楽しく見させていただきました!

 というわけでウルトラマンZ第2話は、ストレイジで働く人々についても触れられることとなりました。
 ハルキと同じくセブンガーに搭乗するナカシマ・ヨウコは男性整備員にも負けない腕力の持ち主であり、かつ年上好き。ゼットが5000歳と聞いてその憧れをより一層強めるなど、乙女な一面も描かれていました。また、ハルキがセブンガーから降りてくるたびに彼の体に異常が無いか確認したりと、頼れる世話焼きお姉さんといった印象も受けました。
 オオタ・ユカは対ネロンガ用の兵器を開発したり、ネロンガの生態に興味を持ったりと技術的な分野での活躍が目覚ましい。戦闘後、ウッキウキでネロンガの解剖に向かう女の子もそうそういないでしょう(笑。
 そして隊長のジャグ・・・もといヘビクラ・ショウタは、ハルキの修行の相手を務めた際には彼を全く寄せ付けないほどの腕前を披露。しかしその途中途中で何やら髪形が普段と違う感じになり、更に雰囲気もどことなーく怪しい感じになっていました。また、ハルキの体調を確認後、彼を二度見していたりと、所々で怪しい雰囲気を醸し出しています。ジャグ・・・ヘビクラ隊長が裏切ったりする展開は無いとは思いますが、果たしてジャグラ隊長は何を考えているのやら・・・
 
 その他整備班のリーダーを務めるイナバ・コジローや一般の整備員の方々のおかげで、セブンガーはああもカッコよく出撃することが出来るわけで・・・良い発進シーンでした・・・何のボタン押してるか分からないけど、とりあえずコクピットでボタンぱちぱちつけていくのが何か好き。


 もちろんウルトラマンゼットさん(5000歳)も大活躍!精神世界での会話は覚えがありますし、デバイスを通じての会話もありましたが、現実世界にゲートを創り、その先の異空間で会話するというのはなかなかに珍しい気がします。
 今回のネロンガとの初戦でゼットさんが力を貸してくださらなかったのは「ちゃんとギリギリまで頑張って、俺たちの気持ちがグッッッ!!と出来上がってからじゃないと、ウルトラマンにはなれないんでございますよ」という理由からでした。見返してみると、ハルキも「あ・・・」と、「そういえば、これがあったなぁ」と思い出したかのようにゼットライザーを使っていましたし、アレでは熱い変身も出来ないでしょう。「ウルトラマンの力に頼りすぎて変身できない」というのはウルトラマンマックスでも描かれていましたが、同じ「変身できない」というシチュエーションの描写でも、違いが出ていて面白いですね。

 また、ゼットさんから「デビルスプリンターと呼ばれる邪悪な因子を飲み込んだ怪獣が暴れている」「対抗策としてウルトラメダル等が作られたが、急襲してきたゲネガーグが飲み込んで飛び去って行った」というスケールの大きな話が語られましたが・・・単独で光の国を襲撃して、諸先輩方の光線(切断)技を一身に浴びながらもウルトラメダル等を飲み込んで去っていくゲネガーグマジヤバいんですけど・・・(汗。
 と、この事情を語っている間のゼットさんの日本語は良い感じでしたが、会話が終わった後のアレはずるい。あんなん不意打ちすぎて笑うわ。加えてウルトラメダル収納ケースは地球人には見えないし、目立ってもいないとやけに熱く語るゼットさんも印象に残りました。

 会話シーンは相変わらずの面白さですが、戦闘シーンも負けず劣らずの面白さ。
 個人的にインナースペースの描写は「ウルトラマンをロボットみたいに操縦している」みたいで、あまり好きではないのですが、今回は「一緒に戦っている」感じが強く感じられる描写だったように感じられました。透明になったネロンガの気配を感じ取るシーンからの電撃を回避しながら接近!攻撃!セブンガー逆襲の一撃!からの声を合わせて「ゼスティウム光線!」。いやー熱い!カッコいい!前回はゼット1人だけ叫んでいたように聞こえましたが、今回はハルキとゼット、2人が息を合わせて「ゼスティウム光線!」と叫んでいたのもまた、2人で戦っている感じが伝わってきますね!

 といった感じでゼットさんとの会話シーンの面白さ、見ごたえのある戦闘シーン、登場人物たちの魅力もちゃんと伝わってくるという、どれを取っても良い感じの第2話でした。あぁ、楽しいなぁ・・・このままこの感じが続いてくれると良いなぁ・・・

 そして来週は新たな力・ベータスマッシュ登場!今度は「兄さんいっぱいいるな・・・」と言われるんでしょうか(笑。ゼットさんと先輩後輩の関係を築きつつ、先輩の師匠はちゃんと「セブン師匠!」と敬うハルキの好青年っぷりが光ったところで、また次回。
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キッチリ3部作

2020-06-27 08:15:02 | テレビ・映画・ドラマ
 というわけで金曜ロードショーで3週に渡り放映されていた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを視聴しました・・・すいません、どうしても馴染めなくて終始字幕版っぽい感じで聴いててすいません・・・悪いわけじゃないんです。ただ、part2のグリフの「マクフルァァイ!!」は原語版で聴きたかったんです・・・あと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ってタイトルが聴けるし・・・

 それはそれとして改めて見たわけですが、タイムトラベルのワクワク感、過去改変のハラハラ感、次回作へのワクワク感、そしてタイムトラベルを通して精神的に成長したマーティがデロリアンに頼らず、自らの力と意志で自分の未来を変えるという成長を見届けたという感慨深さ・・・最後に映し出される「THE END」がこれほどまでに美しく輝く作品もそうそう無いでしょう。part3のラストはとても優しい感じがして大好きです。
 言ってしまえば、次回作を創ろうと思えば、例えばドクとマーティの息子のタイムトラベルとか、色々創れそうな気がする作品ではありますが、part3でキッチリ終わっているのも好印象ですね。調べてみるとアニメ作品があったようですが、そちらはどんな感じだったのだろうか・・・

 初めて見たのはもう20年近くも前になるかと思います。多分、映画を見るより先にスーファミのゲームを遊ばせてもらったのが先だったと思います。何だったんだ、アレ。1面クリアするのでてんやわんやして終わった記憶が・・・
 三部作通して似たようなシーンがあるため「あ、ここ前の作品でも見たところだ!」「また同じことやってるw」というのを楽しめるのもまた良いなぁと。良く見ると実は・・・ではなく、分かりやすく描写されているのもまた良き。

 元いた未来に戻るべくあれこれ手を回し、あるべき未来に戻るために奮闘し、そして白紙の未来を描くために戻る・・・素晴らしい作品に久々に触れることが出来て良かったです。

 そして来週はデロリアンも登場する「レディ・プレイヤー1」なのですが・・・昨年既に視聴済みです。でも感想は書きませんでした。終盤まで結構盛り上がっていたんですけれども、最後の最後で「うん・・・?」ってなっちゃったんですよね・・・「え、そういうオチ?」と困惑したのを覚えています。とりあえずもう1回見て、今度はあのオチを受け入れられるかどうか、試してみようと思います。
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