諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

神道と相撲道。或いは負けた力士こそが瀬織津姫だ!? その3

2018年01月07日 11時07分22秒 | 瀬織津姫
続きますけど、今までの私の話、お分かりになられてますでしょうか。私も書いていて何が何だか分からなくなってきてますけど、正月なんでしょうがないですね、これ。

さて大歳神なのですが、世間的には大国主の幼名とか、ニギハヤヒ命の別名とか言われてますね。

申し訳ないですけど、私は違うと思います。ずっとずっと前の神様が大歳神。否、大歳神が国津神・天照大神なら、日本の最初の神の様にも思えます。

だったら天照大神の親のイザナギ命・イザナミ命はどうなんだとなります。大変恐れ多いのですが、天照大神に親が必要だったから創られたのではとも考えてしまいます。私が記紀の編集者でもそうします。神がどのように誕生したのかを書いた方がわかりやすいので。

さて、チョット話を天皇に戻します。

天皇家の祖神は天照大神。そして天照大神を祀る神社と言えば伊勢神宮。それなのに持統天皇から明治天皇の間の約1000年間、歴代の天皇は伊勢神宮に参拝して来なかった。これって不思議です。

持統天皇の時代、天変地異が連続して発生。側近が大反対するのを聞かずに持統天皇は天変地異を鎮める為に伊勢神宮に参拝した(持統天皇が伊勢神宮を建立したらしいけど)。

そして時代は過ぎ明治時代に明治政府は神仏分離を決行。天照大神を日本の最高神と定めた。その報告の為に明治天皇は伊勢神宮に参拝したのか。

色々考えられますけど1000年もの間、天皇家は祖神を祀る伊勢神宮へ足を運ばなかった。それは伊勢神宮を恐れていたから。持統天皇の側近が伊勢神宮への参拝を止めたのは祟りを恐れたから。

それはやはり本来の天照大神を消し去って天の岩戸へ隠して隠蔽し、、天の岩戸から出した新しい性質の天照大神を、自分たちの祖神として迎えた事に後ろめたさを持っていたからだと思います。

天皇家は祟りや呪いに敏感です。明治天皇の玄孫の竹田恒泰なんかは自分の誕生日を非公開にしていますが、それも呪いをかけられるのを恐れての事らしいです。それほど天皇家は慎重に生き延びてきた。こんなに続いている王家??は世界広しと言えども天皇家だけです。神経質な程に天皇家は祟りを恐れた。だから伊勢神宮には詣でなかった。

その理由は伊勢神宮の地主神、天の岩戸に隠した本来の国津神である天照大神を恐れていたのではないた。本当の天照大神は天皇家にとって敵だった。出雲に続いて伊勢も国譲りを行った。敵の神を自分たちの祖神として日本を統治した。その後ろめたさがある。天変地異はそれを怒った地主神・天照大神が起こしたと考えた。だから恐れて伊勢神宮には近づかなかったのではないか。

そして本来の天照大神とは誰なのか。

伊勢の地主神と言えば風神・伊勢津彦命。阿部志彦神に伊勢の国譲りを迫られ、神風と共に諏訪に移ったと言われています。

この伊勢津彦命の別名は出雲建子命。この名から出雲系の神である事は間違いないと思う。そして「子」が付く。っと言う事は親の神の方が知名度があるのではないか。

出雲建子命と似ている出雲系の神は建御名方命。建御名富方命とも表記されているので富氏系の神。だとすると登美長脛彦と同神。又は同じ系列と考えられる。父親は大国主なのか。

大国主命は役職名。そして伊勢津彦命も役職名と思えるが、伊勢の地名は伊勢津彦命から来ていると考えられる。

出雲と伊勢の違いがある。時代に差が感じられる。大国主は伊勢にはいなかった筈だ。だとしたら誰が伊勢津彦命の親なのか。


続く。
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2 コメント

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どちらも「ミ」が付く。 (綱永井寵生)
2018-01-08 19:23:43
りひとさんへ

相撲の話から諏訪神・建御名方命を出してしまい話を難しくしちゃいました。困っちゃいました。

私はライバルの鹿島神・建雷神と諏訪神・建御名方命はどちらも武神。そして名前も似ている。それは同神だから。否、どちらも同じ神がモデルと考えています。鬼渡神で神道を考えるとどうしてもその答えになります。

天津神の建雷神の名に蛇を表す「ミ」の字が入っているのが気になります。
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ミナカタさん (りひと)
2018-01-08 11:31:18
出てきましたね。彼をどこかに退けちゃうと何も分からなくなりますね。
伊勢を譲ってから諏訪なんですね?どこまで時代が遡れるか?興味あります。ミナカタさんの息子は散々調べても出てこないですし、諏訪の境内社の名前も散々書き出して悩みましたがイメージも出てこない。本当謎です。

で個人的にも相撲にミナカタさんが関わると安心なんですので今後の展開興味ありますね。

で昨日ドラマ見て思ったんですけど、養子の兄と本筋の娘の環境が許さない聖婚みたいなのも関係してくるかな?と。歴史の中では三角関係で兄妹の結婚は妥当。ただ妹にはどうもそこに婿的に入ってくる方がいて心の結婚みたいな温かい愛情には大切な姫は巡り会えないようなイメージです。七夕にも近いですね。
私の中でも血が繋がらないと思って大阪奈良行ってきたんですけど実は繋がってるようなイメージも。なので七夕同様、合わせてあげたいんですよね。それで何かが変わるならば。

でミナカタさんとトメ兄妹で聖婚じゃないかと妄想してます。なのでヌナガワヒメには二人とも繋がるのだとも。だとしたら出雲(越)には繋がるし、諏訪の地のヌナガワ姫への愛情も理解出来ちゃうんですけど。

でミナカタさんはどうも端っこに追いやられるのは畏れ多いと思う心と怖いと思う心とで立場が変わってくるとも思います。正しく事をきちんと指摘する強さを持つ方が今大事ですからね。人の意見に左右されたりお金や名誉で揺らいではなりませんから。

命という視点で愛情溢れるいい指摘をしてくれる神が出て来て欲しいですね。大抵そういう方は慕われ度が別格です。星野さんも(星付くわ!)は残念でしたけど稲葉さんが継いでるならいいかな?6と5は男の世界では提携継承出来るはず。
昔もそうやってお互い交代でやっていたかもしれないので。

信長とお市、そこに明智もなんだか理解出来ちゃうんですけど。明智そそのかした誰かいるならばです。この前テレビでは家康は歴史学者さんが暗殺計画は知らなかったかも?で少し安心しましたよ。

探している大の神はミナカタさんに繋がると思っているので相撲のマークにもある以上ミナカタさんが関わって欲しいなあと。大で囲む桜、青がないとダメなので蔵王権現っぽいですね。

私の妄想の中の主人公が出てきたのでびっくりです。大歳神に大も女性気質の小も入っているならば嬉しい展開です。

で小の女性に絡む人で大が一番、二番目が婿までが安心で三つ巴になるんですけどそこに絡む三人目が怖いんですよ。二番目は大抵短命で微かしか名残が感じられない。三番目と同化してしまっている。実は部外者なので。あとその娘もちょっと偏るので、その辺りは私は瀬織津っぽいしニギハヤヒとも関係もその下の世代ではないかと思ってます。

まさかまさかのお名前でびっくりです。
ナガスネヒコの筋はどうも私も関連しそうにおもいます。巫覡巫女家系でないと祓いは出来ないはずですし、厳格ですからね。関わりそう。
柱なくしたくらい力士の安全考えているのならば。負けてもダメージ受けるような事を望まない神が関わっているといいなあと思います。5880
5466
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