続きです。
今回の記事ですが、身につまされて書いてて辛くなっちゃいます。何か自分に似ている気がして。
性格は全然違うと断言しますが、亡くなった愛犬しか愛する対象が無かった点なんか特に。
何か書きづらくなっちゃいました。鬱病なんでね。
さて、ドンファンの元嫁は毎月100万円の手当と、ドンファンの財産が目当てで結婚したのは間違いないと思います。ドンファンはそれを見抜けなかったのか。
分かっていたでしょうね、その位。分かっていても結婚したかった。その理由は当然見栄でしょうが、もう一つあると思います。
そのもう一つとは復讐。
ドンファンには何度かの離婚歴がありますが、元嫁との結婚式にその元妻を呼んでいた。それは元妻への当てつけでしょう。
「俺と離婚しやがって。どうだ、こんなに若い女と再婚してやったぞ。ざぁまぁー見ろ」と思っていたのではないでしようか。
そうでなかったら元嫁との結婚式に元妻なんて呼ばないでしょうから(ややこしい)。
しかし、結婚式を挙げても元嫁は東京で暮らしている。紀州には来てくれない。何の為の結婚だったのか。
ドンファンは自分の財産を残す子供が欲しかったと思います。しかし、ドンファンの年齢を考えれば難しい。半分以上、諦めていたと思います。
財産目当てであっても愛する対象が存在するだけど幸せ。そう考えていたのに元嫁は東京から戻ってこない。「あんな女、離婚だ」。そう口にしだした。
元嫁はドンファンと結婚したとしても一緒に暮らす気はさらさら無い。でも、月100万円のお手当とドンファンの財産は欲しい。
お金が欲しい。自分はセレブだ。セレブの生活がしたい。ホスト遊びがしたい。だからこそ、ドンファンとの結婚に応じた。しかし、ドンファンは離婚すると言い出した。
ドンファンの遺産相続人は愛犬のミニチュア・ダックスフンド。
自分はドンファンと結婚した。財産は自分の物だ。犬なんかに渡してなるもんか。
そんな気持ちから、先ずはドンファンの愛犬を毒殺したと私は考えています。そしてバレずに成功した。
この成功でドンファンの殺害を考え出した。早く決行しないと離婚されてしまう。離婚されては毎月100万円の手当とドンファンの財産を失ってしまう。
ドンファンの財産は遺言で市に寄付すると遺言を書いた。それでも妻であるなら財産の半分は手に出来る。
貧乏は嫌い。私はセレブでなくてはならない。ドンファンも殺害する覚悟を決めた。もう時間が無い。それで結婚から3か月で殺害に及んだのでしょう。
私が驚いたのは元嫁が22歳程度で覚醒剤に精通していたた事です。ネット検索していたそうですが、普通、覚醒剤を手に入れるって無理でしょ。しかも服用する事で殺害できるなんて、私、全然知りませんでしたよ。
殺人事件をを短期間で成し遂げた。
私は裏社会との繋がりを考えていますが、それでもあの若さで殺害に及んだとしたら、とんでもない金銭欲だと思います。
ドンファンは77歳。流石に金銭欲は薄れていたでしょう。そこに昔のドンファンそのものの金銭欲を持つ元嫁が現れた。
ある意味、ドンファンは昔の自分同様の者に殺されたのではないか。金をバカにしたから、金に殺されたのではないか。
この世で欲は必要です。欲が無くなったら終わり。生きて行けなくなる。
でも、欲を集め過ぎると欲に殺される。ドンファンの人生を振り返ると、どうしてもそう考えちゃいます。
そして元嫁。ドンファン殺害が確定したら懲役15年は喰らうでしょう。
彼女は整形手術を繰り返していたそうですが、ある程度覚悟はしていて今の内にと考えていたのかも知れんです。
それにしてもドンファンを殺していたとしたら、人を殺す恐ろしさを感じなかったのか。人を殺す怖さよりも欲が強かったのか。
私、子供の頃から人生に付いて悩み・悔やみ、考えに考えて生きて来ましたが、人生を考えずに生きると欲でしか判断付かなくなる。人を殺す怖さが分からない。そして後悔する事になると思います。
私みたいに考え過ぎても良くないですが、やっぱり人生や人の命は考えるべきです。
人は何れ死ぬのですから。死んだらあの世にお金なんて持って行けないのだし。
ではでは。