各務原市教育委員会の中央ライフデザインセンターが主催する「里山自然ハイキング」(中級者向)と言う講座に参加しました。定員は17名となっていました。応募者は35名あったそうでして、約倍の倍率。当選できて運が良かったと言えます。今日はその第1回と言うことで開講式が行われ、鷲見先生からオリエンテーション。その後に伊木山へ向かいました。
大伊木町ふれあいセンター ー 観音寺 ー 熊野神社 ー 播隆の道 ー 上人洞
ー 伊木山山頂 ー キューピーの鼻 ー 七曲の道 ー 中道 ー 芝生広場
ー 大伊木町ふれあいセンター
各務原市産業活力部農政課作成の伊木山散策Mapから引用しました。
講座のレジメです。
今日の会場。
大伊木町ふれあいセンターです。
講師の鷲見先生と横山さんです。
館長のあいさつの後、先生からオリエンテーションが有りました。
テキストです。
講座のハイキングとは。
自然に親しむ。
東京の高尾山は1,600種の植物が有り、豊富。
次が伊吹山で1,200種、藤原岳は1,300種。
我が国は自然が豊か。ETC…。
大伊木町ふれあいセンターを出発しました。
前方に見えるのが伊木山で、アノ山へ向かいます。
右側はニンジン畑。
もう、収穫できそうな大きさになっています。
ここは鵜沼地区です。ニンジンの一大生産地となっています。
歩いていて、牛舎が有りました。
肥しの匂いが漂ってきました。これも自然の一部か。
ダンダンキキョウ。
帰化植物です。
葉に付いて説明している鷲見先生。
こちらはサルトリイバラを説明する横山さん。
実が成っています。
観音寺近くまで来ました。
スイカズラが有りました。
こちらはテイカカズラです。
少し歩いていくとエゴノキが咲いていました。
木に付いた花ですが、ミンナ下向きです。
スイカズラの近くで撮れた蝶です。
何と言う名前なのか判りません。
マツバウンランと言う花です。
教えて貰った時はマツバウンナンと聞こえました。
ウンランが正しい呼び名でした。
2枚の葉っぱが前から回ってきました。
左がシラカシで右がアラカシです。
同じ樫でも葉が異なる。
勉強になりました。
山頂へ向かう道と播隆の道が交差するところです。
私は後部に居ました。
何か説明をしているようです。
木の葉の説明です。
葉の縁がフラットなものとギザギザのもの。
ギザギザの葉を鋸歯と言うのでした。
後部に居て木曽川の対岸が見えました。
危険な場所で、トラロープが有りました。
展望の良い場所です。
眺望を確かめたら名古屋の高層ビル群が見えました。
播隆の道を進みます。
密集するヒトツバ。
岐阜の金華山で見たことが有りますが、こんな群生状態を見たのは初めてです。
整備された階段を登ります。
この先が山頂です。
山頂に到着です。
お昼の時間で、ここで昼食を取りました。
山頂に居て、ホトトギスの鳴き声が聞こえました。
「トッキョキョカキョク」「トッキョキョカキョク」と言う鳴き声。
横山さんが持参した本を見せ、解説してくれました。
こちらは蝶です。
飛び回っていました。
ジャノメチョウの仲間でしょう。
昼食を終えて、
山頂からキューピーの鼻へ来ました。
キューピーの鼻からの眺望です。
流れる木曽川。
堰き止める犬山頭首工。
そしてその上に架かるライン大橋です。
その先には犬山橋が見えます。
小山の上の犬山城。
そして犬山橋の左には城山で鵜沼城が有りました。
中道を歩いています。
中道から舗装道路へ出ました。
伊木山城の解説板が立っています。
伊木の森の芝生広場です。
かつてはフィールドアスレチックやテニス場が有りましたが、スッキリとしています。
ピンボケでしたがアオスジアゲハでしょう。
大伊木町ふれあいセンターまで戻ってきました。
最後に
伊木山を周回するようなコースを辿りました。
伊木山には、かつてフィールドアスレチックやテニス場が有った時に来たことが有りましたが、リニューアルしてからは初めて来ました。今回歩いたコースが遊歩道のように整備されているのは知りませんでした。初めて歩いてみて、良いコースだと思いました。
半日歩いただけでも3種類の蝶を目にすることが出来ました。この状態からも各務原が自然タップリの場所と言えるでしょう。
歩きながらの色々の解説。面白いと思いました。
キューピーの鼻から見えた犬山城や鵜沼城。これらの城と対峙したのが伊木山城です。木曽川を往来する舟を上から監視することもできたし、小牧山が見えましたので、ここからも目を光らせていたのでしょう。
伊木山は戦略的に重要だったのだと想像します。
みたい山です、対岸の扶桑緑地公園は時々ウオー
キングに行ってます、そこからの伊木山をいつも
眺めています、また登り口など教えて下さい。
ブログに掲げて有ります地図で西の観音寺から登りました。ここから登りとなりますが、緩い登りだと思います。
進んで行くと熊野神社に達します。そして播隆の道、上人洞へ行ってください。ここから山頂を目指すかキューピーの鼻へ向かうかとなります。
帰路は花咲く稜線の道で戻ることになります。このようなコースでコースです。
お楽しみください。