JBL#4311ウーハーの修正

以前にも書きましたが、JBL#4311の左chのウーハーが「ビビり」音を出していました。その対策として、ウーハーを回転して取り付け直しました。チョッと音量を大きくすると治るのですが、音量が小さいと「ボソボソ」と濁った音になります。原因は「ボイスコイルの芯が出ていない」事による「こすれ音」だと思います。偶に「小さな音量」にしたい時が有ります。そんな時に非常に気になっていました。



不具合のウーハーをよく見ていると、クロスエッジの一部分に「よじれた」部分が有ります。この「よじれた」部分の分だけ「芯」がズレていると思います。



この対象法として、このクロスエッジの部分にはタールが塗布して有ります。タールを少し溶かして広げてやれば「コスレ」は無くなると思い、ホットエアーガンを弱にして20分ほどこの部分を温めて見ました。（暖まると元に戻る力で広がると推定）



ホットエアーガンで慎重に温めてからは、小音量でも「ボソボソ」音は出なくなりました。ようやく安心して使えそうです。治らなければウーハーを良品に買い替えるか？修理するしかないと思っていたので、うまくいったおかげで費用が掛かりませんでした。1週間ほど前に対策したので、その後は不具合の発生が有りません。治ってくれていれば有難いです。