済州島へ行った時の事ですが、「初めての海外の山登り 済州島 城山日出峰(182m)」としてと紹介しました。 http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/6435263e8c39f21841b55664eae62075
今回は、スリランカでシーギリア・ロックに登りましたので、海外の山登りとしては、2山目となります。ただ、長い階段を登って行っただけですから、山登りと言って良いものか、どうかとも思いましたが、山登りとしてアップしました。
シーギリア・ロックは標高約370m、岩頸そのものの高さは約195m、と書かれています。約200mの岩山で、全方位が切り立った崖になっています。約1,200段の階段の山を登ってきました。
山頂からの眺望は良く、視界が広がっていました。
登山口に有る駐車場へバスが着きました。
地元のサポーターが近寄ってきました。サポーターは登る人を手助けし、お金を得るというものです。彼らの収入の糧となるものでして、五月蝿いくらい言い寄ってきました。
ガイドは2,000ルピーくらいの金額だと話し、必要が無いのならキッパリと断るようにと言っていました。
登山口に向かって歩いて行きます。
ガイドが人数分の入場券を買い求めました。
4,260ルピーとなっています。邦貨では3千円余りです。少し高いです。外国人とスリランカ人では、料金が違うようでして、外国人から不満が出ています。
半端な金額ですが、違っているかも知れませんが、30ドルとか。ドルでキリの良い数字なのだと思います。
上から見下ろしたシーギリア・ロックです。
バンダラナイケ空港に着いた時、垂れ下がっていた幕を写したものです。
テーブル状で、山頂辺りは段々となっています。
登山口へ向かっていきます。
これから登るシーギリア・ロックです。
これから登るシーギリア・ロックです。
シーギリア・ロックを大きく。
更に、ズームで。
螺旋階段が見えます。
その左側でシートで覆われたような箇所がシギリア・レディが岩肌に描かれている所です。
絵自体が文化遺産ですが、あの場所へ登っていって仕上げた事が凄いと思います。
ズームレンズを使いました。
最大です。
人は見えませんが、フェンスが見えます。
登山口の階段へ進む途中。
イグアナと猿を見かけました。
イグアナと聞いて、ガラパゴスのイグアナを想像してしまいました。良く考えたら、アチラは海イグアナでした。人の直ぐ近くに居て、逃げようともしませんでした。
右の猿。なんと言う種類の猿か判りません。でも、昨日見かけた猿とは違う種類です。
イグアナが居たり、サルが居たりで、柵の無い動物園に居るような感じがします。
それから、青大将のようなヘビも見かけました。
この時のヘビ。コブラでした。
階段を登り始めました。
地元のサポーターが付きまとってきます。
ガイドは必要なら最初から頼め。2,000ルピーが相場だと言っていました。
必要な人には交渉するつもりだったのでしよう。
途中から頼んだりすると、トラブルが発生する事が、有るようです。
手を差し伸べているのがサポーターです。
頼みもしないのに、手を差し伸べてきます。
この状態の時。要らないとキッパリ言わなくてはなりません。
岩のトンネルをくぐり、進みます。
この場所。
オーディエンス・ホールとなっています。
階段を登って行きます。
階段が磨り減っています。長い年月が経過したと思います。
登って行く様子です。
motaさんが撮ってくれました。
まだまだ、サポーターが居ます。
しつっこいくらい、言い寄ってきます。
その日の収入がかかっているので、必死になるのは、仕方が無いかも知れません。
少し登ってきました。
階段を登っていて、視線を横に移しました。
急な崖が見えます。
まだまだ、階段が続きます。
両側のレンガ。
雨風で、角が丸くなっています。
その事が歴史の古さを想像させます。
登って来ました。
後ろを振り返ると沢山の人が押し寄せ、声が聞こえます。
中国人たちです。
ガイドは中国人で込み合い始める前に、山頂へ行きたいと思っていました。
中国人たちに混じって登るとなると、思うように登る事が出来なくなります。
鉄製の階段を登ります。
階段が続きます。
あの螺旋階段を登ります。
長い通路です。
このコースは登りの一方通行となっています。
右側の岩。
筋の模様が見えます。
シーギリア・ロックは火山だったようです。
溶岩の縞模様なのでしょうか。
螺旋階段を登ります。
螺旋階段は一方通行となっています。
こちら側は上りで、向こう側に下りが有ります。
螺旋階段を登った廊下のような場所にシギリア・レディがありました。
スリランカの国宝に匹敵するものです。
撮影禁止となっていました。
これは旅行パンフから引用しました。
この場所に来るだけでも大変な事です。
このような場所に、良く描き挙げたものだと感心しました。
螺旋階段を降り、更に進みます。
左側が壁のように塀が設けられた所です。
鏡廊下と言う意味でしょうか。
そんな所を通過して行きます。
踊り場のようなところに出ました。
壁が低くなり、眺望が利く場所です。
登山口に向かった時の道が見下ろせます。
踊り場のような場所からは、下界の眺望が広がります。
密林の海。と言った感じがします。
更に進みます。
この辺り。
階段がありますが、横にスライドして行く形で、歩き易いです。
シーギリア・ロックが正面に見えた場所を見下ろします。
あの場所からシーギリア・ロックを見上げました。
右上の隅に小山が見えます。
昨日、見たダンブッラ石窟寺院が有った山だと思います。
横幅が狭く、一方通行の通路です。
フェンス越しに覗くと、怖いような通路です。
またまた、階段が始まりました。
今までは一方通行でしたが、ここからは対面で歩きます。
階段が始まったところです。
これまでが一方通行で、ここかには対面通行で歩きます。
途中。
広場のようなところに着きました。
距離にすると三分の二くらいです。
高さでは半分ほど登ってきました。
ここで、全員が小休止し、息を整えます。
ライオンの両手。
あの場所から再び登るのですが、この場所で小休憩を取りました。
半分の高さまで登って来たのでしてガイドは、登るのが困難な人は、ここで待っていても良いと言っていました。
それでも、全員が再び登り始めました。
柵があり、近寄れませんが、ライオンの足は自然の岩を刻んだようです。
階段を見上げました。
休憩の後、全員が再び登り始めました。
階段を見上げました。
急な階段です。
急な階段です。
まるで、空中を上がっていく。そんな気分になります。
上りの階段と下りの階段が区分けしてあります。
トラピクスのバッジを付けた人達とすれ違いました。どちら方面から来たのと聞きましたら、関西からでした。大阪のオバチャンたちです。「アメちゃん、持っている」?と声を掛けましら、「持っている」と返事が有りました。
それに、「後、3分」と励まされました。
階段を登って進みます。
山頂へ来ました。
みなさん。成し遂げたと言う事で満足そうな表情をしています。
お疲れ様でした。
山頂から隣の山を眺めます。
昨日、ダンブッラ石窟寺院から、シーギリア・ロックの隣に見えた山でしょう。
山頂はこんな様子です。
テーブル状のシーギリア・ロックでも、段々になっていて、この辺りが一番高い場所です。
テッペンで。
motaさん。Oさん。と一緒に記念写真に納まりました。
山頂からの眺望です。
横に白い線が入っています。
海なのだろうかとも思いますが、詳しくは判りません。
ポロンナルワ遺跡の近くの湖かも知れません。
山頂の辺りを歩きます。
左へ向かうと周回できます。
山頂からの眺望です。
良い形をした山が見えます。
山頂辺りの景色です。
麓の方角です。
1本の道が通っています。
先ほど通ってきた道です。
サングラスの男性がガイドです。
この後、山頂周辺を周回しました。
四角い池のようですが、王が使ったプールだそうです。
人々に、下から水を運ばせたのだそうです。
背中にタルを背負って運んだのでしょうか。王は凄い権力を保持していました。
山頂部はこのようななっていました。
下から山頂部を見上げました。
凄い数のレンガが使われています。
レンガを山上で焼くことは無いと思いますので、下で焼き、運び上げたのでしょう。
その労役に従事した人達。
何千人か。
何万人か。
人々の上に絶対権力を保持した王が君臨していました。
玉座です。
君臨した王様が座った場所です。
横の壁に溝が刻んであり、少しでも涼しくなればと水を流したのだと説明してくれました。
ここに座ってはいけない事が判ります。
山頂方面を見上げました。
これから、下山を始めます。
これから下山にかかります。
外国人も登りにきています。
狭い階段を下って行きます。
あの場所が広場です。
左の裸足の人。
地元の人だと思います。
上りと下りが分かれています。
左側。
中国人が登ってきました。
広場を見下ろします。
ビルから下を見下ろしているような感じがします。
高所で怖い感じがします。
スズメバチが襲ってくる事が有るようです。
広場で上に見える細長い建物ですが、ハチから避難する避難所のようです。
季節に寄って活発になったりするのか、私たちの時は何も感じませんでした。
急な階段。
この部分は上りと下りが一緒になった部分です。
上を見上げました。
列になって下って行きますが、後ろはスリランカ人だと思います。
土曜日で多くの人が訪れていると、ガイドが話していました。
上りと下り。
混雑しています。
大岩の凄い壁です。
広場までもう少しです。
人の往来が多く、中々前に進みません。
サングラスの人は中国人です。
広場までもう少しです。
ようやく、ライオンの脚の間まで降りてきました。
広場まで降りてきて、下って来た階段を見上げました。
あの階段を下りてきた。
よく行って来た。
そんな気持ちがしました。
広場から下へ向かっていきます。
下りながら上を見上げました。
あの巨岩のテッペンへ行って来ました。
螺旋階段です。
右側が上りで、左側が下りです。
螺旋階段を登ったところの左側にシギリア・レディの絵が有りました。
ここまで、下りてきました。
この場所にも巨岩があります。
お疲れ様でした。
下まで降りてきました。
下山して来て。
ヘビ使いがコブラを操っていました。
岐阜グループの人がお金を払っていました。500ルピーと言っているのが聞こえました。
感想
今回。21人の人がサポーターを頼まずに、自力で登って来る事が出来ました。みなさん、良く頑張ったと思います。
ガイドはシーギリアロックへ登るのが、今回が99回目だと言っていました。次回は100回で、節目となる回です。何回はどのようなグループだったと覚えているのだろうか。
シーギリア・ロックには古い歴史があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%83%A4
今でこそ、鉄製の階段となっていますが、当時は木で階段を作ったのではないかと想像します。王のプールのために水樽を背負って登った人。沢山のレンガが有りました。生涯、レンガを作り続けた人。想像が膨らみます。
階段の連続する通路。巨岩のシーギリア・ロック。
滅多に来る事が出来ない場所に来る事が出来て良かったです。
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