JBL#375を使ったシステムを3セットも持っているので、これ以上SPを置けるスペースが無いのだが、手元に置いて置きたいSPは有る。
オールドタイプのSPになるが、JBL L-101、ALTEC#620A、サンスイSP-LE8T、タンノイ ⅢLZ、そしてクウォードESL。最新のESLも非常に興味津々なのです。
ランサーL-101は菱目のサランネットと大理石の天板が美しいSPだと思う。ウーハーはLE14A、中高域は175DLH。ウーハーはそのままでも使えるが、175DLHでは中域が物足りなくなるので、LE85+075辺りを組み合わせたくなる。かなりしっかりしたJAZZサウンドに出来ると思う。もちろん専用トレールで高さを40cm程上げて使います。
ALTEC#620Aは604-8Gのユニットを使ったシステム。これ1台有れば相当なエネルギーまで対応してくれる。同軸2ウェイですので「定位」の素晴らしさは格別。CDPやアンプをセレクト出来れば相当なクウォリティを出して来てくれる。リボン型のスーパーツィターを追加すれば、空気感にも対応できる。
サンスイSP-LE8Tは非常にバランスの優れたSPだ。音の繋がりが素晴らしく、高域さえ欲張らなければこれ1台で何でもこなしてくれる。6畳間ぐらいでは丁度良い音量だ。高域にリボン型ユニットを組み合わせれば高域不足はなくなるだろう。このSPにSTM-22のトレールを組み合わせると再生音が「大化け」する。旧事務所でも5セット程使っていたが、STM-22との組合せでは38cmクラスの低音が出て来る。16Ω仕様が好みですね。
クウォードESLは静電型SP。40年前に聴いた事が有るが、その音の柔らかさにはビックリした記憶が有り、室内楽のヴァイオリン等は本当に素晴らしい質感だった。その後、ESL63等最新のESLまで非常に好ましいサウンドだと思う。オーディオショーに行っても、自分の感性に有ったバランスや質感を出してくれていたのはESLのブース、ESL#2805?も素晴らしい質感だと思った。
自分のメインSP3セットの音の感じは、ESLと近いものが有る。エネルギー感はJBLですのではるかに有りますが、音の出方や質感はESLに近い感じだと思う。いずれか1セットはゆくゆく手に入れたいと思っている。