続きます。話を電波塔に戻します。
私、写真を貼れないので「原町無線塔」の写真はネットで確認して頂きたいのですが、凄い迫力です。200メートルですから東京タワーやスカイツリーよりも小さいのですが、コンクリート製と言う無骨さが異様さをかもし出しています。この電波塔が大正時代に造られ当時東洋一の大きさを誇っていたと言うのは、昔からの日本の技術力を伺いさせます。
昭和57年に解体されましたが、今残っていたら世界遺産に登録になっていたのではないでしょうか。この電波塔に比べればピザの斜塔なんて子供だましです。
今は10分の1の電波塔の記念碑的塔が建っていますが、出来れば残して欲しかったです。もっとも東日本大震災に耐えられたかどうかは疑問ですけど。
考えてみたら電波塔が解体された昭和57年は従兄弟が亡くなった年でもあります。従兄弟はいわき市平の祖母の家から原町市の高校までカワサキKH250で通学してました。片道2時間。往復で4時間近い時間を毎日通っていた。そして電波塔を見ていた。そう考えると眼がウルウルしちゃいます。電波塔は私にとっても従兄弟にとっても大事な思い出なのは間違いないですね。
さて、今になってどうして電波塔の夢を見たのか。今まで電波塔の夢は見た事もありません。どうしてなんでしょ。
夢はカラーでした。暗闇に聳え立つ電波塔。仙台から向かって現れた景色でした。あれは何を意味しているのでしょうか。うーん。
あんまり良い感じの夢ではありません。何か自分の墓標のような感じがしてます。どう言う事なんだろう。何かの警告の様な気がする。
もしかしたら私の死期が迫っているのか。はたまた家族のか。何か悪い予感がする。どう言う事なのだろう。もうしょうがない、夢占いを調べよう。
そして調べました。結果が下記です。
○大きな鉄塔の夢は逃げ場の無い状況。物事が立ち行かなくなる状況。
○東京タワーやスカイツリーのような電波塔、巨大なパラボナアンテナが設置されている放送局の夢はコミュニケーションの好転。身近なコミュニケーションの変化。目先の成果ではなく、人生の目標を目指す事を示す。
○塔を目指す夢は高い理想・目標を持つ。
○塔を見上げる・見る夢は、誰かに監視されている。良心の咎め。今後の強い不安・心配。行動範囲の制限・不自由を示す。
うーん、何だこれは。良いのか悪いのか判らんではないか。夢占いはどっちつかずで難しい。何なのだろ。
電波塔はコンクリート製。煙突に似ている。鉄塔とは言えないし、東京タワーやスカイツリーとは全然違う。どう判断したら良いのだろう。
電波塔の夢を見て悪いイメージが過ぎった。これはどう考えても不自由な自分。不安で心配な自分の心情を表していると取った方がピッタリ合う。
ただ、それだけではない。電波塔は或る意味、宮城県と福島県の境界線。境界線に近づいている。それは死なのかも知れないし、新たなステージなのかも知れない。
そのままなら死。頑張れば次のステージと言う事なのかも。
とりあえず、頑張れ、しっかりしろと言う事と捉えよう。その方が良い。そう信じよう。
ではでは。