最近、「道の駅」で軽キャンピングカーを見かけるケースが増えました。それだけ車中泊ブームなんでしょうね。
これ、コロナも関連していると言われますが、それ以上に日本人が貧乏になったからだと私は確信しています。事実、私がそうですから。
でも、高額なキャンピングカーが売れている。中古価格も大変高い。
実は40年近く前から私、キャンピングカーが欲しかったのです。その理由は中古になると馬鹿安になるから。
豪華装備なのに50~80万円で買えたりしました。しかも、走行距離が短いクルマも目立つ。
多分、キャンピングカーを持て余して捨て値で売ったのでしょう。当時はキャンピングカーなんて全然ブームじゃなかったし。
でも、お得ジャンキーの私ですから目が釘付け。ここで生活したら家なんか不経済で要らないのではないかと思えました。
そして現在。車中泊ブームでキャンピングカーが大人気。1000万円を超えるキャンピングカーも珍しくない。中古価格も高い。高止まりしている。
更には300万円を軽く超える価格(400万円超えもある)で、軽トラックベースの軽キャンピングカーも登場した。こんなもの必要なのかなぁー。
中古で安ければ買っても良いと思います。程度が良くて50万円以下なら。
でも、10年落ちの多走行車でも200万円近いプライスを付けている。こんなものを買っちゃったら、後々後悔するんじゃないかなぁー。
軽トラックの新車価格はスタンダードなエアコン・パワステ付きで80万円前後です。それがキャンピングカーになると4倍前後に跳ね上がる。これに誰も疑問に思わないのか。
軽トラってタフなイメージがありますが、エンジンはコストを考えて造られています。70万円程度の軽ボンネットバンと同じエンジンを流用してる。元々はそんなに耐久性のあるエンジンではないのです。
大体、660ccのエンジンですから、耐久性なんてある訳が無い。
私、以前、アトレーリバーノ4WDターボの3AT車に乗っていましたが、普通に走らせているのにエンジン回転数は楽に5000回転を超えます。
2000ccのクルマが1500回転で走行しているのに、アトレーの3ATは5000回転。つまり、3倍程度ピストンが回っている。3倍もエンジンに負担をかけている。長持ちなんてする筈がありません。
しかも軽自動車のエンジンですから、普通車のエンジンよりもコストがかけられていない。それなのにキャンピンカー仕様になっているので、2000ccの普通車よりも重い。その重い車体を660ccでシャカ力に回して走行する。
こんなんでエンジンが長持ちする訳ありません。低寿命になる。それなのに300万円を超えるプライス。私はノイローゼになっちゃいます。
続く。