諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

瀬織津姫と書いて、ショウリツ姫と読む!? 【アイヌ語編】 その2 天孫降臨の地にて。

2013年06月20日 08時18分02秒 | 瀬織津姫

続きです。

えー、何時もながら大幅に遠回りをしています。未だに低賃金ライターだった時代の癖が抜けません。どうしても行数を稼いでお金にありつきたいと思っちゃう様です。ブログ書いても金が出ないのに・・・・・。ホント、困ったもんです。

えー、そんな訳で、天孫降臨の地・宮崎県は私にとっては異文化の地です。アイヌ語なんて考えもしなかったんです。

それでも、ショウ、ショウ、ショウ、ショウ、ショウリツ姫と考えてた時、ふと「庄内(ショウナイ)」と言う地名が浮かびました。山形県の庄内地方です。

確か、「庄内」はアイヌ語だったな。なんだっけ。確か「瀧」だった様な・・・・・・。あっ、そうだ「瀧」だ。庄(ショウ)が瀧で、内(ナイ)が川(澤)。つまり、「庄内=瀧川(瀧澤)」。滝川クリステルの滝川だったと思い出したのです(因みに北海道の稚内は水沢の意味です)。

っとなると「瀬織津姫=瀧リツ姫」となります。そして瀬織津姫は瀧の神。「瀬織」とは「瀬(川)を織る(折る)」。つまり瀧です。ピッタリ意味が通じます。

そうなると「瀬織津姫」は本来は「ショウリツ姫」と発音されていたのが、「瀧」の字がない時代に滝の意味である「瀬織」の字が当てられ、「瀬織」の読み方から本来の「ショウリツ」から「セオリツ」になったと考えられます。

これ、案外、辻褄合うんじゃないですかねぇー。

こうなったら、「ショウリツ姫」の「リツ」も気になります。勿論、アイヌ語で調べました。結果、「リツ」の意味は・・・・・・・・・・、アイヌ語での「リツ」の意味は・・・・・・・、また来週。

ってのは冗談ですが、残念ながらありませんでした。

まぁー、アイヌ語ってえのは、色も赤・白・黒の三色しかありませんし、言葉が少ないんですね。

うーん、こうなったら「ショウリツ姫」じゃないが、ショウが無い。「リツ」を「リ」と「ツ」に分けてアイヌ語で調べました。

まず最初、後ろの「ツ」の字ですが、アイヌ語には無いんですよね、これ。うーん、残念。

だったら「リ」の字はどうか。これはありました。何と「リ」と発音するだけで「毛皮を剥ぐ」と言う意味になります。多分、離別の「離」の字はアイヌ語なのではと思います。

寒い東北・北海道に住んでいるアイヌ人ですからね。毛皮は衣類な訳です(アイヌ人だけじゃなくて、エスキモーなんかもそうですが・・・・)。っとなると「衣類を剥ぐ」、つまり「奪衣婆」に通じます。「奪衣婆=瀬織津姫」ですから、これも意味が通じます。

また、「ツ」の字に戻ります。

「ツ=津」。「津」は天然の港を意味しますが、もう一つ意味があります。それは「津=~の」なんですね。つまり「平将門公(タイラノマサカドコウ)」の「ノの字」。つまり間接的な意味です。

っとすると「ショウリツ姫」は直訳すると「毛皮を剥ぐ瀧の姫」となりますかね。

大祓詞では「速川の瀬に座す瀬織津姫と言う神・・・・」の一節がありますが、それと「奪衣婆」を合わせた意味合いで「ショウリツ姫」と表す事が出来ます。

これもまた、「瀬織津姫」の一つの解答の様に思います。

 

ではでは。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする