ウルトラマンデッカー 第13話「ジャンブル・ロック」
絆創膏入れで誤魔化せるディメンションカードケース。そう考えるとGUTSスパークレンスって「持っていて不自然ではない変身アイテム」として非常に有能だったんだなって……そして誤魔化すとすれば「小銭入れ」ぐらいしか思いつかないゼットさんのウルトラメダルのケース。周囲から見えない設定のありがたさを改めて感じた第13話。
マルゥルがネオマキシマエンジンのオーバーホールに訪れたところ、ナースデッセイ号にトラブルが発生。長いこと怪獣被害が無かったところへのスフィア襲撃。スフィアザウルスにより電波障害やら、1年経ったとはいえ地底大決戦時のバトルモード展開、加えてテラフェイザーといった新戦力の開発ともなれば、ナースデッセイ号の整備ばかりに時間をかけるわけにもいかなかったんでしょうね。
デッカーの物語も恐らく折り返し地点である今回は「機械を使うことへの慣れの危険性」や「スフィアの腹の中にいる日常は普通じゃない」など、慣れの危険性がGUTS-SELECTの先輩であるマルゥルから指摘されることに。
「総集編」的な立ち位置の話だったとは思いますが、ただ単に昔を振り返るのではなく、改めて現状の異質さや小さな変化も見逃してはいけないなど、カナタたちのみならず視聴者にとっても気が引き締まる話が展開されていましたね。
そして、ケンゴ=トリガーに関わっていたマルゥルだからこその「気づき」も描かれることに。まぁ「人間がウルトラマンに変身する」事実を知ったうえでカナタの行動を見ると「戦闘中たびたび連絡が取れなくなり、その都度デッカーが現われている」わけですからね。そりゃ気づくわけです。こうしたウルトラマンと関わってきた先輩らしい視点の描写も面白かったです。
しかし、本当にデッカーって何者なんですかね。スフィアとの関係性も気になるところですし……案外同族とか、ダイナに登場したゼルガノイドと何か関係があったりとか……
生真面目サイボーグ、天然爆弾、ノープランゾンビの寄せ集め。しかし、だからこそどんな形にもなれる強さがある。果たしてカナタは何の天才なのか。今後の戦いを前に改めて気を引き締めるとともに、カナタの今後が楽しみとなる第13話でした。次回は……やっぱり暴走するんですかね……というか、させられている……?
絆創膏入れで誤魔化せるディメンションカードケース。そう考えるとGUTSスパークレンスって「持っていて不自然ではない変身アイテム」として非常に有能だったんだなって……そして誤魔化すとすれば「小銭入れ」ぐらいしか思いつかないゼットさんのウルトラメダルのケース。周囲から見えない設定のありがたさを改めて感じた第13話。
マルゥルがネオマキシマエンジンのオーバーホールに訪れたところ、ナースデッセイ号にトラブルが発生。長いこと怪獣被害が無かったところへのスフィア襲撃。スフィアザウルスにより電波障害やら、1年経ったとはいえ地底大決戦時のバトルモード展開、加えてテラフェイザーといった新戦力の開発ともなれば、ナースデッセイ号の整備ばかりに時間をかけるわけにもいかなかったんでしょうね。
デッカーの物語も恐らく折り返し地点である今回は「機械を使うことへの慣れの危険性」や「スフィアの腹の中にいる日常は普通じゃない」など、慣れの危険性がGUTS-SELECTの先輩であるマルゥルから指摘されることに。
「総集編」的な立ち位置の話だったとは思いますが、ただ単に昔を振り返るのではなく、改めて現状の異質さや小さな変化も見逃してはいけないなど、カナタたちのみならず視聴者にとっても気が引き締まる話が展開されていましたね。
そして、ケンゴ=トリガーに関わっていたマルゥルだからこその「気づき」も描かれることに。まぁ「人間がウルトラマンに変身する」事実を知ったうえでカナタの行動を見ると「戦闘中たびたび連絡が取れなくなり、その都度デッカーが現われている」わけですからね。そりゃ気づくわけです。こうしたウルトラマンと関わってきた先輩らしい視点の描写も面白かったです。
しかし、本当にデッカーって何者なんですかね。スフィアとの関係性も気になるところですし……案外同族とか、ダイナに登場したゼルガノイドと何か関係があったりとか……
生真面目サイボーグ、天然爆弾、ノープランゾンビの寄せ集め。しかし、だからこそどんな形にもなれる強さがある。果たしてカナタは何の天才なのか。今後の戦いを前に改めて気を引き締めるとともに、カナタの今後が楽しみとなる第13話でした。次回は……やっぱり暴走するんですかね……というか、させられている……?