Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

KT88ppパワーアンプが少し鳴り出した

2019年09月10日 | ピュアオーディオ

先週から鳴らし出したKT88ppパワーアンプ。お客さんとアンプ交換で鳴らしています。私の方が鳴らす「時間」が長いので「活性化」させる事が早いからです。毎日3時間以上鳴らしています。(1週間で20Hr以上・1ヶ月で約100Hr) お客さんは仕事で忙しく、土日に集中して聞かれるタイプ。これでは毎回「イニシャル」の状態。連続して鳴らしてやらないと「活性化」はしません。


電源ケーブル・ラインケーブルもGスターシリーズ、SPケーブルは最高峰のシリウスシリーズ。この組み合わせで鳴らし込みます。半年も鳴らし込めば現在のM4パワーアンプクラスくらいのサウンドにはなると予想しています。

不要品処理をしてスペースを確保してから、SPの#4425の内部配線を交換しようと思っています。その頃にはかなり活性化していると思います。急がずにのんびりと鳴らし込みます。

チャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」はドラマチック

2019年09月09日 | ピュアオーディオ
昨日は孫達に最新PCをプレゼントして来ました。息子が中学生になった時に「PC98」をプリンター込み1セットを¥30万円で買ってあげたのを覚えています。約2ヶ月分の給料でした。PC言語を使って「ゲームを作る」手ほどきをして、しばらくは遊んでくれましたが、3ヶ月で放置されました。結局6年後にはゴミとして出しました。

そう云った経験を持っているので、孫達が「欲しい」と云うまでは動かない事にしていました。5年程待ってやっと「欲しい」と言い出しましたのでプレゼントして揚げる事にしました。そのついでに先日立ち上げた「GoogleHome」も欲しいと言ったので、勉強の足しになればと、こちらもプレゼントしました。孫も中学2年・3年生の年子です。

息子宅へ行ったり来たりして疲れました。午前中に完了。午後からは気温が高いのでクーラーを入れて、チャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」をかけて聴いていました。指揮・演奏はベルナルト・ハイティンク/アムステルダム・ヘボウ・オーケストラ。

「冬の日の幻想」は好きな曲の一つで、チャイコフスキーの曲はバレー曲も併せて「ドラマチック」な曲が多いです。聴いている内に途中でウトウトしかけましたが、ダイナミックな演奏で気持ちが浮き立つような感銘を受けました。

夜は自宅システムでNHK-ETVの9時からの「クラシック音楽館」で、ブルックナー交響曲第3番「ワグナー」をパーヴォ・ヤルヴィ/NHK交響楽団で聴きました。この曲は20歳くらいの頃、ハンス・クナッパーツブッシュの演奏で1楽章の終盤の低弦の迫力が耳に焼き付いています。好きな曲ですのでついつい最後まで聴いてしまいます。4楽章は非常に特徴的なメロディで始まります。


Google Homeをやっと使える様にした

2019年09月08日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

昨年の3月16日に入手した「Google Home」をやっと使える様になった。1年半も眠らせてしまいました。

「Google Home」を動かす為に購入した「Nexus 7」の設定と云うより、Wi-Fiに「接続中」で先に進まず、何度繰り返しても同じで諦めました。

先日近所のお茶屋さんに行ったら、この「Google Home」を使いこなして有るのを見て、再度挑戦する事にしました。

「Nexus 7」は非常に古いタブレットです。「GoogleHome」に使うだけなので安く上げました。昨日、何とか出来ないか?と思い、「Nexus 7」で検索すると、「初期化」と云う手が有る事を知りました。

「初期化」するだけでもスピードが遅く、おまけにタッチパネルの反応もイマイチで何度もやり直してやっと初期化できました。後はスムースに進捗してやっと使える様になりました。これからはBGMや英会話の練習に使いたいと思っています。

真空管アンプの良さは「古典管」に有ると思っている

2019年09月07日 | ピュアオーディオ

マッキントッシュのMC275に使われていたKT88球やマランツ#9や8Bに使われていた6CA7(EL34)の球に憧れる方が多いが、KT88や6CA7等は1950年代後半から1960年代に作られた球だ。割と「出力重視」で作ってあるビーム管です。大量生産品でもある。


こちらはWEの古典管101Dの一般的なST球 。テニスボールと呼ばれる「球状」の球もある。

以前6CA7の球も中国製・ロシア製・日本製(松下製)・英国ムラード製等を集めて比較した事もあるが、中国・ロシア・松下製等では到底英国ムラードのEL34には勝てません。英国ムラードは別グレードの球でした。

球の形から「ナス球」と呼ばれる古典管達があります。(手作り時代のモノ) 個人的には非常に興味があります。PX25や71等まだ試していない球が沢山あります。しかしこれらの球はもう70年以上の球になりますので集めるのも大変です。現在所有されている方は殆ど手放さないでしょうから、試すチャンスは来ないだろうな・・・と思っています。(すでに管球アンプをたくさん持ちすぎている・これ以上増やしてどうする?)




GD KT88ppパワーアンプを鳴らしだしました

2019年09月06日 | ピュアオーディオ

お客様とスワップしてお借りしているGDKT88ppパワーアンプを鳴らし始めました。このアンプは非常に作りが良いので、「鳴らし込み」すればもっと良いサウンドがすると思っています。


組み合わせるプリアンプはC3。スピーカーはJBL#4425です。これで今月いっぱいはこのまま鳴らし続けます。どこまで活性化してくれるのか楽しみです。


先週このアンプの裏ブタを外して内部のパーツや配線の種類等を確認しています。非常にアンプ作りに精通された方が作ったアンプだと云うのが分かります。


このアンプのオーナー様も球やパーツにこだわりを持っていらっしゃる様です。いい球を揃えていらっしゃいます。



またM4パワーアンプの電源SWの修理をしないと・・・

2019年09月05日 | ピュアオーディオ


先週末、M4パワーアンプの電源SWでON・OFFが出来なくなった。前回はプッシュSWのON・OFFの切り替えは出来ていたが内部でショートしていた。今回はON・OFFが出来ないモードで「引っ掛かり」が無い状態。修理に出す予定だが、まだ動けないでいる。先週購入したものの「受け取り」をしないといけない。オーディオとは関係ない商品だが、「再配達」はさせたくない。


パワーアンプには困らないので、現在はGE6550ppアンプを使っている。こちらのアンプを使うと#4425が「ふん詰まって」しまう。聴いていて音が伸び切らないのでイライラしてしまう。GE6550ppアンプが悪いのではなく、スピーカーの内部が「情報伝送」が不十分な為「ふん詰まる」のです。GE6550ppアンプの内部配線はラインケーブルと同じ配線で配線していますので超高速伝送します。


PC作業中に4425を鳴らして(BGM)、ちょっと良い音で聴きたい時にはディネッセンのアンプでD208システムを鳴らしています。明らかにこちらのシステムの方が音質レベルが高いです。音のキレや余韻・音数が違います。4425の内部配線がJBLオリジナルでは「生クラな音」に聴こえてしまいます。SP箱内配線を交換したい気になってしまいます。

相変わらず自宅システムでゴールドベルク変奏曲

2019年09月04日 | ピュアオーディオ

相も変わらず自宅システムでは2つの「ゴールドベルク変奏曲」を主に聴いています。ただづっとこの曲ばかりだと気分が載らないので、たまにはリパッティの「主よ人の望みの喜びを」やカザルスの「ホワイトハウスコンサート」、ユンディ・リ「ショパン:ノクターン」等を聴きます。

昼間、「音楽部屋」で午前中サブシステム(イージーリスニング系)を2セット、午後からオリンパスシステムをお腹いっぱい聴いていますので軽めのメニューにしています。

「音楽部屋」では不用品の処分を始めたいと思っていますが、なかなか手を付けきれません。・・・何だか段々ものぐさになって来た様な・・・。気合を入れなおさないと片付けできません。片付けないとオリンパスを広い部屋で使う事が出来ません。

KT88ppパワーアンプの内部は・・・

2019年09月03日 | ピュアオーディオ

先週持ち込まれたKT88ppパワーアンプ。マッキントッシュMC275をコピーしたアンプの様だ。一応サウンドは持ち主と一緒に確認した。自分の作ったGE6550シングルアンプの方を交換に貸し出している。


昨日このアンプの内部配線やパーツ類・作りを確認した。パーツ類は非常に良いものを使ってある。配線材はWEの16GA撚線をメインに使ってある。「作り」も非常に丁寧に作って有り良い。非常にアンプ作りに精通した人が作っている様に感じる。



しばらく私の処で使って見て「活性化」させて見たい。ちょうどうまい具合にM4パワーアンプを修理に出さなければならない。その間、しっかり鳴らしこんで見たいと思うが、その前にGE6550ppパワーアンプを繋いでしまった。また接続替えは面倒くさいな・・・。もうしばらくたってから繋ぎ変えて使って見よう。



またM4のパワーSWがトラブった

2019年09月02日 | ピュアオーディオ

昨日の夕方、写真を撮る為に電源SWを入れた。ここまでは正常だが「OFF]しない。またパワーSWが壊れた。仕方がないので電源ソケットを抜いて消電。また修理にもっていかなければならない。・・・あーあ・・・溜息・・・。

このアンプは27Kgと重いので修理に出すのも一苦労です。やっとまともに使えると思ったのも3か月の夢でした。ついでに裏面のRCAソケットも強化型に交換しようと思う。


なかなか思う様には行かない。まだ祟るのか?・・・と云いたくなる。ついでにC3の残りのRCAソケット交換もお願いするか?・・・と考える。

お客さんのアンプを比較試聴

2019年09月01日 | ピュアオーディオ
昨日は福岡の常連さんがパワーアンプを持ってこられた。急遽アンプの視聴比較をおこなっった。サブシステムのC3+JBL#4425システムで実施しした。




1)お客さんのKT88ppアンプ・・・出力40W/ch前後
2)エクスクルーシブ #M4パワーアンプ・・・出力50W/ch
3)SuperTrail(自作:GE6550シングルアンプ)・・・出力2.5W/ch



順になら鳴らしていると、1)のKT88システムは「音の広がりがない」・・・詰まった様な音に感じる。 2)M4の音は1)よりましな音。 3)SuperTrail仕様の音(内部配線をGスターケーブル)にしたアンプ。出力差でボリュームの位置は異なるが、 3)の「SuperTrail仕様」のアンプを聴くと他は聴けなくなる。音数・音の表現力に明らかな大きな違いがある。どれが良いかと云うと、2.5W/chのSupreTrail仕様のアンプになるだろう。どなたが聴いても判ると思う。JBL#4425でも0.5~1W/chぐらいの出力で普通に聴けると思う。



音質は1)は「詰まった音」で音の広がりがなく、「ふん詰まった音」で音の広がりや音数が少ない。2)はソコソコ活性化して1)より音の広がりが有る。3)は出力2.5W/chしかないが一番音数が多く、音楽は楽しく聴こえる。

ご本人もその実際を聴かれて納得されたようだ。取り合えず当該のSupreTeail仕様のアンプを貸し出した。「このアンプのサウンドを聴いたら元に戻れなくなりますよ」と忠告をしておいた。当方の考えでは販売予定はない。自宅システムの予備機としストックする予定。

アンプの内部配線の重要性を再認識した。常連さんはALTEC 604-8Gを使った614システムを使っておられる。内部配線は「化け物シリーズ」」である。

アンプも内部配線のグレードでこれくらい「音質差」が出てくる事を再認識された。SuperTrail仕様のパワーアンプを貸し出して,試聴されたら後戻りはできないだろうと思う。お客さんも大変だーーーー。