ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第21話「ごくラーメンどう」

2022-07-24 10:08:51 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第21話「ごくラーメンどう」

 はるかは震え声の天才だと思う(映画を見た後の感想)。

 さて、先代サルブラザー・白井と邂逅した真一。「先代と出会う」となると、普通は先代に戦い方や心構えを教わりそうなものですが、今回は立場が逆。実はこれまでに5,000人もの人々が力を得ながらも、ヒトツ鬼と戦って「ドンブラザーズ」として認められる前に脱落している事実が判明。白井もその一人であり「何故力を得たのに危険なモンスターと戦わなければならないのか。何故無償で戦えるのか」と真一に問いかける側でした。
 しかも白井が行ったことといえばくだらないことばかり。そりゃ松井組の人たちも怒るってもんですよ……

 思えば、これまで真一はちょくちょくサルブラザーの力を人助けに使っていました。それがここで活きてくるとは思いませんでしたし、彼の空想の力が欲望を捨てる、即ちヒトツ鬼にならないための助けになろうとは。
 真一は何故戦えるのか。その答えは……それも空想、想像するべきなのでしょうね。仮に答えを知ったところで、白井が納得する答えとは限りませんし。考えて、想像したその先にこそ、白井が求める答えがあるのでしょう。

 今回登場したヒトツ鬼は侍鬼。「侍戦隊シンケンジャー」に倣い、顔に「死」、更には胸に「邪」の文字があるヒトツ鬼ですね。どことなくシンケンジャーのラスボス・血祭ドウコクを彷彿とさせます。シンケンジャーが選ばれたのは、「空想」を悪くいえば「嘘」になりますし、終盤衝撃の真実を伝えられた家臣たちが、思い悩みながらも「答え」を出したからかな?と思いましたが、公式サイトを見てみると…あ、そういうシンプルな理由でしたか(汗。

 一方ではるかはソノザに捕まり漫画を描かされる羽目になり、次回は因縁深い椎名ナオキも登場。劇場版ともそこそこリンクしていますが、見ていなくてもさほど問題ないレベルかと。


 また、今回は終始闇堕ちしていたジロウは、徐々に自我らしきものが芽生え始めているドンムラサメの哀しみを感じ取っていました。単なる危なっかしい人格かと思いましたが、相手の感情を察したりと、意外と聡い人格なのかもしれませんね。でも、ドンムラサメが自我を持つに至った過程が少々謎なような…
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仮面ライダーリバイス 第45話「終わらぬ悪夢、守る者と守られる者」

2022-07-24 09:36:28 | 仮面ライダーリバイス
仮面ライダーリバイス 第45話「終わらぬ悪夢、守る者と守られる者」

 バトルファミリアは良いぞ……感想は別に書きますが、色々と見たいものが詰まっている映画でした。でも仮面ライダー五十嵐は……もうちょっと頑張って?あれだけCMで盛り上げてるのに、あの活躍はなぁ……

 さて本編。ギフを封印するという選択は正しかったのかと思い悩む一輝。その不安は的中し、オルテカを包んでいた繭は小さな虫となって彼から分離。街の人々に寄生し、ヘルギフテリアンなどを生み出す事態に発展。更にバイスはギフから執拗に語りかけられ、遂には……
 といった流れの本編ですが、いやー大二と争わないだけで、随分物語がスッキリして見やすいですね(苦笑。ウィークエンドやフェニックス、ベイル、真澄や赤石といった登場人物が減ったことや、今回が「何か虫出た!ギフテリアンも出てきた!ギフも出た!戦う!」とシンプルな流れだったこともあるとは思いますが……でも、シンプル過ぎて物足りなさも感じるという(汗。

 そんな中、「誰だって、本当は守る側でいたいんだ」と、玉置をフォローするヒロミさん、良いっすねぇ…残る、残らざるを得ない辛さを誰よりも深く感じているでしょうし、玉置の師としてこれ以上ない適任です。もっと早く戻ってきてくれればと思わずにはいられません。にしても、この流れ。玉置もいよいよ……?

 一方ラブコフの背中に何やら線が。あれはラブコフが脱皮・成長する証のように思えます。今のラブコフは、いわば兄2人に守られていた頃のさくらそのもの。彼女の悪魔であれば、守られているだけではいたくない!と思っても当然でしょう。一輝、大二に続き、さくらも悪魔との関係を見直すことで、次回のパワーアップに繋がるのでしょう。

 そんなこんなでまた次回。ところでホーリーライブはもう用済みですか…?
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第20話「あまねのマナーレッスン!憧れのレストラン」

2022-07-24 09:00:15 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第20話「あまねのマナーレッスン!憧れのレストラン」

 「えー!?そんなに借りるの!?」マリちゃんに驚愕したゆいの顔、好き。

 さて、ここねちゃんの両親が営むレストランに招かれた一同。が、あまねはゆいとらんの食欲を目の当たりにし、彼女たちにマナーを教えなければと意気込み始め……一方で慣れているここねちゃんは心配していない、というかあまり気にしていないという差も面白いですね。
 というわけで、あまねによるマナーレッスンが始まりましたが、ゆいとらんは不正解の連続で、食事に不安がよぎることに。そんな中、マナーは笑顔のため、思いやりこそマナーだと、両親からの教えを伝えるここねちゃん。

 マナーを「こうしなければならない」「あれをしてはいけない」という「守らなければ怒られるもの」とプレッシャーをかけるのではなく、「食事を楽しむためのもの」として教える……と。折角美味しいものを食べるんだから、楽しい方が良いに決まってます。じゃあ楽しむためにはどうしたら良いのか?をマナーを通して伝える……良いなぁ、この考え方。教え方ひとつで受け取り方もだいぶ変わりますね。

 一向はおめかししてレストランへ。この時の衣装は、どこかプリキュアに変身する直前の衣装に似ていたようにも思えます。
 戦闘後、ゆいの和っぽいドレス姿に見惚れる拓海、良いなぁ!ダンスシーンで照れる拓海も良いですね……最近は割と控えめだったので、久々にこの2人の関係が描写されるのは嬉しいです。今のところは発展の兆しは無いですが、ゆい側が意識し始めるのはいつになるのやら。

 食事に限らず、思いやりの心は大切。ここねちゃんとあまねの仲が一層親密になったところで、また次回。ゆいとここねちゃんのやり取りも好きですが、クールな2人の関係性も好きです。次回はあまねとらんのお話。それにしても、あまね兄2人、本当出番多いっすね…
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ウルトラマンデッカー 第3話「出動!GUTS-SELECT」

2022-07-23 17:06:12 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンデッカー 第3話「出動!GUTS-SELECT」

 遂にGUTS-SELECTとして活動を始めたカナタたち。まずはHANE2が操縦するGUTSホークとの連携……ですが、三人ともなかなか上手くいかず失敗続き。そこでカナタの提案で、HANE2と腹を割って話してみることに。
 この一連の流れが凄く良かったですね。「一年間でカナタとイチカが気の置けない間柄になったんだな」とか「意見を求められたのはイチカなのに、先に答えちゃうソウマくん良い子」とか「ぶつくさ言いながらも座布団に座り、GUTS-SELECT入隊理由を照れくさそうに語るソウマ」などなど、見どころが色々ありました。
 また、ムラホシ隊長は出撃前のカナタを自らの実体験を交えた話で和ませ、カイザキ副隊長はゴモラの弱点を伝え、終わった後はみんなでご飯!……まだ始まって3話。チームを結成してから間もない本作ですが、めちゃくちゃ良い雰囲気のチームですね!時に優しく、時に厳しく若手を育てようとする父、怪獣への知識で支える母、そんな2人のもとで育っていく若手たち…という印象を受けました。ここにアサカゲさんがどのように関わってくるのかも楽しみです。

 そしてHANE2!いやー驚きました。いつものように「墜落⇒脱出⇒変身」の流れかと思いきや、あんな展開が待っていようとは。「ウルトラマンダイナ」のアスカとハネジローよりも、「ウルトラマンガイア」の我夢とPALを彷彿とさせる関係性ですね。
 最後にはまさかまさかの……元々「イケボだなー」とは思ってましたが、そう来るか!と。あんなん見せられたら好きになるしかないだろ!(笑。AIだからか、振り幅があまりにも極端なのが逆に魅力的でしたね。でもこれ、終盤HANE2が再起不能の危機に陥ったりしたら、絶対泣かされるなぁ……(汗。

 そうした頼れる仲間たちと共に立ち向かったのは、古代怪獣ゴモラ、そして古代合成獣スフィアゴモラでした。ゴモラが暴れ出したことにカイザキ副隊長が違和感を覚えていましたから、やはりスフィアが何らかの悪影響を怪獣に及ぼしているのでしょう。今もなお、じわじわと地球のエネルギーが吸収されていて、それに誰よりも敏感に反応しているのがデスドラゴやゴモラといった地球怪獣たちなのかもしれません。そう考えると、危機を知らせに来てくれたような彼らを倒してしまうのは可哀想にも思えますね。
 ですが、何故スフィアはデスドラゴには憑依せず、ゴモラには憑依したのでしょう。単に駆けつけるのが間に合わなかっただけなのか、あるいはスフィアに抵抗する何らかの力を持っていたとか?
 
 ともあれ、スフィアゴモラを前に、デッカーはストロングタイプに覚醒!変身時のアングルが変わるのは良いですね!
 とはいえ、フラッシュタイプの時からパワフルな戦いぶりが印象に残っていますし、見た目も色以外さほど大きく変わっていないように見えました。が、得意のドルネイドバスター!これがまたカッコいい!大きく振りかぶってから、超振動波をぶん殴る!あのパワフルさ、最高です。


 今回最も印象的だったのは、ムラホシ隊長の「今度の戦いがいつまで続くか分からないですから」。この言葉が胸に刺さりました。即戦力となる人材を投入すれば、その場は凌げる。ですが、今度の戦いはいつまで続くか分からない。既に地球がバリアで覆われてから1年という歳月が経過しているわけですから、その考えにも説得力があります。元々人を育てる立場にあったムラホシ隊長ならではの「育成」に重きを置いた方針、良いっすねぇ……


 といった感じの第3話でしたが……控えめに言って、大好きな作品です。個々人の掘り下げ、スフィアにまつわる謎、ムラホシ隊長の育成方針と危機意識、HANE2のキャラクター……見ていてとにかく楽しいし、話やキャラクターがスッと胸に入っていくこの感じ。最高です。
 次回は一般人との交流も見られそうで、楽しみです!
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あの頃「ONE PIECE」 ウォーターセブンとスリラーバーク編

2022-07-22 08:05:41 | 本・音楽
 思いのほか振り返りが楽しかったので、引き続きONE PIECEの思い出語りです。

 空島編の後、まずはフォクシー海賊団とデービーバックファイト!卑怯な手を使う連中ではあったものの、ポルチェちゃんは可愛いし、敵ながら憎めない連中だったため、空島編とウォーターセブン編の間の良い清涼剤になっていたと思います。
 かと思えば、突如姿を現した海軍本部大将「青雉」。あのクロコダイルを倒した技が、ああもあっさり破られたのは衝撃でした。また、青雉が「細かく素性を辿れば骨のある一味」だと評していましたが、ルフィに関しては言うまでも無く、ゾロも最近ワノ国との関連性が示唆されましたし、サンジはジェルマ66、ロビンはオハラ、ウソップは赤髪海賊団で狙撃手を務めるヤソップの息子…彼はこの時点でどこまで掴んでいたのでしょうね?

 続くウォーターセブンでは、最初こそ観光気分で楽しかったものの、メリー号の状況、ルフィVSウソップ、ロビンの離脱、襲撃事件の犯人扱いされるルフィたち…と辛い展開の連続でした。
 そうした展開を経たからこそ、いざ「奪い返す」と決意した後の爽快感は最高でしたね!ロケットマンで一気に突っ込み、エニエスロビーで大暴れ!からの、ルフィの新たな戦法「ギア2」をはじめ、CP9との戦いは非常に見応えがありました。個人的にはジャブラの「月光十指銃」、カクの「周断」がお気に入りです。あとはルッチにトドメを刺す際の、ルフィが歯を食いしばってる姿がめっちゃカッコよくてね…顔が下を向いているのも全身全霊感あっていいんすよ…

 振り返ると、ウォーターセブンでは様々な哀しい「別れ」が描かれていたのだなと。メリー号との別れ、ウソップやロビンとの別れ、親や親同然に接してくれた人物との別れ…様々な別れを経験しつつも、それでもと必死に足掻き、抵抗する様が印象的なストーリーでした。そして最後には思いがけない再会もありましたね。まさかここから加速度的に成長するとは…
 そして新たに船大工が加入。ウォーターセブン編を読みだした頃は、パウリーかカクが加入するものだとばかり思っていたのも懐かしい。


 続くスリラーバーク編。スリラーバーク編の見所といえば、ブルックとの出会いやウソップVSペローナ、ゾロVSリューマのゾンビなどがありますが、個人的にはロビンの変化が印象的です。ようやくルフィ以外を名前で呼ぶようになった時の感動たるや!それでいて、それをドラマチックに扱わず、さも当然のことのように周囲も受け止めているのが良いですよね…
 まぁ、以前の「航海士さん」「長鼻くん」「コックさん」呼びも結構好きだったので、寂しい気持ちがなくもないですが(笑。何気にウソップだけ役職じゃなくて特徴だったのか……また、機会こそ少ないですが、サンジが「ゾロ」と名前で呼ぶシーンも割と好きです。

 クロコダイルに続き、七武海のゲッコー・モリアと戦うことになった麦わらの一味の総力戦は見ごたえがありました。今後の展開を考えると、ここで個々人の強さのみならず、一味の強さを見せることによって、シャボンディ諸島での絶望感が増したようにも感じます。
 モリア戦後、色々あって深手を負ったゾロを、宴会の輪から少し離れて看病するナミやチョッパーも好きだったなぁ……


 といった感じで、続々と仲間が増えたウォーターセブン編とスリラーバーク編でした。これがもう50巻以上前だってんだから驚きです。となると、もうローたちが登場して随分と経つんだなぁ……未だに超新星の面々には「新キャラ」感を覚えますが、だいぶ古株なんだなって… 
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ウマ娘  プリティーダービーを遊ぶ 第1部最終章・後編を読んで

2022-07-21 07:33:49 | ウマ娘 プリティーダービー
 突然のキタサト。ありがとうございます……!


 ということで、先日のアップデートでメインストーリー第1部最終章の後編が実装されました。
 スペシャルウィークをメインに据えた最終章後編。そこで描かれたのは、グラスワンダーと覇を競った宝塚記念、エルコンドルパサーの凱旋門賞、京都大賞典、天皇賞(秋)、そしてジャパンカップ、有馬記念。アニメ1期だと第8話以降に相当します。

 まずは宝塚記念!グラスワンダーが並々ならぬ気迫を滾らせ、スペシャルウィークを徹底的にマークする……という点ではアニメと同様ですが、ゲームでは既にメジロマックイーンVSライスシャワーが繰り広げられた後。そのため、アニメ2期8話でグラスワンダーが感じた「運命的な何か」をゲームではライスシャワーが感じる…という一幕も。アニメとゲームの違いを見ていくのも楽しいですね。
 グラスワンダーの目にゾワッとさせられる、気合に入った演出がなされているので、ぜひ見てもらいたいです。

 続いてエルコンドルパサーが挑む凱旋門賞。アニメではベルサイユっぽい見た目をしている「ブロワイエ」でしたが、ゲームでは史実に則して「モンジュー」!外見からして大きく異なっており、性格はブロワイエよりも好戦的という印象を受けました。強者との戦いに胸躍らせる彼女とのレースは、普段とは異なるレース場での戦いとなるため、そちらにも注目です。ここまで気合を入れているってことは、海外レース実装もそう遠くない…か?

 アニメでは流れるように敗北した京都大賞典ですが、ゲームではとあるウマ娘にとって大事なレースになる…はずでした。単なる「敗北」に終わらせない、良い展開だったと思います。

 そして再起の天皇賞(秋)を経てのジャパンカップ。アニメではエルコンドルパサーの入れ知恵により、ブロワイエに失礼な発言をしてしまったスペシャルウィーク。果たしてゲームではモンジューに言いたいことを伝えられたのかにも注目です。とにかくBGMがズルいんすよ……


 「日本一のウマ娘」とは何か。「日本一のウマ娘」の先に待つものとは何か。トレーナーにとって「スペシャルウィーク」とは……第1部感動のラスト、しっかりと見届けさせてもらいました。やはりスペシャルウィークの「主人公」なんだなと、改めて認識させられるストーリーでしたね。チーム・シリウス初期メンバーであるメジロマックイーンにも見せ場があるのも良き……チームの中でもナリタブライアンは割と控えめに感じますが、ウイニングライブでめちゃくちゃカッコいいシーンがあるのでヨシ!
 個人的には「あの言葉」をグラスワンダーが告げるシーンがめちゃくちゃ熱くて大好き。あと有馬記念は絶対に縦画面で見ましょう!どっちが勝っても胸熱すぎる…!あの演出、他のウマ娘にも欲しいっすね……現在流れているCMもそうですが、可愛い路線だけじゃなく、カッコいい路線でもいけるのがウマ娘の魅力だと思います。


 ……様々な驚きと共に幕を閉じたメインストーリー第1部。そんな中、今回入手できるサポートカードに映る、謎のウマ娘。この子についての推測を目にしました。もし本当なら夢が広がりまくりですが、果たして真相や如何に。仮に違っていたとしても、こうした盛り上がりは楽しいものですね。というか、あれだけのヒントで正体看破できるのって凄いっすね……
 メインストーリー第1部は終わりましたが、物語はまだまだ終わらない。次は一体誰の世代が描かれるのやら。新作アニメに合わせてテイエムオペラオーたちか、はたまたウオッカ&ダイワスカーレットか、ゴールドシップか、キタサンブラック&サトノダイヤモンドか…何にせよ、今後の展開にも期待しております。








 また、今回新たに実装されたライブもめちゃくちゃ良いです。ゴールドシップの位置にキタちゃんを配置すると良い感じにハマってくれました。
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機動新世紀ガンダムX 第11話「何も考えずに走れ!」

2022-07-20 07:26:29 | アニメ・ゲーム
機動新世紀ガンダムX 第11話「何も考えずに走れ!」

 カリス&ベルティゴに完膚なきまでの敗北を喫したガロード。ティファが自ら人質となることで一命は取り留めたものの、気分は落ち込むばかり。
 そんな彼を強引に外に引きずり出したのがジャミルでした。以前ガロードが失敗した際にはお咎めなしという甘い判断をくだしたジャミルですが、同じ轍は踏むまいとしたのか、今回はかなりの荒療治でしたね。この両極端な甘さと厳しさからは、ジャミル自身もどのように接すれば良いか試行錯誤しているようにも感じられますね。

 ガロードに課せられたのは、特別な能力が無くても出来る試練。慎重に事を進め、目的を達成しても決して油断せず、安全が確保できるまで全力で突っ走り、時には仲間の手を借りたって良い……至ってシンプルな試練でしたが、戦いにおける重要な要素が詰まっていたようにも感じます。
 相手が特別な力を持っていようがいまいが関係ない。自分にできること、やらなくちゃいけないと感じることのために突っ走る。試練を乗り越えたガロードの爽やかな笑顔が印象的な話でした。
 ガロードに試練を課したジャミルもまた、何かに挑戦していたようで……ガロードにああ言った手前、自分だけが理由をつけて逃げるわけにはいかないと、そう感じたのでしょうか。子供に大切なことを教えるため、大人もまた成長する。互いに影響を与え合っていくこの関係性が素敵な作品です。

 一方ティファを連れ去ったカリス。今回のカリスは、ティファに服をかけたり、彼女の部屋を訪れようとするなど、ガロードと似た行動を取っていました。また、ガロードが特別な力が無いことに悩む一方で、カリスは特別な力があるが故にティファと触れ合えない悩みを抱えるという対比がなされていたように思えます。相手が今何をしているかが分かってしまうというのも難儀なものですね。


 相変わらず面倒なフロスト兄弟が襲ってきましたが、そこで満を持して出撃するのがガンダムXディバイダー!いつでもどこでも対応可能な武装の搭載は理にかなっているものの、本作視聴前は「事あるごとにサテライトキャノン使うんだろうな」と勝手なイメージを抱いていただけに、その目玉ともいえるサテライトキャノンを修復しない展開には驚かされました。でもカッコイイんですよね、ディバイダー…


 ともあれ、次回はカリスの秘密に迫ることに。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第20話「はなたかえれじい」

2022-07-19 07:23:56 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第20話「はなたかえれじい」

 ルミちゃんが持っていた東京ガイドの表紙の謳い文句「みんな、行くぞォッ!」で、今回登場する敵が五星鬼だと気づいた方もいらっしゃるんでしょうか。

 さて今回はジロウの幼馴染で、いつもアイス食べてる女性・ルミちゃんがやってくる!とのことで、ジロウはカッコつけたいがために。するとタロウは「みんなの勉強になる」とあっさり承諾し、自身は脱退。一同は「ドラゴンファイヤーズ」として活動開始。最初はジロウの特訓にぶつくさ言っていた一同でしたが、人々から賞賛されるに連れて満更でもなくなっていき、その鼻はどんどん伸びていくことに。
 それを危惧したのが「ヒーローとして生まれ、ヒーローとして戦い、ヒーローであり続ける者」介人でした。本作での明確な役割はタロウも知らず、未だ謎に包まれており、ゼンカイジャーの介人と同一人物か否かも定かではありませんが、それでもこの説得力のある言葉は、介人にしか言えませんね。常に全力全開でテンション高めの介人も良いけど、クールでカッコイイ介人も好き。そんでもって、最後にお茶目な一面を見せるところを含めて大好きです(笑。

 にしても、ジロウの「(ルミちゃんとは)別れても別れてない」に反応したのは何故でしょう。ゼンカイジャーの仲間とは、今は離れ離れだけど心は繋がっているとか、そういうことを思い出したのかな?

 また、ムラサメが人工生命体であり、元老院の兵器であること、そして現状が「脱走」扱いであることが明らかとなりました。となればマザーと元老院は立場を異にする別の存在なのでしょう。元老院の上位存在ってわけでもなさそうですね。マザーは元老院もあずかり知らぬところで人工生命体であるムラサメを操り、一体何を企んでいるのやら。元老院、ソノイたちよりも先にタロウを仕留めることで、彼らよりも優位な立場に立とうとしているのでしょうか?


 次回は先代サルブラザー登場。


 ところで、「このあとすぐ!」や玩具CM等で何度も目にしていたためか、ドントラボルト初登場だということに気がつかなかったのは私だけでしょうか(汗。
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仮面ライダーリバイス 第44話「全身全霊をかけて、決断の行方」

2022-07-18 08:03:19 | 仮面ライダーリバイス
仮面ライダーリバイス 第44話「全身全霊をかけて、決断の行方」

 やっとこさ大二との和解に至った第44話。意見が対立し始めたのが第38話あたりですから、話数でみればさほど長いこと対立していたわけではないように感じます。それでも長く感じてしまうのは、この間似たようなことを繰り返していたからかな……今回の一輝と大二の戦いは必要でしたか…?

 命懸けではなく、全身全霊を懸けて大二を止めにかかったのは、久々に変身を果たしたヒロミさん。やっぱデモンズはヒロミさんが一番しっくり来ますね!ここで一輝でもさくらでもなく、ヒロミさんがその役割を担ったのは「血の繋がりがなくても家族になれる」ことを表すためでしょうか。
 そして満を持してのカゲロウ復活、からのエビリティライブ誕生となりました。待機音が「Wing to fly」から「Wings for the future」と複数形に変わるのは好きですし、見た目も好きですが……イマイチ盛り上がれない私がいます(苦笑。大二への理解度が足りないために、ここ最近の展開であまりにもモヤモヤしすぎたためだと思います。ホーリーライブ初変身の際も、カゲロウが散った後の黒い羽が大二に集まっていましたから、復活自体は違和感ないのですが……「失敗してもやり直せば良い」って「失敗したけど復活したからOK!」ってこととはまた違う気がしないでもない。

 そもそも「ギフは強すぎる!逆らっても犠牲者が増えるだけだ!だからギフに服従してでも平和を手に入れようとしているのに、どうして誰も分かってくれないんだ!」という話だったと思うのですが、それがいつの間にやら「カゲロウとの戦いは無駄にしたくない!後戻りできないんだ!」にすり替わっているように感じていました。
 ただ、ここ最近の話を改めて見返すと
 ・カゲロウを倒し、生き永らえた命なのだから、抵抗して命を散らしてはカゲロウに申し訳ない
 ・カゲロウのように、非情に徹してでも人々の命を守ろうとしていたが故の正義の暴走
 ・フェニックスを正しい組織にしようとしていたのも、カゲロウと決別したが故の決断
 といった印象を受け、そこまで不自然な流れでは無かったようにも思えます。ですが、それでも誰かしらカゲロウに触れてくれていればと思わずにはいられないうえに、その過程で特に何も進展しない兄妹喧嘩を見せられ続けられてもねぇ……あと、カゲロウカゲロウばかり言ってますが、独りよがりの正義の危険性を教えてくれた朱美さんのことも少しは思い出してあげた方が良いんじゃないかと…

 次回はバイスに異変が起きる模様。それにしても一輝の存在感が絶妙に薄いように感じる……「魂の兄弟喧嘩」と銘打っておきながら、結局大二の説得は元太とヒロミさん頼みでしたし……
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第19話「みんなでデコレーション!お兄さんへの贈りもの」

2022-07-18 07:15:15 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第19話「みんなでデコレーション!お兄さんへの贈りもの」

 もしかしたら歴代追加プリキュアの中で一番好きまであるキュアフィナーレ。目が良いよ、目が。

 さて晴れて4人目のプリキュアとなったあまね。親しくなっても口調は変わらず、むしろこのイケメン口調の美少女、というギャップが溜まらなく好きになってきました。立ち居振る舞い全てがカッコいいのに、ちょっと無粋だった兄に対してふくれっ面を見せるところがまた可愛い。あと、加入して間もないのに距離感が全く感じられないの、良いっすね…
 今回はそんなあまねの加入を祝しつつ、兄2人のために誕生日ケーキを作るお話。ここねの蕩けるような「あまね…」呼びが可愛かったり、ここねとあまねが良い感じのペアだったり、と、色々微笑ましく見させてもらいました。
 ただ一点。キュアフィナーレの技「プリキュア・フィナーレ・ブーケ」。めちゃくちゃカッコいいんですが、一瞬フィナーレの全身がシルエットになり、目だけが光っていますよね!?あれ何なの!?めちゃくちゃカッコいいんですけど!?いくら目が印象的なプリキュアとはいえ、ここまで強調されるのは珍しいように感じます。

 そんな中、ブラペこと拓海ですが、ゆいの危機にはせ参じたものの、救助したのはあまねでした。前回誕生の場面に立ち会っていなかったため、あまね=キュアフィナーレであることを知らないばかりか、そもそも4人目のプリキュア誕生すらも知りませんでした。このまま特にこれといった活躍も無いまま時が過ぎていき、ゆいを守ると意気込んだものの上手くいかず、気分は落ち込むばかり。そんな彼の闇に漬け込んだナルシストルーの手によって、ブラペが敵に!……などという展開が頭をよぎりましたが、もしかして今期ニチアサ3作品、全部闇落ちスイッチ入っちゃう感じですかね?(苦笑。

 また「マリちゃんは、以前レシピボンを盗んだのはクックファイター・シナモンだと思っていたが、あまねはブンドル団だと聞いていた」という一幕も。シナモンが拓海の父・門平だとすると、第13話で描かれた20年前の彼は「飲まず食わず」「料理には詳しいが料理人ではない」「拓海の母親と一緒になれない理由があった」という状況でした。
 シナモンはレシピボンを読みたいがために、ブンドル団に手を貸したものの、罪悪感に苛まれてブンドル団から奪い返した後、ゆいたちの世界に移動。そこで拓海の母親と一緒になる…という流れでしょうか?

 ともあれ、次回は眼鏡あまね登場!ところで今回から夏服に変わりましたが、EDは前回同様フィナーレ追加版。OPもあまねとフィナーレは追加されましたが、変化は少な目でした。
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