諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

日本人の信仰。その2

2018年12月26日 15時00分04秒 | 信仰
続きです。ここら辺から危ない事を書きます。

はっきり言っちゃいましてキリスト教は戦争兵器。侵略兵器です。

先ず未開の地に宣教師が遣ってくる。キリスト教を地元民に伝道する。キリスト教の信仰が根付いたところで武力を持って侵略する。このやり方で植民地を広げて行ったのです。

日本の場合も当初はそうだったと思います。しかし日本には国教として仏教がある。得体の知れない神道もある。

更に日本人はプライドが高く好戦的な戦闘民族。植民地支配はそう簡単ではない。火の玉になって戦いを挑んでくる。

そこで宣教師たちは天下人になりつつある織田信長に接近。信長を欺いて西欧の文化を餌に信長に布教の許しを受ける。お墨付きを得る。

日本国民は本来、度が過ぎた宗教大好き民族です。神の前では誰もが平等。この新鮮なキリスト教の教えは,民衆に熱狂的な支持を得た。

特に人格者だった高山右近が入信。キリシタン大名となった事で彼を慕う黒田官兵衛等の大名もこぞってキリスト教に入信した。

そして異常事態が起きた。キリスト教にとって異教は悪魔の宗教。仏教も神道も悪魔の宗教。坊さんも宮司も悪魔宗教の教祖。殺すべし。

高山右近等キリシタン大名は神社仏閣を打ち壊した。摂津藩のほとんどの神社仏閣は消滅した。その教徒たちも迫害した

それだけではなく、50万人と言われる女性達を奴隷としてキリスト教国に売り渡した。火薬と引き換えに。

何故、高山右近等は火薬を欲したのか。キリスト教国の手先になって武力で日本を占領し、キリスト教国の植民地にするつもりじゃなかったのか。

何せ50万人の日本人女性を奴隷として外国に売った訳です。キリスト教徒でない者は人ではない。そんな者の命なぞ何の価値も無い。人格者と言われた高山右近でさえこれ程の狂気を演じた。

宗教に関わると自分が神になったつもりになる者が非常に多いです。最近のヒーラーもオウムの麻原彰晃もそう。勿論、新興宗教の教祖もそうです。私もこんなブログを書いてて何度かヒーラーらしき人に非難されています。

宗教で自分と違う考えを持つ者は徹底的に迫害する。人格者だった高山左近にもそんな感情が芽生えたと思います。

私は本能寺の変はキリスト教国から日本を守る為に起きたと考えております。信長が生きていたら日本は大変な事になる。天皇家も消滅させられる。

本能寺の変の黒幕は、朝廷や豊臣秀吉、徳川家康等ではないかとされていますが、キリシタン大名の頑なさに恐怖した事で明智光秀によって決行された。

光秀に限らず秀吉、家康、そして朝廷もキリスト教に恐怖を覚えていたのは間違いない。千利休が処刑されたのも根本にはキリスト教があったと考えられます(機会があれば語ります)。

現に豊臣秀吉は懇意だった高山右近を含めてキリスト教徒を国外に追放した。

家康も島原の乱で37000名ものキリスト教徒を全滅させた。神を頑なに信じて命を投げ出すキリスト教信徒に恐れを抱いた。キリスト教徒を絶滅させなければ日本は滅びる。キリスト教の布教は断じて許さない。家康もそう思ったに違いないです。

キリスト教ではイエスを信じれは、死んだ者でも生き返ると信じられていました。

キリスト教徒は生き返る。そしてまたゾンビの様に立ち向かってくる。それで伊達政宗もキリスト教の宣教師をバラバラに切り刻んで広瀬川に流したとの話が伝わっています。

伊達政宗はスペインに支倉常長を派遣したほどキリスト教には寛容でしたが、支倉常長がスペインから戻って来て政宗と対面した直後、人が変わった様にキリスト教に憎悪を剥き出しにします。

多分、洗礼を受けてキリスト教に入信した支倉常長の姿と狂気を見て、キリスト教を日本に入れてはいけないと思ったのでしょう。

支倉常長は政宗の信任が厚いからスペイン行きを命じた。しかし帰って来たら人が変わっていた。

「キリスト教徒にあらずんば、人にあらず」。そんな対応を支倉常長は政宗に対しても行ったのかも知れません。政宗も後、そのキリスト教徒(カトリック)に対する弾圧は尋常ではなくなりましたので。

キリスト教は疱瘡の如く広まり人々を盲人化させる。日本国民が簡単にキリスト教国の先兵隊になってしまう。このままでは日本はキリスト教国の植民地になってしまう。

度重なるキリスト教の狂気に恐怖を覚えた家康は鎖国を決断した。そんな感じがしています。


続く。











コメント (6)
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