前回、三居澤不動尊の手水舎に広げて干してあった2枚の手拭が、何らかの力が働いているかの様に2枚交互にクルマのワイパーの如く、物理的にありえない動きをしていた話をしました。
最近知ったのですが、「日本の心霊地図」とか何とか言った最近人気の500円のコンビニ本に、三居澤不動尊にて私が体験した事と同じ現象について載っていました。記事によるとテレビの心霊特集でも取り上げられ、手拭が動いているシーンも映像で残っているそうです。
私が見たのも風のせいではないと断言出来ますが、もう既に噂はあったんですね。でも、そんな噂が流れているのであれば、三居澤不動尊の関係者の方は何故そのまま手拭いを手水舎に干しているのか。
もしかしたら、霊の存在は当たり前。怖くも何とも無いからそのままにしているのかも。
お寺が霊の存在を否定したらお寺の存在意義が無くなるでしょうから、当たり前と言えば当たり前なんでしょうけど。
さて最近、首相公邸に幽霊が出る話題がありました。管義偉官房長官も否定しなかった所を見ると、本当に出るのではないかと思えます。つまりこれは幽霊の存在を政府が認めたと言も良いのかも。、案外これって凄く画期的な事なのではないですかね。
幽霊を信じない人にとってはただただ呆れるだけの話でしょうけど、少なからず幽霊の存在の認知度は更に広まったと思います。
まあ、こんな事書きまして何が言いたいのかと言うと、私の住む宮城県では警察官が幽霊を見た話が多いんです。
例えば去年、私が糖尿病の教育的治療と鼻の軟骨切除手術をかねて東北公済病院に1ヶ月弱入院していた時、同室の蓄膿症手術で入院していた60歳の男性から聞いた話です。
彼は東日本大題震災で津波の被害が大きかった雄勝町の漁師です。蓄膿症の治療で通っていた雄勝病院は3.11の津波で全壊。医師、看護師、入院中していた患者さんの殆どが亡くなってしまい、仙台市の中心部にあるこの病院に入院してました。
雄勝町は全て何にも無くなってしまったのですが、夜な夜な数人の子供たちが海辺で遊んでい姿が目撃されており、付近をパトロールしているパトカーの警官が注意に向かうと、途中で子供達の姿が消えちゃう事件??が、度々起きているそうです。
また、これは少々古い話です。仙台市中心部に錦町公園があります。瀬織津姫を祀る瀧澤神社が隣接している公園です。
この公園内には錦町公園交番があります。現在は小さいながらも鉄骨3階建ての建物となっていますが、以前は更に小さな木造2階建てで、2階が警察官達の宿直室、もしくは仮眠室でした。
そして事件が起きた。2階の宿直室に女性の幽霊が住み着いちゃったんです。
仮眠を取ろうと13段ある交番の階段を登りふと上を見ると、白い着物を来た女性が「ジィーー」っと見ているんだそうです。勿論、その女の幽霊を見たのは交番の警察官達です。何人もの警察官が女性の幽霊を目撃しています。
こうなると流石のお回りさんも「ギャーー」となって、仮眠が取れず仕事に支障が出ます(そりゃそうです)。
しかも1階裏の勝手口を開けると「こんばんわ」って感じで、その女性の幽霊が佇んでいたりするんで、完全に交番は女性の幽霊がジャクした形になりました。前代未聞、荒唐無稽の話と思われるでしょうが事実です(チョット誇張はしてますが・・・・・)。
まあ、こうなりますと警察官達では事件は解決しません。霊能者と言いましようか、お祓いの方の出番です。
しかし、お祓いの人、来て見てビックリ。錦町公園全体に幽霊さん達がデーロデロとおりまして、とんでもない状態だったんですね。何でもこの公園、以前は墓場だったとの事です。
どうも明治維新の廃藩置県、そしてその後の仙台空襲が原因の様ですが、墓場をお骨も移さず、そのまんま土を被せ公園にしてしまったらしいのです。墓石から何からそのままでです。戦後焼け野原になったとは言え、昔も今も仙台の建設関係者はいい加減な仕事していたって事でしょうかね。呆れてモノが言えません。
因みに交番裏の勝手口の女性の幽霊が佇んでいた場所には大き目の石が地面から突き出ていたのですが、その石を掘り起こしてみたら墓石でした。もしかしたらその女性の幽霊の墓石だったかも知れません。これじゃ交番の宿直室に住み着くのも無理はないですよ。ホント、幽霊が気の毒になります。
そうこうして丁重なお祓いも完了。女性の幽霊も出なくなり木造の交番も建て替えられました。
今は公園も更に整備され、数々のイベントを行っております。そんな事があったと覚えている人も少なくなったと思います。
しかし、チョット掘り起こせばお骨がザクザクなのをそのままは不味いでしょうねぇー。。いくら何でも墓場に公園は無いと思います。死者に対してのこの仕打ち、いかがなものでしょうかねぇー。
尚、このお話は昔テレビでやっていた三面記事番組「ウイークエンダー」で見ました。テレビで取り上げた話しなので、まずまずの信憑性があると思います。
夢々疑う事無かれ。
ではでは。