諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

今のクルマはデカ過ぎる。日本にピッタリのクルマはもう存在しない。

2019年10月29日 00時24分44秒 | アイテム
福山雅治。別に興味は有りません。歌は嫌いです。聞くに堪えない。演技はマズマズ。ガリレオはツッコミどころが多かったけど、私には珍しく結構見れました。でも龍馬伝は大河好きの私ですが、詰まりませんでした。その程度です。

でも、愛車はいすゞジェミニZZ-TもしくはZZ-Rだったのにはビックリ。うーん、いいセンスしているなぁー。私も欲しかったなぁー。日本にピッタリ合ったサイズで、運転して楽しいクルマだったし。

当時のいすゞDOHCエンジンは乱暴な拭け上がりでした。私は名機と言われたジェントルな86のツインカムよりも好きだった。野武士的な感覚。それがいすゞのクルマ。それなのに乗用車部門から撤退するなんて・・・・。

実は以前、いすゞアスカLSターボのガソリン車に乗っていました。

もう乱暴な速さ。何たってFF車で1050キロの車体に、低回転でビックなトルクを発生する2000ccのターボのエンジンでしたからメチャ速です。

ハンドルが持っていかれるような加速。水上スキーの感覚。

今のクルマでアスカより速いのは幾らでもあると思いますが、こんな乱暴な加速をするクルマは無いと思います。刺激的。味が有り過ぎです。

加速は当時、世界最速と言われてました。ゼロヨンで15秒チョイ。鉄仮面スカイラインFJインタークーラー付きターボよりも速い。ムテキング。

当時人気だった86レビン・トレノによくシグナルグランプリで仕掛けられました。信号が青になると86はエンジンを高回転まで回して猛ダッシュ。私はにやけながら、態とちょっと遅れてアクセルをゆっくり踏む。

86は勝利を確信してバックミラーを見る。そこに私のアスカが鬼の様な加速で迫り来る。そしてアッと言う間に抜かす。86は絶対に追いつけない。それ程のポテンシャルでした。

今の時代、信号グランプリする人は少ないと思います。っと言うより走り屋のクルマは絶滅危惧種。滅多に走っていない。互いに出くわす機会も少ない。

それ以上に燃費が重要。今の私なんて燃費の悪化を防ぐ為に、エンジンを回さないように走っています。ガソリンが高いですし。

当時のガソリン価格はリッター80~100円程度。100円だと高いなぁーと感じていた。今では150円前後まで上がっている。石油の採掘が難しくなっているから、為替関係なく昔の価格に戻るのはチョット考えられない。困りますよね。クルマへの興味も無くなるってもんです。

それプラス、クルマの大型化がクルマの楽しみを大幅にスポイルしています。今の普通車って5ナンバーサイズが非常に少ない。

否、5ナンバーサイズだって大き過ぎる。昔のクラウンやセドリックとエントリーカーでもある1000ccクラスのビッツやマーチが同じ車幅って、一体何を考えているのだろう。日本の道路の道幅が広くなった訳でもないのに。

アスカの車幅は167センチ。その前に乗っていた日産オースター(初期型)は160センチ。ジェミニが157センチ。昔の大人気だったAE86は163センチ。ラリーで名を馳せた初期型の三菱ランサーは152.5センチ。

私の技量ではアスカの167センチは少々大き過ぎると感じてました。160センチが理想。日本の道幅では、大きいクルマは運転してて神経を使う。全然楽しめない。

クルマはただの移動手段。それ以上でもそれ以外でもない。そんなクルマに興味は無い。

今のトヨタ86の車幅は177.5センチ。カローラスポーツは179センチ。日産GT-Rとなると189.5センチです。こんなに大きくては、どんなにスペックが良くてもスポーツカーとは呼べない。力士のような肥満体のデブにスポーツは無理です。

「だったら軽自動車があるではないか。軽自動車は車幅148センチ、全長340センチ。これならスポーツカーだろ」っと成るのですが、たった660ccですからね、走りに余裕が無い(ターボ車除く)。エンジンが気の毒ななる位回しても大して前に進まない。峠道では完全に力不足。衝突安全性にも疑問が残るし、高速道路では軽過ぎて不安定。全てを軽自動車で賄うのは不可能だと思います。

やっぱり排気量は1500cc前後は欲しい。車幅160センチ、全長は430センチ位まで。車重は1トン前後。5人乗りじゃなくても結構。4人が普通に乗れて、キビキビ走れるトーションビーム以外のちゃんとしたサスペンションのクルマに限る。

昔はそんなクルマが当たり前でした。だってそれが一番日本にピッタリ合っていたのですから。

それが今は全然無い。みんな詰まらない。運転が苦痛。しかも高額過ぎる。

以前よりも国民の所得が大幅に減っているのに、べら棒に高くなったクルマなんて買えるヤツは少ない。今は携帯代もかかっているから、維持費もかかるクルマを所有できる者も少ない。

だから海外の規格に合わせる。それは仕方が無いのかも知れないが、日本で普通に楽しめるクルマって無いのだから、売れないのは当たり前。そんなクルマにステータスも興味も感じない。そんなクルマなんていらない。

移動手段としてのクルマなら白物家電と同じ。動くなら何でも良い。それでなくてもクルマは短期間で大幅に値下がりする。だったら中古車で十分。私以外でもそう考えるのが普通ではないでしょうか。

もう自動車のブームは来ない。自動車も衰退産業になるのは目に見えていると思います。

自動運転が一般化したら、誰もが法廷速度を守る。そうなると交通事故での死亡者は大幅に減ると思います。煽り運転もそう。それは本当に良いことですが、運転する楽しさはゼロになる。そして益々クルマへの興味は無くなる。

更に電気自動車が一般化したら、電池の交換以外、クルマの寿命が大幅に上がる。ガソリンスタンドも自動車整備工場も仕事が無くなる。経済が更に冷え込む。ほんの一部の人しかクルマが買えなくなる。そして自動車メーカーは滅ぶ。

ってな事にも成りかねない。自動車で牽引している日本経済が大変心配です。

どうなる事やら。


ではでは。






コメント (4)
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