諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

大橋純子さんが亡くなった。

2023年11月12日 08時34分01秒 | ニュース
大橋純子さんが亡くなりました。闘病中なのは知っていましたが73歳か。うーん、ショックだぁー。

これは私の偏見かも知れないが、歌唱力がある方と言うか、声を振り絞って歌う歌手、或いは声帯を変えて演じる声優は早死にする傾向があると思う。声帯の響きにより、血管とかが破裂するのかも。

大橋純子さんは北島三郎の北島音楽事務所に所属しているが、先月は大橋純子さんと「夏女 ソニア」でデュエットし大ヒットさせた、同事務所所属の「もんたよしのり」さんも大動脈解離で72歳で死去している。

デュエットした2人が同年代で、ほぼ同時期に亡くなるなんて、北島三郎も沈痛だろうなぁー。

北島三郎は音楽家だった息子も突然死??している。彼も車椅子の生活だとか。

人生、順風満帆とはいかない。やっぱり正負の法則ってあるのかもなぁー。

そう言えば「もんたよしのり」も、かすれた声を絞り出す感じで歌っていた。あの歌い方はやはり身体に悪いのではないか。

それが彼の持ち味だったけど、無理に声を変えたり、絞り出したり、高音、低音を響かせたりするのは良くない感じがする。何となくだけど。

私、人生最初に衝撃を受けた歌手と言えば大橋純子だったのです。

中学1年の時、最後まで覚えた人生最初の歌が、大橋純子のシンプル・ラブ。その歌唱力は美空ひばりを遥かに凌いでいた。

べらぼうな高音で歌っていた。凄く響く。ぞわぞわする。鳥肌物の歌唱力。

小さな身体だからあれだけの高音が出せるのでしょう。歌唱力で言ったら、当時の彼女が日本史上断トツトップだと私は思っています。

私の声質は低音なのですが、彼女の歌唱力に嫉妬して何百回となくシンプル・ラブを歌っています。何百回となく彼女の曲を聞いています。嫉妬するくらい好きな歌手でした。

「♪シンプル~ラブ~、考え過ぎね、あなぁたぁ~。 ♪シンプル~ラヴ、心の向くままあぁぁぁぁぁぁーーーー。 ♬私の腕ぇが~~、居心地いいのなぁぁぁーら、そおっと包んであーげるぅぅぅ~、ううんうん・・・・・・。 ♪シンブル~ラヴ、生きてる悩みなんかぁ~~、シンプル・ラブ~、ここでは忘れてぇぇぇぇぇぇぇーーーー。 触れ合う指ぃが~~、心の音楽ぅ~を~~、奏でてくれるぅ~のぉーですぅ~~~・・・・・・・」。

「そうだ私は考え過ぎなのだ。考えたって答えが出る訳ではない。悩んで生きてても仕方がない。今のままで良いのだ」と彼女のシンプル・ラブを聞いて癒され、慰められてきました。

私にとっては彼女のシンプル・ラブは、抗うつ薬みたいなものです。本当に心が軽く清らかになる。良い歌だと思います。

死因は食道癌再発と乳腺癌だったらしいです。大変残念です。

彼女も70代です。若い頃の高音は出なくなっていました。シンプル・ラブも歌い易くアレンジしたりしてました。

だけど、それは仕方がない。彼女の絶頂期の歌唱力はユーチューブで聞ける。私の大好きなシンプル・ラブは若い時の歌唱力のまま聞ける。私にとって、それは宝物だ。

シンプル・ラブを聞き続ける限り、彼女は私の心の中で生き続ける。私も鬱に負けないで生きていける感じがする。死ぬまで聞き続けたいと思っている。

それが私の心を歌で支えてくれた彼女への、さやかな弔いです。

同じ時代を生きてくれて有難うとお礼がしたいです。

ご冥福をお祈りします。


ではでは。


コメント
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