ひびレビ

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小林さんちのメイドラゴンS 第1話「新たなるドラゴン、イルル!(またよろしくお願いします)」

2021-07-09 06:36:08 | 2021年アニメ
小林さんちのメイドラゴンS 第1話「新たなるドラゴン、イルル!(またよろしくお願いします)」

 2017年にアニメ1期が放送され、つい先日までYouTubeにて短編アニメ「ミニドラ」が放送されていた「小林さんちのメイドラゴン」の2期、「小林さんちのメイドラゴンS」の放送が遂に始まりました!製作はもちろん京都アニメーションさん!今期もよろしくお願いします!

 まずOPからですが…冒頭の登場人物ラッシュ良い…凄く良い…特に才川の可愛さマジヤバくね…本編だとぼへってるイメージが強いのに、何かめっちゃ可愛かったですね…あと「ミニドラ」でも登場したスーツ!ポニテ!メガネ!なトールもマジヤバくね…同じ京アニさん作品の「甘城ブリリアントパーク」の千斗いすずを思い出してました。スーツのエルマは見慣れていますが、優しい笑みがマジヤバくね…
 そして「爪なんてなくても良いのさ」「空なんか飛べなくて良いのさ」でイルル映すのは天才としか思えん…


 さて本編はというと、前半は原作5巻第47話の「トールとメイド喫茶」、後半は原作3巻第30話「トールと犯人捜し」&4巻第31話「トールとイルル」、同巻第36話「イルルと小林さん」がアニメ化されていました。2期に限った話では無いですが、こうして改めて原作の巻数や話数を確認していると、結構順番がシャッフルされていることがわかりますね。
 てっきり1話はキャラ紹介に注力するかと思っていたので、まさか初っ端からイルルとの戦いを描くとは思っていませんでした。
 
 で、メイド喫茶の話ではトールが予想以上の大活躍!普段と違うメイド服も見られて楽しい話になっていました。他のメイドさんたちの労を労ったりと、これも彼女が人間との暮らしに慣れてきた証ですね。個人的には「もう一度入り直してください」のポーズとか、「コック長も~メイドも~」の可愛さマジヤバくね…
 あとメインはトールですが、長椅子を少しずつ移動したり、オムライスを前にうずうずしたりするカンナちゃんもマジヤバくね…あぁ、メイドラゴン2期が見られて本当に嬉しい…ありがとう…ありがとう…


 後半は2期からの登場となるイルル初登場。トールと同じ混沌勢に属するドラゴンの中でも過激派とされており、今回はトールと激しい戦闘を繰り広げることに。人間の姿を取りながらも両手はドラゴンのままという不気味さと、どうしても目を引くルコア以上に大きな胸…トールとの戦いにおいては「胸は炎を貯める火炎袋があるために大きい」という設定が反映され、炎を吐く前に赤く燃えていたのが良いですね!トールが翼を広げて街を守るのも良かったなぁ!
 こうして見ると、前半ではメイドとしてのトールを、後半ではドラゴンとして、小林さんちのメイドラゴンとしてのトールを描写している感じですね。ただのメイドならば戦わない。ただのドラゴンならば街の被害など気にしない。小林さんちのメイドラゴンであるからこそ、街を守りつつ戦うことを選んだ。トールの可愛らしさと爆発寸前の時の恐ろしさ、その実力を披露するにはメイド回とイルル回は2期1話にもってこいの話だったんだなと。


 てっきり今回はここで終わりかと思いきや、イルルと小林さんの会話まで描写されたのにはちょっと驚きです。イルルの今後についてはOPで察せられるところもあるかと思いますが、あの話が来るのも案外早そうな気がしますね。2話か3話で一段落して、イルルの隣にいた男の子登場は5話から6話ぐらいでしょうか。
 違いを楽しむ、「イルル」の考え方と「ドラゴン」の考え方は分かれていないのかなど、ここら辺の問答も結構好きなシーンの一つです。


 そして最後には小林さんの身に何かが…といったところで今回はここまでEDは1期と違って随分賑やかな感じになりましたね。エルマの世界観がお菓子の家っぽいのですが、エルマをお菓子の家に住まわせようものなら食べるか住むかで一日中葛藤してそうです(笑。

 といった感じで、「小林さんちのメイドラゴンS」第1話、めっちゃ楽しかったです!やはり2期は最初から登場人物がある程度揃っているのが良いですね!今回はほんの少しだけの登場でしたが、ファフニールや滝谷くん、ルコアや翔太くん、今期はまだぼへってない才川などなど、ドラゴンと人間たちの活躍に今後も期待です。
 そういえばルコアは詐欺っぽい電話と普通に受け答えしてましたが、ミニドラ第10話の発言を踏まえると彼女の意図が見えてきますね。


 …しかし、今期はどこまでやるんですかね?CMで映っていたシーンを見るに、7巻のとある話はやりそうですが…うーむ。区切りの良いのは8巻の話ですが、あれはその後の展開も含めて色々面白いのですが、8巻まるまる使った長編かついつもとやや雰囲気違うので「日常が見たい!」という人は驚くかもしれません。やるとすれば映画向きな話かなと。そう考えるとラストは6巻最後の話ってのもアリかな…

 とまぁ、今から終わりを考えても始まりません。今は1話1話、じっくりと何度でも楽しく見たいと思います。
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