昨日はリボン系ユニット3セットの接続を外して鳴らしていましたが、ツィーターの再実験をして見ました。
ゴールドウィングを挟んで手前に見えているのがハイルドライバー、反対側にビクターリボン(特注木箱入り)、上がデッカリボンの3セットのリボン系ツィーターを使っていました。
追加ユニットを一セットづつ接続して聴き比べをしました。1セットの追加だけなら問題なく動作しています。最後に追加したのが「ハイルドライバー」。と云うことは、デッカリボンとビクターのリボンは追加出来そうだと思います。
とりあえずハイルドライバーだけを接続して鳴らして見ました。#375本来の反応の良いキレとヌケはそのままに、飛んでくる音が柔らかく優しくなります。この効果の為にハイルドライバーを使っていたのですが、当面は諦めざるを得ません。チョッと音が重く・暗くなるように感じます。
次にデッカリボンのみの接続。中高域の瑞々しさが出るのですが、設置位置が高い事もあって、音の重心がゴールドウィングの高さになります。(使わない時はウーハーとゴールドウィングの中間の高さ) #375とのパラレル接続では音がチョッと重たくなる。
最後にビクターリボン。高域が伸びて奥行き方向(空間成分)が出てきます。これだけだと高域がチョッと細身になります。
単体の評価を終えて結論は、JBLオンリーの4ユニットシステムが一番音が軽いです。元々3ユニットの3ウェイに対し、1ユニット追加していますので、音数的には十分な情報が出ています。周波数レンジ的にも3ウェイでカバー出来ています。先日のCDP・DAC、プリ・パワーアンプへのFXヒューズの導入効果で、音の密度感やキレ・ヌケ・ノビも十分だと思えます。
パワーアンプはWE101Dpp-2号機に限定します。その理由は「ローインピーダンスに強い」からです。内部に一般の管球アンプでは使用しない様な大きな容量のコンデンサーが入っています。 何台も管球パワーアンプを見てきましたが、こんな大きなコンデンサー容量ははじめて見ました。トラぶらない機器が一番です。