Kオジサンの新・山歩きの記

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「自然を楽しむ山歩き」講座 (5) 犬山・八曾自然休養林 八曾山(326.9m)・岩見山(250.0m)

2016-06-03 23:34:53 | 「自然を楽しむ山歩き」講座 

今日は「自然を楽しむ山歩き」の第5回です。
今回の山は犬山市の八曾自然休養林を周回します。地図では八曾山となっていますが、自然休養林の案内図や山頂に掲げられたプレートは黒平山となっていて、二通りの呼び方がある山です。
現地集合で、モミの木駐車場に集合となっていました。時間に余裕を持って向かいましたが、皆さん集まるのが早く、私が一番最後でした。
今日は欠席者が多く、13人のメンバー。それに先生と二人のサポターです。


モミの木駐車場に設置してあった自然休養林の案内図です。
駐車場を出発して、点線のコースを逆時計周りに歩きました。




モミの木キャンプ場の建物です。
出発前に準備運動をします。




歩き初めです。
この道は東海自然歩道のコースです。
このまま進むと、小牧市へ向かいます。




道の右側。
五条川が流れています。
この川は下流で入鹿池へ注ぎます。




今日のKオジサンの後ろ姿。
列に並んで歩きます。




説明する廣江先生。
この場所は名古屋大学の犬山地震観測所です。
かつては有人だったのが今では無人と成ったようです。





自然歩道を歩いて来て、大きな松の木の下で停まりました。
廣江先生から松の木について説明です。
この松。サンヨウマツと言う松で外来種の松を植えたものだそうでした。右はそのサンヨウマツの松笠を手に取り説明しています。外来種のマツで、普通に見かける日本の松笠よりも大型です。松笠に触ってみた人は「イタィ」と言いました。松笠から棘が出ていました。葉は名の通り、葉が3本となっています。
左下は見上げたサンヨウマツです。右下は落ちた松葉です。道一面に広がっており、フワフワの感触です。




テイカカズラ。





旧八曽キャンプ場まで歩いてきました。
ここは、今はキャンプ場としては利用していませんでした。




バイカツツジです。
途中の道で見かけました。




八曽滝に向かって進みます。
坂を登るのですが、疑木の丸太で階段が整備してあります。




廣江先生に教えて貰いました。
オカタツナミソウではないか、と言う事でした。
この花を見た時、一瞬、ラショウモンカズラかと思いました。でも違っていました。





八曽の滝へに来ました。
この滝、地図では山伏の滝と書かれていました。
同じ滝でも二通りの呼び方があります。
数回、八曽へきていましたが、この滝へ来たのは初めてです。






滝に打たれるお地蔵さん。
誰かがこの場所にお地蔵さんを備え付けました。
人の身長よりも高い場所にです。
私は滝を眺めていて、お地蔵さんに気がつきましたが、お地蔵さんが滝に同化していて、パット見では分からない事が有ります。近くにいた人がそうでした。




ヘリコプターの爆音が頭上から降って着ました。
樹間からヘリが見えます。




八曽の滝から八曽山に向かっています。
時々、ヘリの爆音が聞こえました。
視界の良いところへ来ると、救難訓練をするヘリが見えました。
右側は拡大したものです。
救難訓練なのですが、ホバーリングをして、救助の訓練をやっていました。
ずっと、見ていた訳では無いですが、人を吊り下げ収容して一区切りとなるのでしょう。頭上を旋回していましたのです。収容作業をしては、旋回の繰り返しだったのだと思います。


この時のヘリコプター。愛知県警察航空隊のヘリでした。
下で紹介する愛知県防災航空隊のヘリコプターとは違うようです。機体の形が違い疑問に思いました。愛知県防災航空隊へファックスで問い合わせをしましたところ、愛知県警察航空隊のヘリコプターだと電話で教えて貰いました。
愛知県警察航空隊のサイトで無く、個人サイトですが、愛知県警察航空隊を紹介しています。
http://kaba118.jugem.jp/?eid=66
以前に見かけたヘリと今回のヘリ。明らかに機体の形が異なりました。
これで疑問に思った事が瓦解しました。
愛知県警察航空隊のヘリは警察庁の所管で、愛知県防災航空隊のヘリは自治省の所管だと思います。八曽のヘリポートを訓練の場として使っているのでした。



こちらは八曽山へ登って行く途中、別の角度から見えたものです。



ヘリが見えるシーンです。
広い自然休養林の中でヘリの訓練を遣っています。




八曽山(黒平山)に着きました。
祠が有りますが、朽ちて来ています。




目立たない場所に三角点が有りました。
山頂に有った「宗岳寺」について、と言う説明が下がっています。
この場所が山頂ですが、山頂には石垣が鉢巻状にグルッと築かれていました。
以前に来た時は、このような事に気が付きませんでした。
荒れた状態になっています。




八曽山からパノラマ展望台へ向かいます。




八曽山から6.5.4.3.2.12.13.14.と言う順番で歩き来ました。
ポイントポイントに、このプレートが立てて有ります。オリエンテーリングが出来ます。




今井・八曽野営場線に出てきました。
ここは分岐点です。
ここから砂利の道を歩いて、パノラマ展望台に向かいます。




この先にヘリコプター離着陸場が有り、注意をするようにとの警告の表示があります。
愛知県防災航空隊です。
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/shobohoan/0000085850.html




パノラマ展望台に着きました。
あのあずま屋に行きます。




ヘリポートから見える八曽山。
前方の山は先ほど、登ってきた山です。

ここでお昼の時間となりました。


2008.03.07の八曽自然休養林
カミさんは山へは一緒してくれません。
でも、この2008.03.07の時、一緒に出かけました。黒平山や岩見山に登る予定では無く、遊歩道的な道を周回しようと思っていました。

これから下は、2008.03.07の時のものです。

キャンプ場に有った散策マップ。
今は新しい案内図となっており、これは前代のモノです。




東海自然歩道を歩くカミさんです。
春ですが、まだ小寒い時期でした。





遊歩道を周回してきて、パノラマ展望台ヘリポートの所に向かいます。
あの時の画像ですが、下からあずま屋が見えます。
今は木が伸びて、下からあずま屋が見えなくなっていました。









パノラマ展望台ヘリポートに着きました。
展望台に着くと、ヘリコプターが駐機していました。
歩いていて、先ほどまで、頭上で爆音を上げていたヘリです。





あの時のあずま屋です。
この頃は、今ほど木が繫っていませんので、周囲の眺望が利きました。




あずま屋から見下ろしたヘリです。
「わかしゃち」と言う愛称が付けられた機体です。

駐機していたヘリの内部を私たちに見せてくれると言われました。



ヘリの内部。
操縦席。
沢山の計器が並んでいます。




操縦桿。
それに足元には、ペタルが有ります。




ヘリの外から内部を眺めました。




スライドしたドアです。
機体に「わかしゃち」と描かれています。




円陣を組み、ミーティングする男たち。
カミさんが、見学を勧めてくれた男性と言葉を交わしました。
あの頃の記憶ですが、映画で「海猿」が上映された時期でした。
それで、男性に向かって、彼らのことを海猿みたいですね。と言葉を掛けました。
すると、イイエ、私たちは「空猿」ですよと言う言葉が笑いながら返ってきました。






パノラマ展望台から遊歩道を歩き、モミの木キャンプ場へ戻ります。


2008年の画像はこれで終りとします。



今日の参加者

今日の参加者です。
八曽山をバックにして集合写真を撮影しました。



マテバシイについて説明する廣江先生。
ドングリの実が成ると話していました。




岩見山に到達しました。




前を歩く女性の腕にトンボが停まりました。
オニヤンマだと思います。




1本松に到着です。





1本松は字の如く、松の木が1本建っている場所です。
でも、この松。枯れてきています。
お宮の松のように二代目が必要なのではと思います。
でも、この場所は岩場です。松を植えるのは無理かも知れません。




川に沿って歩きます。




川の中にオタマジャクシが見えました。
後ろ足が出ています。
少し、大型ですので、トノサマガエルのオタマジャクシでは無いと思います。




左は巌頭洞に登るところです。
右は巌頭洞を撮りました。それ程深くない洞穴です。




川を渡ります。
以前来た時は、水害が有った後で荒れていました。
今は整備されています。




こちらの花も廣江先生に教えて貰いました。
シソバナタツナミソウではないか、との事でした。
葉の柄が特徴的な花です。
道の真ん中に咲いていましたが、この花は初めて目にしました。




五段の滝です。
遊歩道から下って、滝の場所に来ました。




遊歩道をモミの木駐車場に向かって歩きます。




モミの木の駐車場に戻ってきました。




自然休養林を歩いて来て、ミーティングです。




感想
今回の八曽自然休養林へは数回行った事が有りました。八曽の滝へは行ったか、行ってないか記憶に有りません。それで、初めて見る滝のように感じます。自然休養林の中に、こんな大きな規模の滝があったのかと言う気がしました。

カミさんと歩いたのは8年前でした。その時が3月で冬の景色だったからかもしれませんが、今は、木々が大きく成長しています。木々の成長したことにも、時の流れを感じます。

サンヨウマツについて教えて貰いました。教えて貰わなかったら、知らずに過ぎていくことですが、外国種の松を知る事が出来たのも、良い機会でした。ソヨゴやテイカカズラを知る事が出来ました。このような事が出来たのも「自然を愉しむ山歩き」に参加できたからです。
知らない事を知るという事が面白いと思いました。


オマケ
帰路、犬山市の市民健康館「さら・さくら」で、登山中の汗を流しました。
http://www.city.inuyama.aichi.jp/kurashi/1000224/1000289/1002613/index.html
〒484-0061 犬山市大字前原字橋爪山15-2
電話:0568-63-3800
私は市外の者ですが、65歳を越えていましたので、300円でお風呂に入る事が出来ました。


入口に券売機が有ります。
自販機で券を買い、入場します。



向うが男湯。手前が女湯となっています。



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