コブシのこと 2014年06月30日 21時10分33秒 | 所沢航空記念公園 日暮らし通信航空公園散策■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■コブシの果実所沢航空記念公園● 写真の上でクリックしてご覧ください ●池の東側に一本のコブシの木がある。 私たちが園内を歩く時は必ずこの木の下を通って池周りの遊歩道に向かう。 今日、その下(もと)でふと見上げると写真のような果実がいくつも成っているが、葉の緑と同じような色なので見つけづらい。 植物にはそれに応じた名前が付いているが、このコブシだけは人間の素直な感情がそのままに付けられているようで私には興味深いものがある。 コブシの果実は 「にぎりこぶし状のデコボコ」 があり、この果実の形状がコブシの名前の由来とも言われている。 また果実の形状が子供のにぎりこぶしに似ているところからこの名前になったとの説もあるが、私は小さな子供のにぎりこぶしを想うとこの由来説に同調したくなる。 じいっと見上げているとコブシの果実と正に可愛らしい ”子供のにぎりこぶし” がダブって想い出される。 コブシと言えば千昌夫さんが唄う 「北国の春」 の出番だ。 ♪ こぶし咲く あの丘 北国の ああ 北国の春 ♪ コブシの果実は秋になると自然と割れて中から赤い種子が出てくる。 コブシは年間通じて私たち夫婦を楽しませてくれる友達のような木でもある。