「ジオンの山歩記」さん主宰の水曜会で鈴鹿山系の箕川登山口から黄和田下山口までを縦走してきました。
参考にしたのは「地図で歩く鈴鹿の山 ハイキング100選」西山 正弘著です。
箕川登山口(8:36) ― キトラ(9:48) ― 東山(10:19) ― 岳尾根分岐(10:53) ―
旭山(11:00)~(11:05) ― 岳尾根分岐(11:11) ― 山の神峠(11:55) ― R181(12:20)~(13:00)
― 岳(14:00)~(14:07) ― 岩谷三社(15:30) ― 黄和田登山口(15:39)
下山口の黄和田集落に車をデポし、箕川登山口から登りました。登山口からいきなりの急登が始まりましたが、しばらくすると、尾根道を歩きだします。
キトラに到着しましたが周囲の眺望が利かず、山名板も三角点も無く地図での判断でした。
この後は、尾根道を地図とコンパス、GPSを使って歩きました。
旭山の山頂には三角点と山名の板がありましたが、周りの視界は途絶えていました。旭山から戻り、岳尾根分岐からは鉄塔の巡視路を辿りました。
今回、歩いたコースで後半は鉄塔巡視路を辿るコースとなりました。以前に、藤原岳へ木和田尾道から登った時、高圧線鉄塔を目にした事があります。
そして、昨年はT字尾根から土倉岳を周回した時にも高圧線の鉄塔を目にしました。
今回、その時の高圧線の延長線で、鈴鹿山系から南西に延びる「鈴鹿幹線」を目にしました。
ず~と前に目にした高圧線。頭の中で、それらが結びついて、1本の線として繋がりました。
過去に登った山を回顧する事が出来ました。
参考にした地図。「地図で歩く鈴鹿の山 ハイキング100選」の地図
登り始めると、いきなりの急な登りが始まりました。
急な登り。横から強い風が吹きます。
やっと尾根道に出て楽な歩きに変わりました。
GPSをつき合わせて、進む道を確認します。
岳尾根分岐には、可愛いお地蔵様が登山者を見守っていました。
旭岳の三角点。誰が持ってきたのか山名のプレートが下においてありました。
木々の間から天狗堂が見えます。こうして見えるのも、今の季節ならではです。
凄く大きな樅の大木。今までにブナの巨木を見た事がありますが、こんな大きな樅の木は見た事がありません。
高圧鉄塔の巡視路を縦走しました。「鈴鹿幹線」のプレートが多く設置して有りました。
藤原方面の遠望。
皆が持ち寄ったランチの食材。赤飯。酢豚ならぬ酢鶏。イチゴ、煮豆。この他にミニトマト。名宝ハム。ぜんざい。手作りのケーキがありました。
そして、食後にコーヒー。満腹になりました。
楽しいランチのひと時です。
藤原方面。「鈴鹿幹線」が一直線になっています。
長く続く高圧線。かつて登った山の記憶が繋がりました。
岳に上る前に、大杉が有りました。
下山をします。足元はしっかりした道になっています。
岩谷三社の場所まで下りてきました。
山から降りて来ると、野良仕事をしていたおばあさんが、手を休め、70年前は、雨乞いの祭りで若者たちが太鼓を叩きながら、山頂に向かったと懐かしそうに話してくれました。
山から下りてきて黄和田集落から岳の方角を見上げました。
高圧線が続いています。
アップダウンか続き、コースが薄く、普段は入れないような山でした。熟練した人と一緒でないと、個人的には登る事が無理な山であり、GPSや地図を頼りにして辿りました。
登る事が出来て、面白い山だと思いました。
今回、一緒させてもらった方たちのホームページ。
ジオンさん。「ジオンと山歩記」
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~koike/
山たまごさん。「山たまごの東海岳行」
http://www.geocities.jp/tokaigakko/
ミレさん。「遥かなる稜線」
http://ryousen-millet.web.infoseek.co.jp/
mayuサン。「~なごや三歩会~from豊田」
http://blogs.yahoo.co.jp/mayu_no_yama
国土地理院の地図と案内本の地図と
首っ引きで見ながらのルートでしたが、
鈴鹿は難しいですね。
要所要所は、GPSのお陰で
無事に歩くことが出来て良かったです
地図読みの難しさを痛感しました。
またよろしくです
でも、そんな難しい山だからこそ、困難を克服出来た喜びや面白さは、大きなものが有ると思います。
私の頭の中ではあの高圧線が1本のラインで繋がりました。
面白かったです。