機動新世紀ガンダムX 第11話「何も考えずに走れ!」
カリス&ベルティゴに完膚なきまでの敗北を喫したガロード。ティファが自ら人質となることで一命は取り留めたものの、気分は落ち込むばかり。
そんな彼を強引に外に引きずり出したのがジャミルでした。以前ガロードが失敗した際にはお咎めなしという甘い判断をくだしたジャミルですが、同じ轍は踏むまいとしたのか、今回はかなりの荒療治でしたね。この両極端な甘さと厳しさからは、ジャミル自身もどのように接すれば良いか試行錯誤しているようにも感じられますね。
ガロードに課せられたのは、特別な能力が無くても出来る試練。慎重に事を進め、目的を達成しても決して油断せず、安全が確保できるまで全力で突っ走り、時には仲間の手を借りたって良い……至ってシンプルな試練でしたが、戦いにおける重要な要素が詰まっていたようにも感じます。
相手が特別な力を持っていようがいまいが関係ない。自分にできること、やらなくちゃいけないと感じることのために突っ走る。試練を乗り越えたガロードの爽やかな笑顔が印象的な話でした。
ガロードに試練を課したジャミルもまた、何かに挑戦していたようで……ガロードにああ言った手前、自分だけが理由をつけて逃げるわけにはいかないと、そう感じたのでしょうか。子供に大切なことを教えるため、大人もまた成長する。互いに影響を与え合っていくこの関係性が素敵な作品です。
一方ティファを連れ去ったカリス。今回のカリスは、ティファに服をかけたり、彼女の部屋を訪れようとするなど、ガロードと似た行動を取っていました。また、ガロードが特別な力が無いことに悩む一方で、カリスは特別な力があるが故にティファと触れ合えない悩みを抱えるという対比がなされていたように思えます。相手が今何をしているかが分かってしまうというのも難儀なものですね。
相変わらず面倒なフロスト兄弟が襲ってきましたが、そこで満を持して出撃するのがガンダムXディバイダー!いつでもどこでも対応可能な武装の搭載は理にかなっているものの、本作視聴前は「事あるごとにサテライトキャノン使うんだろうな」と勝手なイメージを抱いていただけに、その目玉ともいえるサテライトキャノンを修復しない展開には驚かされました。でもカッコイイんですよね、ディバイダー…
ともあれ、次回はカリスの秘密に迫ることに。
カリス&ベルティゴに完膚なきまでの敗北を喫したガロード。ティファが自ら人質となることで一命は取り留めたものの、気分は落ち込むばかり。
そんな彼を強引に外に引きずり出したのがジャミルでした。以前ガロードが失敗した際にはお咎めなしという甘い判断をくだしたジャミルですが、同じ轍は踏むまいとしたのか、今回はかなりの荒療治でしたね。この両極端な甘さと厳しさからは、ジャミル自身もどのように接すれば良いか試行錯誤しているようにも感じられますね。
ガロードに課せられたのは、特別な能力が無くても出来る試練。慎重に事を進め、目的を達成しても決して油断せず、安全が確保できるまで全力で突っ走り、時には仲間の手を借りたって良い……至ってシンプルな試練でしたが、戦いにおける重要な要素が詰まっていたようにも感じます。
相手が特別な力を持っていようがいまいが関係ない。自分にできること、やらなくちゃいけないと感じることのために突っ走る。試練を乗り越えたガロードの爽やかな笑顔が印象的な話でした。
ガロードに試練を課したジャミルもまた、何かに挑戦していたようで……ガロードにああ言った手前、自分だけが理由をつけて逃げるわけにはいかないと、そう感じたのでしょうか。子供に大切なことを教えるため、大人もまた成長する。互いに影響を与え合っていくこの関係性が素敵な作品です。
一方ティファを連れ去ったカリス。今回のカリスは、ティファに服をかけたり、彼女の部屋を訪れようとするなど、ガロードと似た行動を取っていました。また、ガロードが特別な力が無いことに悩む一方で、カリスは特別な力があるが故にティファと触れ合えない悩みを抱えるという対比がなされていたように思えます。相手が今何をしているかが分かってしまうというのも難儀なものですね。
相変わらず面倒なフロスト兄弟が襲ってきましたが、そこで満を持して出撃するのがガンダムXディバイダー!いつでもどこでも対応可能な武装の搭載は理にかなっているものの、本作視聴前は「事あるごとにサテライトキャノン使うんだろうな」と勝手なイメージを抱いていただけに、その目玉ともいえるサテライトキャノンを修復しない展開には驚かされました。でもカッコイイんですよね、ディバイダー…
ともあれ、次回はカリスの秘密に迫ることに。