Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

2011年頃に使っていたアンプ達

2019年11月20日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムのアンプシステムでした。長らくアキュフェーズ:M-100モノラルパワーアンプ(500W/ch)を低域に使っていました。中域にはA-30を使い、高域にはクラッセのパワーアンプを使っていました。


アキュフェーズM-100は出力は500W/chと凄い数値なのだけども、期待ほど低域のドライブ力が無いと感じていました。そこで「CLASSE CA-2200」を導入して見ました。アンプらしからぬデザインが好みの分かれる処ですが、B&Wのモニターをドライブしているとの事でしたので導入して見ました。雑誌(SS誌)で取り上げられて、褒めちぎって有りましたが、それほどまでの性能は無いと感じました。結局クラッセのアンプ達はこのシステムでの滞在時間は短かったです。雑誌を安易に信用してはならないと思いました。


クラウンのPSA-2パワーアンプやプリアンプも使いました。どちらも古いアンプで、「活性化」させる前に手放してしまったので、本当の実力は確認できませんでした。ただこのPSA-2パワーアンプのサウンドはかなり良くなると感じました。私の基準に合わなかったから手放しました。


クラウンのプリアンプ IC-150 1970年製 も使っていました。とにかく眠っていたアンプの様で、「活性化」に時間がかかると感じ手放しました。アンプ遍歴も多く、自分の気に入ったサウンドに仕上げるには時間がかかります。


マーク・レビンソン No380SL+No331Lのサウンド

2019年11月19日 | ピュアオーディオ

10年ほど前に使っていたシステムです。CDPのワディア#6、プリアンプにレビンソン:No380SL、パワーアンプにNo331Lを使ってALTEC#620Aを鳴らしていました。


このプリアンプは現在でも息子宅で使ってます。そのままオリジナルではピンとこないサウンドでしたが、ヒューズをハイグレード品に交換して、鳴らしこんでキレの有るサウンドになりました。


No331Lは100W/chのパワーアンプです。JBL:D130やALTEC:604系のSPなら100db近い能率を持っていますので、使いきれないパワーが有ります。このアンプは「音場表現」の優れたアンプだと思います。このアンプを使ってからマドリガル:マーク・レビンソンのファンになりました。現在はこのアンプは手放しましたが、また使いたいアンプです。代わりにオリンパスシステムでNo431L(200W/ch)を使っています。


ヒューズ類をハイグレードにすると、「電源ケーブル」の性能をフルに出して来ます。FXヒューズに拘るのもこの辺の所以です。壁コンや電源プラグもフルテックの最高級品を使っています。このプラグと壁コンの組み合わせは「癖がない」、「音のキレ・ヌケ・ノビ」を感じられます。

アナログプレーヤーを聴かなくなった

2019年11月18日 | ピュアオーディオ

10年程前まではアナログプレーヤーも使っていた。CDラインにWEのライントランスを入れる前までは良く使っていた。WEのライントランス(91A)を使う様になってから、メインソースがCDに変わった。


カートリッジは色々遍歴が有るが、SPUにしてようやく落ち着いた。現在も予備も含めて3セットは所有している。自宅システムにはSPUリファレンスを奢っているが、現在ではほとんど出番が無くなった。LPも700枚ほど所有しているが、LPを聴くだけの「心の余裕」が無い。その点CDやMDは何の気なしに使える。自宅システムにもWEのライントランス(50A)を使っている。

CDラインのライントランスについて

2019年11月17日 | ピュアオーディオ

CDラインに「ライントランス」を使っています。最初は小さなタムラトランスのモノから、平田電機のモノへ、更にUTCのライントランスと色々な種類のライントランスを試しました。最後はWEのライントランスにたどり着きました。ライントランスもサイズや重量でスケール感や質感が大きく左右されます。ライントランスを使うとCDPそのままでは「二次元の世界」が「三次元の世界」に変わり、アナログに近い表現力をして来ます。上の写真はWE#15Aトランスです。おそらく100前の代物でしょう。


WEのライントランスは1個2Kg有ります。上の写真では左右でLch・Rchを構成します。合計で4Kgの重量になります。WEのライントランスは、111c、93F、93A、91A、63C,63A、50A、そして15Aと試して来ました。


上の写真は15A入手時の写真です。WEのエナメル線で配線されています。個人的に音数が全く足りない、質感も繊細感は有るがスケール感がない。ただこのトランスの素性は「只モノではない」と感じました。


箱の設計をして、愛知県のリンホフ工房さんにお願いして、花梨材で特注の箱を作成していただきました。



WEのトランスは型番が少なる(古いものほど)音質が良いです。特に50Aや15Aはその後のトランスとは違う傾向の音質のトランスです。「音のキレ」がまるで違います。


箱内配線はお見せできませんが、111cや91Aと同じ配線でも、63Aや50A・15Aは別物の質感です。現在は50Aは自宅システムで、15Aはオリンパスシステムで使っています。もはやこれを聴いたら外せません。

スチューダーA732とApogee AD500E-1等も使っていました

2019年11月16日 | ピュアオーディオ

CDPは色々な機器を使って来ました。上の写真では上からSD-9500、Apogee、スチューダーA732になります。


スチューダー/ルボックスの機種では①B226 ②A727 ③A732 ④A730 ⑤D730 と使って来ています。


アポジーのDACの内部写真。赤紫色のモジュールが特徴的です。

(モジュールが1個少ない)

こちらはCELLOのDACの内部写真。アポジーのDACを一部ディスクリートパーツに交換してあります。たったこれだけの差で価格は¥30万円以上差が有ります。

アポジーのDACのサウンドもメリハリが有って好きですが、CELLOの方が更に音の深みが有って、現在オリンパスシステムに収まっています。

ヒューズも重要な「音質改善」のアイテム

2019年11月15日 | ピュアオーディオ

上の写真を見て、ヒューズの名称が分かる方はかなりの強者と思います。「FXヒューズ」と云って「武藤製作所製」のヒューズです。ちなみに1本の単価が¥7.5万円もします。私のメインシステム(オリンパスシステム&自宅システム」では各機器に1本は入っています。


上の写真はマーク・レビンソンNo431Lの内部の「ガラス管ヒューズ」を「FXヒューズ」に交換した時の写真です。No431Lには15A×2本、0.5A×1本が使ってあります。FXヒューズには0.5Aが有りませんので1A仕様を使っています。3本交換で¥20万円オーバー・・・。良いアンプが1台来ますね。



メインシステム2セットで15本以上のFXヒューズを使っています。ガラス管ヒューズはホームセンターで¥50~100円くらいで手に入ります。フルテックの青色ヒューズも¥4000/本ぐらいで入手できます。(生産終了から5年経っていますので、だんだん入手しずらくなって来た)

何故「FXヒューズ」を使うかと云うと「音質が良くなる」からです。音数の増加や音の厚み、音のヌケ・キレ・ノビが歴然と違って来ます。ケーブルのグレードが上がれば上がるほどその差が歴然として出てきます。「音質」に拘るとヒューズと云えど高く付きます。

ヒューズなど外からはまるで見えません。見えない部分にお金をつぎ込んでいます。


ウーレイ(UREI )813Bやダイヤトーン(DIATONE) 2S-305 も鳴らして見た事が有ります

2019年11月14日 | ピュアオーディオ


UREI :813BやDIATONE: 2S-305、JBL#4425MK2等を鳴らしていた時期が有ります。それぞれ専用のSPスタンドに載せて鳴らしていました。


UREI :813Bの大きさに圧倒されます。サイズ的には後ろに隠れているRCAフロントロード箱のサイズと遜色有りません。このままオリジナルで鳴らせばJBL:#4425が一番まともな音のバランス鳴ります。ダイヤトーン2S-305はサウンドが面白くありません。2S-305(RS-305)にはその後「内部配線交換」等色々やりましたが、結論は「ユニットの性能がない」という結論に至りました。2S-305の30㎝ウーハーはJBLのD130やD131に軽く負けてしまいます。音が弾まないのでちっとも楽しくありませんでした。

UREI :813Bは手を入れて息子宅のメインSPに収まりました。ただし、高域にPYRAMID T1 と云うツィーターを付けて初めてまともなサウンドになりました。

JBL#4425MK2はオリジナルのまま手放しました。ちょっと中途半端なサウンドだと感じました。初代の#4425の方が扱いやすいですね。

久しぶりにバイクに乗った

2019年11月13日 | バイクツーリング

50歳頃は年間3000Km程バイクに乗っていましたが、この10年程は数百Km/年にまで落ち込んでいます。

昨日は、最高気温が22℃くらいまで上がりましたので、久しぶりにバイクに乗って「紅葉の具合」を下見に行きました。九州ではまだ紅葉は山の上の方ですね。

久しぶりのバイクでしたが、身体が覚えています。久しぶりなので、無理な事はせず、前のトラックの後を十分に車間距離を取って走りました。本格的な林道ツーリングの時はそれなりの服装(プロテクター付き)にするのですが、今日は「気分」で普段着で乗りましたので「安全運転」に努めました。

JBL #375+HL88(ハチの巣ホーン)は鳴らし難い

2019年11月12日 | ピュアオーディオ

オーディオ評論家の重鎮故S氏の自宅システムや、故瀬川氏が使った事で有名なJBLのHL88(通称:蜂の巣ホーン)は非常に有名ですが、使いこなすにはそれなりのスキルがいる。


JBL:C50箱 オリンパス(S7/S8R)システムで、一般的なユニット配置は、低域にLE15+ドロンコーン・中域#375+HL88・高域#075or#2405の各1個ずつのユニットで3ウェイネットワークで組まれている。オリンパス箱オリジナルのH93ショートホーンは全く使い物にならないと捉えた方が良いでしょう。それで見た目のカッコよさや、設置スペースの面で有利なHL88(ハチの巣ホーン)を選択される方が殆どだと思う。

しかし、このHL88も「ショートホーン」のスタイルそのもの。真ん中の穴は中のダイアフラムから直接音が飛んでくる。初めてこのホーンを使った時は、そのエネルギー感の強さと「すっ飛んでくる音」に「殺人音」を感じたほどです。

現在はこのホーンから「柔らかく透明感あふれる円形に広がるサウンド」を手に入れています。それなりに「秘密」のテクニックを使っています。使う人に「スキル」を求めるホーンだと思います。決してそのままでは容易く鳴ってはくれません。

管球アンプも色々使ってきた

2019年11月11日 | ピュアオーディオ

真空管アンプも色々使って来た。上写真の物は英国のオールド球を使ったアンプ。現在オリンパスシステムの中域(#375用)に使っている。手持ちの管球アンプの中でも最高の音質だと思う。


このアンプは6L6ppアンプ。現在は出力管をGE6550にしてRCA箱システムの低域用に使っていたが、昨年Tr型アンプと入れ替えた。現在は予備機でストック。


ちょっと珍しいアンプで6RA7ppパワーアンプ。6RA7は小さい球ながらしっかりした低音が出るアンプであった。LUXMAN製だが、予備球が手に入らず処分した。


6L6ppパワーアンプ。6L6の球は英国製、米国製と色々試して見たが、メーカーでかなり質感が変わる。上の写真では6L6のメタル管を使っていた。


こちらも6L6ppパワーアンプ。6L6はGECのKT66と互換性が有る。GEC:KT66の予備球を探したが、お値段と綺麗な球が少なく、予備球の確保で諦めて手放した。


こちらは6L6(KT66)のシングルアンプ。なかなか良い音のするアンプであった。特にALTEC#614箱(604-8G)との組み合わせでは、前段管のNH4の艶やかさが出ていい塩梅だった。球の種類が多くなると「予備球」を増やさないといけないので、6L6やKT66クラスの球を使うアンプはすべて処分した。予備球のストックは「半ば死んだお金」である。増えすぎると管理も大変である。まだ他にも管球アンプは買ったが、使わないアンプは置き場所を取るので処分した。