諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

ヤマハ・タウンメイトT90Nのインプレッションを書くつもりだったが・・・。【スーパーカブとの比較編】その2

2019年10月31日 13時01分06秒 | アイテム
続きです。

私の家業は新聞販売業でした。今まで購入したバイクは100台を軽く越えています。

新聞販売業で使っていたバイクはヤマハ・メイトV50が断トツに多い。一番力が有ると言う理由で、うちの父親が新聞社の本社から買っていたのです。価格は10万円程度。新聞配達仕様で10万円ですから、今では考えられない安さです。

でもねぇー、メイトV50は2ストエンジン。4ストのカブに比べて燃費が悪い。オイル代もかかる。もし、メイトでなくカブだったら、ガソリン代の差額で家1軒建てられたかも。勿体無い事したなぁー。

その他にもホンダスーパーカブの50、70、90。タウンメイトの50,80。スズキバーディー50等々購入しています。

ここでこれらのバイクの感想を述べます。

スズキバーディー50
エンジンの回転がシャープでしたが、直ぐに頭打ちになる。力が無い。直ぐに錆びる。ブレーキの効きが悪い。走行安定性も悪い。耐久性が低い。燃費も2ストのメイトより悪い。何だかんだで8000キロ程度で廃車にしまた。ビジネス車としては信頼性が低いバイクでした。

ヤマハメイトV50
エンジンに力がある。回転もスムーズ。燃費も2ストとしては及第点。品質も高い。ブレーキが良く効く。低重心で安定感がある。コーナリング性能も高い。
欠点は鉄が柔らかく転倒するとステップが簡単に曲がる。その位ですかね。

ヤマハタウンメイトT50
エンジンの回転はピカ1。バランサーが組み込まれているからエンジンの振動も少ない。最高速はカブよりも伸びる。でも明らかにカブよりもパワーは無い。シャフトドライブ故にチェーンのメンテナンスフリーだが、その反面、シャフトドライブの振動でコーナーの安定性が欠ける。燃費は良い。

タウンメイトT80
当然、タウンメイト50よりもパワーがあるが、排気量に比べたらパワー感に乏しい。ギアは4速まで合って燃費が大変良く長距離走行は得意だが、4速ギアが忙しなく新聞配達には向かない。走行フィーリングもシャフトドライブの影響なのか、ファンファンして安定感が無い。

ホンダスーパーカブ50
4スト50ccとしてはパワーがある。回転もタウンメイト程ではないがスムーズ。しかし、ブレーキの効きもタッチも悪い。重心が高い感じがする。コーナーでは不安定になる。

ホンダスーパーカブ70
新聞配達にジャストフィットしたパワー。回転もスムーズでカブのエンジンでは一番気持がいい。欠点はカブ50同様。

ホンダスーパーカブ90
確かにパワーがあるが、エンジンの回転が重々しい。新聞配達ではそのパワーが響いて、レスポンスの良さがギクシャクした感じになる。配達の仕事には向いていない。そしてブレーキもプアで、コーナリングでの安定性に乏しい。転び易い。

総評としては、新聞配達で使用するのであれば、やはりヤマハメイトV50が最適です。それでも1万キロ前後で廃車になるケースが多かった。

自分のバイクでは無いですからね。配達員は皆、乱暴に扱うのです。私は子供心にも辛かった。心が痛かった。これも仙台人が嫌いになった理由の一つなのは間違いないですね。


続く。









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ヤマハ・タウンメイトT90Nのインプレッションを書くつもりだったが・・・。【スーパーカブとの比較編】その1

2019年10月31日 09時53分37秒 | アイテム
私の愛車、ヤマハ・タウンメイトT90Nですが、そろそろ限界に近付いております。酷い使い方してましたからね。大して整備もしていなかったし。

先日、走行していていたらクラクションが鳴らない。メイトを止めて確認したらホーンが錆の塊になっていた。

触ってみると振動する。電気が流れているのは間違いないが、錆ついて音が出ないみたい。少し押してみたら細々音が出る。うーん、ダメだ。ホーンを交換せねば。

amazonでメイトのホーンを探す。価格は約3000円だった。高い。吹けば飛ぶような鉄の塊なのに。これをバイク屋で取り付けると手間賃で1500円は取られる。消費税込みで5000円位か。ただのホーンなのに。

だからと言ってホーンを付けない訳には行かない。ホーンが無いと危険だ。クルマに危険を知らせなくては、こっちの命が危ない。絶対、変えなければならない。

でも、私のメイトは走行7万キロを超えている。実は暫くメーターが壊れたまま運転していたから、8万キロ近く走っていると思う。もう限界は過ぎている。

クルマで8万キロならまだまだですが、90ccのバイクだととんでもない距離になります。

例えば2000ccのクルマで2000回転で走行しているとします。これが90ccのメイトだと同じ速度で8000~9000回転で走行する事になります。

つまりピストンはクルマの4倍以上で動いている。それで計算するとクルマで8万キロなら、私のメイトは32万キロ走っている事になる。既に限界は超えているのです。そろそろ廃車も考えないと。

購入してから20年経っています。いたるところが錆だらけ。穴が開いている箇所もある。ボルト部分が舐めてしまい、チェーンを調整しても直ぐに緩んでしまう。

もう十分、元を取った。普通だったら廃車にしてます。

でも、愛着があるのです。それに次に買いたいバイクが思い浮かばない。当然、ビジネスバイクを考えていますが、メイトは既に製造を中止している。ヤマハには原付2種のビジネスバイクが存在しない。

そうなるとホンダ・スーパーカブ110シリーズしか選択肢が無い。でも、カブには許容出来ない欠点がある。それが問題だ。

勿論、お金も無い。今のカブ110は乗り出し価格が30万円近い。カブ125となると40万円となる。そんな高いの買えないよ。

そうなると中古となりますが、カブは値段が下がらないんだよねぇー。

結構、安くて程度の良いカブもあります。でもそれは中国で生産していた時代のカブです。

信頼性が乏しい。故障するバイクの代名詞になっている。それもあってホンダはカブの国内生産を再開したと思える。そんなバイクは買いたくないなぁー。

設計はホンダがしているからそれ程問題は無いと思うが、製造工程を中国人にさせるために、生産性重視でメンテナンスの事を余り考えずに設計されている。

中国で生産する素材は質が落ちる。鉄もゴムも弱い。だから走行してホイールが楕円形になったり、ブレーキの寿命が著しく短いと聞く。郵便局で使用される中国製の郵政カブなんか、25000キロで廃車にしなければならないケースも多いらしい。

それでは安物買いの銭失い。損する事はしたく無い。困ったなぁー。


つづく。








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