Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アンプなどは「物性の音」が有る

2024年06月13日 | ピュアオーディオ


写真にあるマッキントッシュMC-2600などは重量が約60Kgもある。重たいアンプ程「重低音」が出る傾向が有る。昔は(1970年代)重量1Kgあたり¥1万円とまで言われたほど、重いアンプがもてはやされた。


上の段のアンプはディネッセンの重量約10Kgのパワーアンプ。下段はパイオニア エクスクルーシブM4パワーアンプ、27Kgもあった。当然、この2機種を比較しても重量の差は歴然、ディネッセンからは軽い粒立ちの良いサウンドが出て来る。M4の方はしっかり重心の下がったサウンドが出て来る。

どちらが良いとは一概に言えないが、「重量」によって「物性の音」が有る事を知って欲しいと思う。MC-2600の様に重量が60Kgもあると、一人でレイアウト変更するのはまず無理。私が現在一人で扱える重量は30Kg以下だと思う。体力が落ちれば更に下がっていくだろう。その為に、先を読んでディネッセンの10Kgぐらいのアンプに触手を伸ばした。自宅システムは、SPシステムを除いて、使っている機器のほどんどは10Kg前後と軽量化を図っている。