名古屋からバスで出かけ、10回のコースに分けて木曽路を南から北へウオーキングしています。
今回は第4回で、参加者は29名でした。
名古屋を出発する時から雨が降っていました。ウオーキング中、止み間がありましたが傘を差してのウオーキングとなりました。
前回、ウオーキングを終えた柿其水路橋をスタートして柿其橋を渡り、続きを歩き始めました。木曽川とJR中央線。国道19号線。そして中仙道。
何度か中央線の踏切を渡りました。それら、4本が並ぶコースを北へ向かいます。
初夏の陽気となり、木々が雨に濡れ緑が色濃くなっていました。道端には多くの花々が咲いていました。
柿其水路橋(10:32) ― 十二兼駅(10:52) ― 読書ダム(11:18) ― 妙覚寺(12:00~13:09)
― 道の駅大桑(13:36) ― 大桑村役場(13:56)~(14:08) ― 天長院(14:20) ―
岩出観音堂(14:50) ― 定勝寺 ― 須原駅(15:30)
雨が降ったり止んだりの生憎の天気でしたが、29名は13.1キロの踏破を無事に終える事が出来ました。
次回は須原駅がスタートとなります。
主催者から渡された今回のコース地図。
柿其水路橋のからのスタートです。
準備運動でストレッチ体操をします。
柿其橋を渡り、左に折れて前回の続きの開始です。
中央西線の下のトンネルを抜けます。
明治の頃に作られた水路のトンネル。重厚さの有る石が使ってありました。
読書3点セット
読書と書いてよみかきと読むダムと発電所。
柿其水路橋へ向かうバスから読書発電所が見えました。
そしてスタート地点となった場所は柿其水路橋。
ウオーキングで読書ダムの横を通過しました。
読書ダムの水を導水管トンネルで流し、地表に出た水を流すのが柿其水路橋です。
柿其水路橋と読書発電所は国指定近代化遺産となっています。
左上は読書ダム。その右が柿其水路橋。
下はバスから撮影した読書発電所です。発電所に太い導水管から水を落下させ発電しています。
右はその位置の地図です。
道の脇には色々の花が咲いていました。
ジキタリスのような花。
多分この花も帰化植物でしよう。
野尻宿に入って来ました。
野尻宿の本陣。
本陣の建物は残っていなく、明治天皇が休んだと言う石碑だけが残っていました。
そこでもウオーキングリーダーが説明をしてくれます。
妙覚寺まで歩きました。
こちらにはトイレが有りませんので、バスに乗車して道の駅大桑に向かいました。
雨のため、車内でのお弁当です。
今回も木曽路元起のお弁当です。
朴葉巻
道の駅大桑で朴葉巻を買いました。
つぶ餡やこし餡を米の粉をこねた生地でくるみ、朴葉で包み蒸し揚げた木曽地方独特の菓子です。木曽では端午の節句が月遅れ祝わわれ、柏餅の代わりとなる物のようです。
味は柏餅に似ているのですが、甘すぎず、美味しくいただきました。
店の人によると、朴葉巻が店先に並ぶのは今頃の時期、1ヶ月間だけだそうです。時期を過ぎると葉がエグくなると言ってました。
6月の時期になると、木曽地方各地で朴葉まつりが開かれ、朴葉巻や朴葉寿司が顔を見せます。
下は買ってきた朴葉巻です。
枝に2個付いているものを買ってきました。
ザックに入れて来て、潰れて餡が出てしまいました。
妙覚寺に戻り、ウオーキングの再開です。
止んでいた雨が降り出しました。
先ほど休憩をした道の駅大桑の横。
国道19号線の歩道を歩きます。
19号線沿い。
前から上りの特急しなのが来ました。
シャッターチャンスが難しい。
上手く摂りたかったのですが、トラックが邪魔をしました。
大桑村役場
長い距離を歩きますが、途中に適当なトイレが無く、主催会社から村役場にトイレを借りる申し入れがしてありました。
役場の中に大桑村の人口が表示してあり4,175人1,5830世帯となっていました。人口が減少しているのだろうと思いました。
木曽街道を歩いていて、所々に村の消防団の車庫を見かけました。常設消防を維持できる村の規模でなく、消防団での対応となっていました。
いざ、火事だと言う時は消防団の出動となるのですが、救急患者が出たときは大変だろうと想像しました。
村に高校が無く、南木曾町や木曽町へ通うことになります。列車の本数も少なく大変だろうと思いました。
素通りしていたら、気が付きませんでしたが、村役場へトイレを借りに寄ったことにより、大桑村の一部を知る事が出来ました
坂を登り、大桑村役場に向かいトイレを借ります。
リーダーが天長院の看板の説明をします。
天長院に到着です。
ここには赤ん坊を抱いたお地蔵様があり、構図的に十字の形をしていて、マリア地蔵だと説明がありました。
琵琶湖を終え、浜名湖を終えて今度は中仙道を歩いています。
それに、これまでは単身だったのですが中仙道はカミさんと一緒です。
琵琶湖の周りには寺社が有ったりしましたが、どちらかと言えば、湖畔を歩き風景を楽しむと言った趣向でした。
中仙道は歴史に触れて歩き、和宮や明治天皇が歩いた歴史の道を歩くと言う感覚です。
復元された石畳ですが、旅人がここを歩いたのだと言う思いがします。
ダムと送水管と発電所を一体と捉え、その考察する事が面白いです。そして福沢桃介の偉業に感心しました。
湖畔を歩くのとは違った面白さがあります。
今度は中仙道を歩かれて見えるのですね。
今日、うぬまの森で東京渋谷にお住まいのご夫妻に出会いました。
中仙道を歩いて見えるようです。
うとう峠は歩き易いと言ってみえました。
中仙道も完歩してくださいね。