諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

デカ頭の憂鬱。はたまたデカ頭のメリットは何なのか。その2

2017年01月06日 00時43分07秒 | 人生

続きます。

デカ頭で一番悔しいのは「デカ頭=頭脳明晰」じゃ無い事です。こんなに大きいのだから知能指数が200以上あってもいいと思うのです。全然関係が無いってどう言う事なのか。何かしらデカ頭には利点と言うか、メリットが有るべきでしょ。

そう言えば古代は通常の人とは違った特徴がある人物は神として崇められていた。私の血筋は神として崇められていたのかも。だったら何かしらの能力が有ってしかるべき。何にも無いもんなぁー私には。

私の中高生時代、私より頭のデカイ同級生がいました。M君です。

身長は176cm程度で頭の大きさは自称67cm。時には69cmとか言ってましたが、楽に70cmを超えていました。

彼の頭はオニギリの様に真ん丸。そして五分刈り。それでも異様にでかかった。何たって「アタマ君」と呼ばれていましたから。

私も学帽は最大サイズを被っていましたが、彼の学帽はただのべロが付いた布状態。布を頭に乗せている感じです。笑いが込み上げて来ます。でも心優しいヤツでした。頭のデカイ奴は案外、優しい人物が多いのかも。

今は見渡すところ私の周辺には私より頭のデカイ者はいません。だから凄く目立つ。困った。

頭がデカイと集合写真を撮っても直ぐに自分がどこにいるのか判る。歌舞伎役者なんかには都合が良いのでしょうね。

それと昔の演歌歌手の三波春夫や村田英雄も頭がでかかった。私の好きな役者の萬屋錦之介も頭がでかい。目立つ為に頭がでかくなるのだろうか。名声を集める為なのか。

そして或る日、バイクを走らせて某大型マンションの前を通りました。「このマンションは歌手・フランク永井の愛人が住んでいたっけな」と何気なく思い出しました。

そう言えばフランク永井も頭がでかかったなぁー。それと私と同じように目が細い。何となく私と似ている。

「♪貴方と私の合言葉~ 有楽町で会いましょう~」。ほら、私も低音ですし。

フランク永井が自殺未遂したのは、この愛人が子供が出来たとして養育費を請求したから。更には副業が上手く行ってなかった。紅白歌合戦に落選したから等々言われてます。

実際、愛人の子供はのフランク永井との子供ではなかったそうです。騙されたのです。それなのに信じて悩んで自殺未遂したとしたら気の毒です。運が無い。否、おっちょこちょい。否、否、人を信じやすいのか。

奥さんとの間には子供はいなかった。それなのに愛人との間に子供を作ってしまった。奥さんに申し訳ないと思っていたのか。

フランク永井は自殺未遂で歌も記憶も失いました。奥さんが介護していたが金銭面で苦悩し、奥さんも自殺未遂。それでフランク永井と離婚しています。その後は高齢のフランク永井の姉が介護をしていた。大変な苦労だったそうです。

フランク永井は自殺未遂後23年生きましたが、彼の人生って一体何なのでしょう。良運と悪運、両極端過ぎです。

純粋すぎて思い悩んだのだと思います。欝だったと思いますが、思い悩んで最良の策として死を選んだ。それなのに死ねなかった。死ぬことも上手く行かなかった。何て不器用なのか。やっぱり私に似ている。

男は体力面を頭脳でカバーする為に頭蓋骨が40歳まで発達する。だから頭がでかくなる。フランク永井も対面する苦悩に対し、最良の策を考えに考えた。そして死を選択した。死すらも失敗した。気の毒過ぎます。

私も考えに考える性質です。悩みに悩む。悩んでも答えが出ない。だから欝になりやすい。思い悩むから悩む部分の脳が発達して頭がでかくなる。

「人間は考える葦である」と言われますが、考え過ぎるから頭がでかくなる。それが私のデカ頭に対する解答です。

そして考え過ぎは良くない。もっとシンプルに生きる事も大切。フランク永井の人生はそう教えてくれていると思います。

私も今年53歳。フランク永井が自殺未遂した年齢と同じです。

今年はフランク永井を意識して生きようかな。フランク永井の供養にもなると思うし。

 

ではでは。

 

 

 

コメント (6)
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