諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

ドン・ファンを演じたバリー・マニロウ。

2021年05月26日 10時07分30秒 | 人生
紀州のドンファンの殺人容疑として元嫁が起訴されました。

紀州のドンファンなんて言ってたけど、彼はドン・ファンじゃない。お金で女性を買っていただけだから。

私のドン・ファンのイメージですが、ルックスと知性、お金に恵まれていて女性に持てるのだが、自身も大変な浮気性でミツバチの如く、花から花へと女性の間を飛び歩く男。それが私のドン・ファンのイメージです。

紀州のドンファンみたいに金をチラつかせて女性を寄せることなど絶対にしない。自分の魅力で勝負する頭の切れるモテ男。それがドン・ファンなんだと考えます。

日本の俳優でドン・ファンのイメージがあるのは、先日亡くなった若い頃の田村正和でしょう。

彼の私生活は謎。生活臭がしない。何時も田村正和をストイックに演じている。田村正和が演じられなくなったから引退を決意したのだと思いますが、彼こそが観る者に夢を持たせる俳優の中の俳優だと思いますね。

これは余り知られていない情報ですが、田村正和は甘党で特に気に入って飲んでいたのはイチゴ牛乳だとか。

彼は食事している場面を絶対に見せないらしいですが(ドラマは別)、ドラマの休み時間で隠れてチユウチュウ飲んでいたらしいです。素は普通なのに田村正和をイメージを崩さない。大したもんです。

晩年の田村正和にはドン・ファンのイメージは薄いですが、若い頃は女性にモテモテで浮気性の役を多くこなしてました。ドン・ファンを演じていたのです。

でも、実際は噂は上がったりもしたが、浮気した、不倫した報道は出ていない。休みの日は家に引き籠る。全然、ドン・ファンじゃなかった。そう思われたのも彼の演技力だったと言えます。

田村正和以上にドン・ファンを演じたのは世界のバリー・マニロウでしょう。

1983年の東京・武道館でもコンサートへ行きましたが、9割以上が女性客。しかも白人女性だらけ。日本人男は少数。こんな光景、初めて見ました。

武道館は超満員。もうこんな経験は出来ないでしょう。バリー・マニロウも、もう日本には来ないでしょうし。

1983年の初来日、バリーはノエビア化粧品のCMソング「君はルッキン・ホット」引っ提げ初来日しました。

この「君はルッキン・ホット」のショートフィルムと言うのでしょうか、ビデオと言うのか忘れましたが、曲に合わせた動画があります。女性達が曲を演奏。バリーが嬉しそうな顔をして、女性達一人一人にモーションをかける内容となってます。

若い頃のバリー・マニロウの見てみてください。軽薄そうで、ニヒルで、小ずるそうで、どっから見ても女たらしのドン・ファンその者です。

でも、バリーはゲイ。女には興味はない。

来日した時、出演した「夜のヒットスタジオ」と言う番組で、芸者100人をリクエストして満面の笑みを浮かべていたが、そこまでして女好きをアピールしていた。

今想うと精神的に辛かっただろうけど、ファンは女たらしりドン・ファンである自分の姿を喜ぶ。だからファンの為にドン・ファンを演じていた。売れる為には仕方が無かったのだろう。

以上、同年代の三人のドン・ファンに付いて語ってきましたが、この三人は全員ドン・ファンじゃないです。

本当に身も心もドン・ファンなんて、いないんじゃないかなぁー。恋愛に愛憎は付き物。女から女へと渡り歩いていたら何時かは刺されて命を落とす。

そんな感じがしますね。


ではでは。






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