諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

狩野英孝の実家、櫻田山神社。

2013年06月09日 23時18分59秒 | 神道

もう数ヶ月の前になりますが、宮城県出身のお笑いタレント・狩野英孝の父上が亡くなりました。

享年60歳だったと思います。まだ若いですね。狩野英孝は二人兄弟の長男との事ですが、跡を継ぐのでしょうか。

まあ、余計なお世話ですが、彼は跡を継ぐべきじゃないと思います。お笑いタレントと二足の草鞋履けるほど芸能界は甘くないでしょうし、神職の仕事も生半可な事ではないと思います。第一、狩野のギャグから櫻田山神社は今、「イケメン神社」なんて言われています。それは流石にマズイでしょ。

売れなくなったから神職に付いたとあっては、氏子の皆さんも内心穏やかとは言えないと思いますし、祀られている神様もお怒りになるのではないでしょうか。

まあ、ここで次いでと言ったら大変失礼ですが、狩野英孝の実家の神社、櫻田山神社に付いて簡単に述べます。

場所は宮城県の栗原市です。3.11に震度7を記録した街です。それでなくても近年、地震が頻発している所です。以前にも震度6強の地震で大規模な地すべりがありましたし、若しかしたら日本で一番地震が多い地域かも知れません。

櫻田山神社の創建は今から1500年前。祭神は武烈天皇と応神天皇。八幡神社が合祀される形で応神天皇も祀られた様です。

しかし、武烈天皇が祀られているとは、東北では珍しいですねぇー。私が知っているのは、この櫻田山神社と仙台市内七北田川沿いの石留神社位です。

そして、武烈天皇は塩竈神社境内に鎮座する志波彦神社の言い伝えでは、志波彦神の家来神??の様に書かれています。

武烈天皇と志波彦神の関係って、一体何なのでしょうか。もしかしたら嫌われ者の神様1位、2位って事じゃないでしょうねぇー。まさかねぇー。

まあ、この件に付きましては、又の機会に書く事にします。

武烈天皇が祀られている理由は、狩野英孝の先祖が武烈天皇の側近だったからです。武烈天皇は10歳で即位。17歳で死去。その後、20数年空位となり、出雲系の継体天皇が即位した事になっています。

つまり、狩野英孝の先祖は武烈天皇の死去により失脚し、この地に流され、武烈天皇を祀る神社を建立したという事です。

武烈天皇と言うと、まあ、何と申しましょうが、古事記・日本書紀ではローマ帝国のカリギュラの様に描かれています。妊婦の腹を裂いたとか、Hな事したとか、変態じみた事したとか、悪行三昧書かれています。歴代天皇の中でワースト1の書かれ様です。

うーん、これってとうなのでしょうねぇー。17歳で亡くなったのもチョット早すぎですし、一方では厳格な裁判を行ったとの記載もあります。もしかしたら、濡れ衣着せられて暗殺された可能性も高いのではないでしょうか。

神社建立の本来の目的は怨霊封印です。武烈天皇が怨霊になるのではと考えられたとしたら、無実の罪と暗殺以外考えられません。

そして、暗殺の理由として、数々の悪行をでっち上げたのではないでしょうか。そう考えると継体天皇まで20年以上天皇が空位だったのも十分頷けると思います。

そうなると、栗原市に起きている地震も武烈天皇の怒・・・・・ってことはないでしょうが、まぁ、そろそろ地震も沈静化してもらいたいものです。

 

ではでは。

 

コメント (5)
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