Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アキュフェーズ T-1000チューナーのトラブル

2019年09月20日 | ピュアオーディオ

アキュフェーズ T-1000チューナーを導入して3年ほど経つが、今年8月から「受信不良」のノイズが出たりでなかったり、9月からは受信そのものが出来なくなっていた。それでも毎日電源を入れていた。

それが昨日から「受信OK」になっていた。ノイズもなくなっている。従来通り「問題なし」の使い方が出来る様になって来た。一時は「修理」を覚悟した。

なぜ受信不能になっても「電源」のON・OFFをいつもの様にやっていたかと云うと、「機器の活性化途中の症状」かも知れないと思ったからだ。当方の最高峰の電源ケーブルとラインケーブルを使用している。ソース機器ですので「電源ケーブル」による活性化の途中で、パーツがイレギュラーを起こしたかも知れないので、従来通りの電源ON・OFFを繰り返していたのでした。どうやら予想通りにこのチューナーが活性化をしたのかも知れません。昨年6月に電源ケーブルを交換していますので「2000Hr」ぐらいになったのかも知れません。

昨日は3時間ほどじっくりとチューナーのサウンドを楽しみました。受信のトラブルもなく従来通りに使えます。この調子なら問題なく収まりますね。T-1000は2005年発売ですから私のシステムでは比較的新しい機器です。

悲しいかな?又してもリボンが飛んでる!!!

2019年09月19日 | ピュアオーディオ

近所の常連さんに昨年お譲りしたDECCA リボンツィーター「PW8」。無残な形で帰還。当方のTW47(新品)と交換で引き取った。


確か今年の3月に片側のリボンが焼けたので交換してあげた。普通なら壊れる事はないのだが、この常連さんは「毎日レイアウト変更」をやっている様で「トラブル」が絶えない。リボンを破損したときの状況を聴いた処、「電源を入れっぱなし(多分音楽が流れていたであろう)の状態でSPを動かしていたら落としてしまった。」との事。・・・「常識外」の一言。

今回は、両ch共にリボンが吹き飛んだ状態!!!・・・・当方としては「絶句」。この常連さんは何処かおかしいとしか言いようがない。ケーブル類のトラブルも繁茂ですし、SPユニットも飛ばす(JBL L26のツィーターも飛ばす)、おまけにL26のツィーターを自前でユニット購入して交換されたのは良いが、「アッテネーターが効かない」と当方に文句を言われる始末。「SPを持って来て」もらって交換されたユニットを見て「絶句」。コーン紙が破れてまともな音が出ない状況。ユニットを当方の手持ちのモノに交換して正常化。アッテネーターも効くようになった。

さて回収したDECCAリボンツィーターは当方に帰って来た時は「タバコまみれ」で黄ばんでいたが、アルコール綿で丁寧にふき取ったので写真ぐらいの白さに戻った。落下されているので片側1個が傷まみれになっている。用心して整備していきたい。交換用リボンは2枚確保していたが、前述の様にこの常連さんの為に1枚使用している。残り1枚しかない。もう1枚確保しなくてはならない、

このDECCAリボンツィーターは、世の中に出回っている数が少ない。本体を持っていない事には先に進めない・・・と云う事で当方の手持ちのユニットと交換してもらった。常連さんもユニット交換でほくほく顔で帰って行かれた。

「音質」には録音・再生システム・聴き手が入ってくる

2019年09月18日 | ピュアオーディオ
「音質」を追及していていつも気になるのが「録音」の問題。良い演奏なら録音なんてどうでも良い・・・と云う訳には行かない。古い録音と最新の録音では「音数」があまりにも違いすぎる。

例えば、1950年代の「モノラル録音」。録音の良いものも有るが、当時の録音機材やノウハウ等は「商業化」が始まったばかりの地点である。クラシック音楽では「フルトベングラー」や「ギーゼキング」等が代表アーチストであろう。JAZZでは1950年代のJAZZが本物であろう。

現在の再生システムでそれらを再生するとどうしても音数が足りない。「電気仕掛けの音」で有る事が直ぐ分かる。最新の録音(2000年以降)では「自然な音」にする事が出来るが古い録音では「自然な音」には到底たどり着けない。

現状の再生システムは「最新録音」で評価するのが良い。如何に「目の前で演奏しているかの様な」再生音に出来るか・・・がカギだ。その為には高SN比が欠かせない。「音が透けて」くれなくてはどうにもならない。「ベールを被った音」から「すべてのベールを取り去る」事が必要だ。「見通しの良い音」と私は呼んでいる。

「見通しの良い音」を得るには、機器類のグレードを上げることも必要だが、「ケーブル類」のグレードを上げない事には到達しない。「ベールを被った音」はほぼケーブル類で発生している。

聴き手も「良い音の基準」が理解されていなければならない。どんな装置で聴いても「良い音だ」・・・等と云う事はない。そんな感性では何も始まらないし、始められない。「音質」の本質が理解されていないと同じと思う。音の良し悪しを聴き分ける感性がなければ「見通しの良い音」の理解もないだろう。

本末転倒な対応

2019年09月17日 | ピュアオーディオ

本来なら「完成したメインシステム」で「音楽を楽しむ」のが本筋であるのにサブシステムばかり使っている事に「本末転倒」な対応を感じる。サブシステムがいくら頑張ってもメインシステムの表現力には程遠い。


「オーディオ遊び」としてはサブシステムは面白い。「音質を引き出す」作業をしているからだ。オーディオ愛好家と音楽愛好家が瞬時に切り替わる。なかなかこの辺のさじ加減が難しい。


今本当にやらなければならないのは「自宅システム」。音楽部屋でサブシステム2セットとメインのオリンパスシステムをお腹一杯音楽を聴いて帰ると、自宅システムでは音楽を欲しない。聴けても22時から23時までの約1時間が精いっぱい。まだまだ鳴らしこまなければならない時だが、鳴らす時間に苦慮している。

自宅システムではゴールドベルク変奏曲やシューベルトの幻想曲ハ長調(さすらい人幻想曲)等を主に聴いている。他にカザルスやリパッティの録音の古いもの。静かに音楽を楽しむ・・・様な使い方では「鳴らし込み」に時間がかかる・・・悩ましい処だ。

サブシステムではショスタコービッチ:JAZZ組曲を最近はよく聴いている。有名な「セカンドワルツ」が入っている。

メインのオリンパスシステムでは、録音済で未確認のMDをとっかえひっかえ聴いている。録音がまずいものは「消去」して再録音用にする。この作業が大変です。


連日鳴らし込みを続けている・・・

2019年09月16日 | バイクツーリング

まだサブシステムを2セット稼働させている。KT88ppパワーアンプとディネッセンアンプのラインの2系統。毎日通電させ実際に音を出して「お守り」をしています。自分ではごく普通にやっているのですが、機器には相当な負担が来ているかもしれません。

パイオニアのC3+M4の組み合わせなどを使うと判ってきます。45年前の機器では相当部品が消耗してきています。入手して1年目は、「不具合の是正」でノイズが出たりでなかったりしながら安定の方向に行きました。でも2年目以降はCR類のパーツが死んでいくようです。最近は「だましだまし使っている」と云う様な表現が合うかもしれません。



Google Homeを再セット

2019年09月15日 | ピュアオーディオ

前回9月8日にGoogle Homeをセットして使い出しました。ちょうどその頃、孫達にSSD仕様のノートPCをプレゼントしました。その時に孫息子が「Google Homeも欲しい」と云ったので、そのまま孫息子の処に行きました。仕方ないので再度購入して昨日再セットしました。NeXsus7が古い型なのでスピードが遅い上に、Wi-Hiが途中寸断してまともに使えない状態で悪戦苦闘して1時間ほどかかりました。結局初期化まで遡りました。



このGoogle Homeは割と「低音」と感じるサウンドが出ます。音のバランスは2等辺三角形の形で低域が豊かです。繊細感はないですね。「ラジオの音」ぐらいの感じです。これに「ピュア2chオーディオ」の音質を求めてはいけません。ラジオ感覚で使いこなしたいと思っています。


JBL#4425 は良く出来たサブスピーカーだと思う

2019年09月14日 | ピュアオーディオ

JBL#4425は良く出来たサブスピーカーだと思う。最低再生周波数も40Hz有るので低域に関しても申し分ない。このSPとの出会いは26年前になる。当時はJBL#4343のサブSPとしていたが、#4343の38㎝8ウーハーに対し30㎝ウーハーでは「最低再生域」の違いはどうしようもないが、#4343の神経質な鳴りに比べるとイージーに高音質でバランスの良いサウンドを出してくれる。かなり気にいっているSPです。



このSPを当方の専用SPスタンドに乗せると、さらにスケール感が増して音の表現力が豊かになります。フローリングの部屋で使えばその実力がはっきり出てきます。メインSPとして使えるほどです。

現在上にのせているD208システムと交代で鳴らしています。専用のアンプとしてパイオニアのC3+M4を当てています。SPもアンプも自分の持っているノウハウやスキルで「自分仕様」に改善していこうと思っています。さらに質感のアップやスケール感のアップ等如実にグレードアップしたサウンドとなって行くでしょう。サブSPシステムはこれでお終いにしたいと思います。


継続は力なり・・・と云うけれど

2019年09月13日 | ピュアオーディオ
仕事をして行く上で「継続は力なり」という言葉を信じて、「前進あるのみ」と思って来ました。コツコツ日々の努力を積み上げて行って、全てが揃った時に一気に大きな成果が出てきます。オーディオの「音質アップ追及」も似たようなものだと思います。

昨日M4パワーアンプを修理に出しに行きました。片道2時間(往復4時間)をこの暑い中熊本県西原村へ行って来ました。帰ってきたら疲れて昨日はすぐに就寝しました。45年前の古いアンプに拘りはないけれど、自分が使う為には「自分仕様」と云うモノを決めています。自分が使うならこのグレード・仕様にしなければならないと思っています。

インレットやRCAソケット・SP端子類等の規格を統一して置くと、ケーブル類の入れ替えが非常に簡単になります。使えるグレードも揃えられます。

何よりも「故障」しているものは、治して直ぐに使えるようにして置く事が肝心な事だと痛感しています。溜め込むと「故障品ばかり」になってしまい、後で嫌な思いでしか残りません。一度に修理代が掛かってきます。

やっとM4パワーアンプを修理に出すことに

2019年09月12日 | ピュアオーディオ

またパワーSW(電源SW)が故障して眠らせていた、M4パワーアンプを修理に持って行く事にしました。同じパワーSWの故障でもモードが異なります。前回のモードは、プッシュSWのON・OFF動作は正常でしたが、内部でショートしてOFF出来ませんでした。今回はプッシュSWのON・OFF(ロックしない)が出来ないモードです。SWの引っ掛かりがなくなった状態です。45年も前の機器ですのでプラスチック部分が劣化しているのかもしれません。

修理は「代替品」SWに交換する事になります。ついでに、裏面のRCAソケットも強化型に交換します。安心して使える事と音質アップさせる事が目的です。

機器は「故障しない」事が重要です。安心して使えないと精神的に良くありません。しかし、何度も27Kgもあるアンプを抱える事には苦痛を感じます。ぎっくり腰にならないように注意しなければなりません。


毎日「オーディオ・音楽三昧」で飽きは来ない?

2019年09月11日 | ピュアオーディオ

この16年間、毎日「オーディオ・音楽三昧」の日々を過ごして来ました。その中でも「音質アップ」に拘り続け「成長」して来ました。



一般の方はオーディオ雑誌の影響で「機器の入れ替え」(アンプ・スピーカー等)ばかりしていらっしゃる方もいます。そんな方がオーディオマニアの90%を占めるのではないだろうか?

自分もご多分に漏れず同じ事を繰り返して来ましたが、ある日「スーナーケーブル」を使ったRCAケーブルを使って「激変」を知りました。それからは原理的にも「ケーブル・内部配線」の重要性に気付きました。機器の入れ替え(上級品へのグレードアップ・・・当然金額も嵩みます)をしても「器が少し大きくなったぐらい」の違いで質感等も「微妙」に変化します。しかし、本当に良いケーブルで「伝送の原理」を考えてやるととんでもない「激変」(次元が変わる)が来ます。アンプの中のコンデンサーの交換の変化など「重箱の隅」をつつくような変化でしかない。

ただ「良いケーブル」程、「反作用」で短期的に「ふん詰まり」のサウンドにしてしまいますので、「良いケーブル(性能の高い)」程、一般の方には受け入れられません。何故なら2000Hrの鳴らしこみをして「機器の活性化」を待たなければならないからです。

一般の方が「累計2000Hr」を鳴らすには3年以上(2Hr/Day鳴らしたとして)掛かります。この期間を知って鳴らせる方はほぼいない。多分この時間は待てない。繋いで初めの30分で判断しようとするでしょう。・・・これは私から言えば、「アンプも温まっていない・ケーブルのプラグも馴染んでいない」状況で、とてもまともな判断が下せる環境・状況ではない。こんなのがオーディオ雑誌の特集でまかり通っているからいつまでたっても進歩がない。

本当の音質アップは(維持)「管理」と「改善」で成り立っていると云う事を認識すべきだと思う。階段を一歩づつ上って行く様な地道な努力が必要。一発満塁逆転ホームランはまぐれでしかないし、他の機器で再現は出来ない。技術の積み重ねが大切である。