ウルトラマンデッカー 第1話「襲来の日」
OPの「You can now send! Sing out!」が「勇敢な戦士が」に聞こえるの好き。
始まりました「ウルトラマンデッカー」!舞台は「ウルトラマントリガー」本編から9年後、最後に怪獣が出現してから7年後の地球。火星を襲撃後、地球にも姿を現した謎の生命体スフィアと、スフィアが召喚した精強融合獣スフィアザウルスを前に、主人公アスミ・カナタはウルトラマンデッカーに変身する!といった感じの第1話でした。
カナタは「ウルトラマンZ」の主人公ハルキを彷彿とさせる熱血漢ですが、彼よりもやや無茶をしがちという印象を受けました。人助けのためとはいえ、訓練を受けていない一般人のカナタが単身突っ込むのは無謀としか言えませんし、リュウモン・ソウマが怒るのも最もです。ソウマは言い方こそ厳しいものの、言っていることは至極真っ当なものでしたから、カナタの無茶をソウマが制止し、2人の間をキリノ・イチカが取り持つ…という関係性になるのかな?
カナタは自身の名前になぞらえて「明日を見る。彼方まで!」という信念を抱いており、その信念と時空を超える?スフィアの力が妙な形で共鳴した結果、ウルトラマンデッカーと繋がったのではないかと考えます。デッカー自身の人格もあるにはあるみたいですが、表立って出てくることは無さそうかな?
デッカーとなったカナタの初陣は何ともパワフルなものでした。襲い来るスフィアを次々に撃退していく様は迫力がありましたね。多少苦戦こそすれ、勢いに任せて突っ込んでいったら撃破した……そんな印象を受けました。
見た目からしてヤバそうな精強融合獣スフィアザウルス。「精強」とは「すっげー強い」的な意味だそうで。7年ぶりの怪獣襲来で、人類に怪獣の恐怖を思い出させるのに相応しい威圧感と戦闘力でしたね。遠隔操作のナースデッセイ号、ガッツファルコンだけでは太刀打ちできない描写を挟むことで、GUTS-SELECTの装備の有人化に説得力が増すのも良き。
個人的に第1話で気になったのはムラホシ校長です。彼が「都合よく私たちを助けてくれる存在が、また現れてくれるとも限らないですし」と呟くシーンは妙に意味ありげに描写されているように見えました……ほぼ間違いなく「シン・ウルトラマン」のメフィラスの影響で、ムラホシさんも外星人なのではないかと疑ってしまいます(苦笑。
とはいえ、デッカーがスフィアザウルスを撃破した際には安堵の表情を浮かべていましたから、何かを企んでいるようにも思えません。単に「ピンチになってもウルトラマンが助けてくれる」と慢心せず、いつ何時何が起きても良いように備えておくという、慎重な姿勢を描写したかっただけなのかもしれません。「ウルトラマンと怪獣はグルになっているのでは?」と疑っているようにも見えませんね。
また、スフィアの行動も気がかりです。単なる破壊行為に留まらず、人間を取り込む様も描かれていました。取り込まれたカナタが自身が何者か見失いかけていたところからするに、取り込んだ人間の記憶や知識、感情といったものを吸収しようとしているのでしょうか?元々はどこかの星の生物兵器で、星を物理的に侵略するに留まらず、その星が培ってきた知識をも略奪するために開発された…とか?
いずれにしろ、今回襲来した本来の目的がアレだったことを鑑みるに、相当な知能を有していることが伺えます。あれは単なる防壁なのか、はたまたもう地球はスフィアの腹の中なのか……恐らく火星も同じような状況なんでしょうね……
といったところで、次回は訓練スタート!久方ぶりの実践ということもあり、いきなり入隊とならないのが良いなぁ……
OPの「You can now send! Sing out!」が「勇敢な戦士が」に聞こえるの好き。
始まりました「ウルトラマンデッカー」!舞台は「ウルトラマントリガー」本編から9年後、最後に怪獣が出現してから7年後の地球。火星を襲撃後、地球にも姿を現した謎の生命体スフィアと、スフィアが召喚した精強融合獣スフィアザウルスを前に、主人公アスミ・カナタはウルトラマンデッカーに変身する!といった感じの第1話でした。
カナタは「ウルトラマンZ」の主人公ハルキを彷彿とさせる熱血漢ですが、彼よりもやや無茶をしがちという印象を受けました。人助けのためとはいえ、訓練を受けていない一般人のカナタが単身突っ込むのは無謀としか言えませんし、リュウモン・ソウマが怒るのも最もです。ソウマは言い方こそ厳しいものの、言っていることは至極真っ当なものでしたから、カナタの無茶をソウマが制止し、2人の間をキリノ・イチカが取り持つ…という関係性になるのかな?
カナタは自身の名前になぞらえて「明日を見る。彼方まで!」という信念を抱いており、その信念と時空を超える?スフィアの力が妙な形で共鳴した結果、ウルトラマンデッカーと繋がったのではないかと考えます。デッカー自身の人格もあるにはあるみたいですが、表立って出てくることは無さそうかな?
デッカーとなったカナタの初陣は何ともパワフルなものでした。襲い来るスフィアを次々に撃退していく様は迫力がありましたね。多少苦戦こそすれ、勢いに任せて突っ込んでいったら撃破した……そんな印象を受けました。
見た目からしてヤバそうな精強融合獣スフィアザウルス。「精強」とは「すっげー強い」的な意味だそうで。7年ぶりの怪獣襲来で、人類に怪獣の恐怖を思い出させるのに相応しい威圧感と戦闘力でしたね。遠隔操作のナースデッセイ号、ガッツファルコンだけでは太刀打ちできない描写を挟むことで、GUTS-SELECTの装備の有人化に説得力が増すのも良き。
個人的に第1話で気になったのはムラホシ校長です。彼が「都合よく私たちを助けてくれる存在が、また現れてくれるとも限らないですし」と呟くシーンは妙に意味ありげに描写されているように見えました……ほぼ間違いなく「シン・ウルトラマン」のメフィラスの影響で、ムラホシさんも外星人なのではないかと疑ってしまいます(苦笑。
とはいえ、デッカーがスフィアザウルスを撃破した際には安堵の表情を浮かべていましたから、何かを企んでいるようにも思えません。単に「ピンチになってもウルトラマンが助けてくれる」と慢心せず、いつ何時何が起きても良いように備えておくという、慎重な姿勢を描写したかっただけなのかもしれません。「ウルトラマンと怪獣はグルになっているのでは?」と疑っているようにも見えませんね。
また、スフィアの行動も気がかりです。単なる破壊行為に留まらず、人間を取り込む様も描かれていました。取り込まれたカナタが自身が何者か見失いかけていたところからするに、取り込んだ人間の記憶や知識、感情といったものを吸収しようとしているのでしょうか?元々はどこかの星の生物兵器で、星を物理的に侵略するに留まらず、その星が培ってきた知識をも略奪するために開発された…とか?
いずれにしろ、今回襲来した本来の目的がアレだったことを鑑みるに、相当な知能を有していることが伺えます。あれは単なる防壁なのか、はたまたもう地球はスフィアの腹の中なのか……恐らく火星も同じような状況なんでしょうね……
といったところで、次回は訓練スタート!久方ぶりの実践ということもあり、いきなり入隊とならないのが良いなぁ……