蝶とタンポポ 2014年06月13日 21時00分59秒 | 所沢航空記念公園 日暮らし通信航空公園散策■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■蝶とタンポポ所沢航空記念公園● 写真の上でクリックしてご覧ください ●いつも園内を歩いていると四季に応じて変化する様々な装いは、時には寂しげに私たちに響いてくる。 春からの園内で妻が好きな花はタンポポとレンゲ。 五月の園内ではその好きなタンポポとレンゲがあちらこちらに咲いていた。 場所によっては一面に群生しているタンポポもあって、妻もその場所を通るのが楽しみのようだった。 だが六月に入るとその花たちの勢いも下火になってしまった。 最近知ったのだがタンポポの分類は非常に複雑で、学説によっては60種以上も分類されるとのことらしい。 私はタンポポというのは背丈が低く咲く花だと思っていたのだが、中には1メートルほどまで伸びるタンポポもあるそうです。 今日園内を散歩していたら妻が 「あっ、タンポポだ」 と、私が握る手に力の入ったのがこの写真の様子だった。 ”タンポポとチョウチョウか?” と、私は聞き流そうとしたが、妻は 「写真を撮って」 と、私にリクエストした。 そう言われれば少し傾いたタンポポに白いチョウチョウが止っている姿は、自然の営みのオリジナリティのようでいい構図のようでもある。 でも少し近くで撮りたいが、近付くと逃げるに違いないと思いながらどんどん近付いた。 そんな近くだからチョウチョウも感じたに違いないが 「このオッサンの言う通りにしようか」 と動かなかった。 でも年間3,000枚ほど撮りますが、自分で納得する写真は数枚です。 この写真ですか? チョウチョウさんのお陰です。
点検整備後は要注意です 2014年06月13日 16時54分24秒 | 日暮らし通信 日暮らし通信日暮らし通信■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■トケイソウ空堀川沿いの民家にて● 写真の上でクリックしてご覧ください ●もし妻が元気なら私はもう 「免許証返納」 を選んでいたかもしれない。 しかし、実際には車は私たち夫婦にとっては移動するためには欠かせない道具となっている。 そのお世話になっている愛車が車検を終わって昨日帰ってきた。 車は点検整備を終わると、何か新しくなったような感じもするが、私は 「整備後の車は要注意」 の我流で考えた戒(いまし)めを想い出す。 車に乗るようになってから既に48年が経ったが、残念ながら点検整備後に何度も 「整備ミス」 を経験している。 その中でも放置しておけば大きな事故につながるクリティカルなミスを忘れることはできない。 その一つはかつてスカイラインGTに乗っていた時、ディーラーでオイル交換をした時のことである。 翌日何気なくエンジン下の地面を見ると、何とオイルが垂れているのを見つけた。 慌てて近くのスタンドへ直行、車をジャッキアップするとオイルドレインポートのプラグが締めつけ不良で緩んでいた。 おそらくはメカニックがプラグの本締めを忘れたためであるが、気が付かなければいずれプラグ脱落でオイルは無くなってしまい、エンジン損傷となる重大な整備ミスだった。 もう一つ、それは生涯忘れることの出来ないアクシデントも整備ミスだった。 車種は三菱パジェロ、点検整備の翌日私たちは水上にある 「百万本のコスモス」 を見に行くため関越道を走っていた。 高速道に入ってから10分くらい走っただろうか、突然物凄い音がしてパワーロス、減速して40キロで走るのがやっとの状態になった。 路肩に非常停止してボンネットを開けると私はすぐその異常の原因が判った。 何とケーブル付きの点火栓が一個外れていた。 パジェロの六気筒エンジンは五気筒となっていたのだ。 これも明らかにメカニックの整備ミスで、点火栓点検後に本締めを忘れたため走行している間に緩んで外れてしまったのだ。 私はJAFに入会して今年で38年になるが、事故でSOS発信したのはその時だけだったが、駆けつけてくれたJAF隊員は神様のように思えた。 それは事故だけのことではなく、路肩で妻と二人で立っているとすぐ傍を100キロ以上で走り去る車が恐ろしい雰囲気を作り出していたので、隊員に会って少しずつ通常心を取り戻した気持ちになったからだ。 この事故で想ったことは航空機のこと。車は路肩に駐車できるが航空機は一時停止はできない。過去にもヒューマンエラーが原因で事故に繋がったことは多々あるのも事実だ。 長々と書いてしまったが、私が言いたいのは 「車を点検整備しても全て安心しないこと」 の教訓を参考にして欲しいとの願いだ。 どんなベテランでもミスを犯す。それを防ぐのは整備後のダブルチェックだが、経費削減となるとどうしても安全への配慮が薄くなってそのチェック機能が疎(おろそ)かになる。 そんな観点からすると気になるのは今はやりのLCC航空機。ユーザーにとって安い料金は魅力だが、そのためには行政による ”安全対策の質は落としていないだろうか?” のチェックは必ず必要である。 南極観測隊には何機かのヘリコプターも参加しているが、その機体は半年くらい正常な飛行状態にあるのを選んで持っていくそうだ。 いわゆる 「オーバーホールニュウ」 の機体は得体が知れないから外すのだろう。私が経験した 「点検整備後のミス」 がやはり念頭にあるからであろう。