令和元年6月23日
沖縄慰霊の日に、美作大学・短期大学部の沖縄県人会の学生による「時をこえ」の創作劇を観劇する。
今回で7回目ですが、毎年観劇させていただいています。

沖縄の伝統舞踊エイサーも披露されました。
個人的には、「時をこえ」の公演の最後に披露されるエイサーが大好きです。
悲惨な沖縄戦、創作劇で胸に刻む 「慰霊の日」美作大県人会演じる
沖縄戦の犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」の23日、美作大・短期大学部(津山市北園町)の沖縄県人会学生有志が、創作劇「時をこえ」を同大で上演した。
市民ら約450人が訪れ、戦争の悲惨さと命の大切さを胸に刻み、平和への思いを新たにした。
修学旅行で沖縄県の海や国際通りを楽しんだ津山市の高校生が沖縄戦について学び、慰霊の気持ちを抱くストーリーで、1、2年生44人が熱演した。
日本兵に誤って射殺された女学生、ガマ(洞窟)の中で日本兵に殺された住民、その状況にいたたまれず上官を殺して自殺する兵士、集団自決を促されて思いとどまるも爆撃で命を落とす「ひめゆり学徒隊」…。

戦争が招いた悲劇の数々が描かれ、市民らは時に涙を浮かべて見入っていた。
津山市立小5年の女子児童(10)は「爆撃は怖く、両親を亡くした子どもはかわいそう。沖縄戦や平和のことを勉強したいと思う」と話した。
劇は沖縄戦について知ってもらおうと、2013年からタイトルを引き継ぎつつ内容を変えて毎年上演している。
沖縄慰霊の日 平和の詩「本当の幸せ」
沖縄県糸満市立兼城小学校6年 山内玲奈
青くきれいな海
この海は
どんな景色を見たのだろうか
爆弾が何発も打ちこまれ
ほのおで包まれた町
そんな沖縄を見たのではないだろうか
緑あふれる大地
この大地は
どんな声を聞いたのだろうか
けたたましい爆音
泣き叫ぶ幼子
兵士の声や銃声が入り乱れた戦場
そんな沖縄を聞いたのだろうか
青く澄みわたる空
この空は
どんなことを思ったのだろうか
緑が消え町が消え希望の光を失った島
体が震え心も震えた
いくつもの尊い命が奪われたことを知り
そんな沖縄に涙したのだろうか
平成時代
私はこの世に生まれた
青くきれいな海
緑あふれる大地
青く澄みわたる空しか知らない私
海や大地や空が七十四年前
何を見て
何を聞き
何を思ったのか
知らない世代が増えている
体験したことはなくとも
戦争の悲さんさを
決して繰り返してはいけないことを
伝え継いでいくことは
今に生きる私たちの使命だ
二度と悲しい涙を流さないために
この島がこの国がこの世界が
幸せであるように
お金持ちになることや
有名になることが
幸せではない
家族と友達と笑い合える毎日こそが
本当の幸せだ
未来に夢を持つことこそが
最高の幸せだ
「命どぅ宝」
生きているから笑い合える
生きているから未来がある
令和時代
明日への希望を願う新しい時代が始まった
この幸せをいつまでも
沖縄慰霊の日に、美作大学・短期大学部の沖縄県人会の学生による「時をこえ」の創作劇を観劇する。
今回で7回目ですが、毎年観劇させていただいています。

沖縄の伝統舞踊エイサーも披露されました。
個人的には、「時をこえ」の公演の最後に披露されるエイサーが大好きです。
悲惨な沖縄戦、創作劇で胸に刻む 「慰霊の日」美作大県人会演じる
沖縄戦の犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」の23日、美作大・短期大学部(津山市北園町)の沖縄県人会学生有志が、創作劇「時をこえ」を同大で上演した。
市民ら約450人が訪れ、戦争の悲惨さと命の大切さを胸に刻み、平和への思いを新たにした。
修学旅行で沖縄県の海や国際通りを楽しんだ津山市の高校生が沖縄戦について学び、慰霊の気持ちを抱くストーリーで、1、2年生44人が熱演した。
日本兵に誤って射殺された女学生、ガマ(洞窟)の中で日本兵に殺された住民、その状況にいたたまれず上官を殺して自殺する兵士、集団自決を促されて思いとどまるも爆撃で命を落とす「ひめゆり学徒隊」…。

戦争が招いた悲劇の数々が描かれ、市民らは時に涙を浮かべて見入っていた。
津山市立小5年の女子児童(10)は「爆撃は怖く、両親を亡くした子どもはかわいそう。沖縄戦や平和のことを勉強したいと思う」と話した。
劇は沖縄戦について知ってもらおうと、2013年からタイトルを引き継ぎつつ内容を変えて毎年上演している。
沖縄慰霊の日 平和の詩「本当の幸せ」
沖縄県糸満市立兼城小学校6年 山内玲奈
青くきれいな海
この海は
どんな景色を見たのだろうか
爆弾が何発も打ちこまれ
ほのおで包まれた町
そんな沖縄を見たのではないだろうか
緑あふれる大地
この大地は
どんな声を聞いたのだろうか
けたたましい爆音
泣き叫ぶ幼子
兵士の声や銃声が入り乱れた戦場
そんな沖縄を聞いたのだろうか
青く澄みわたる空
この空は
どんなことを思ったのだろうか
緑が消え町が消え希望の光を失った島
体が震え心も震えた
いくつもの尊い命が奪われたことを知り
そんな沖縄に涙したのだろうか
平成時代
私はこの世に生まれた
青くきれいな海
緑あふれる大地
青く澄みわたる空しか知らない私
海や大地や空が七十四年前
何を見て
何を聞き
何を思ったのか
知らない世代が増えている
体験したことはなくとも
戦争の悲さんさを
決して繰り返してはいけないことを
伝え継いでいくことは
今に生きる私たちの使命だ
二度と悲しい涙を流さないために
この島がこの国がこの世界が
幸せであるように
お金持ちになることや
有名になることが
幸せではない
家族と友達と笑い合える毎日こそが
本当の幸せだ
未来に夢を持つことこそが
最高の幸せだ
「命どぅ宝」
生きているから笑い合える
生きているから未来がある
令和時代
明日への希望を願う新しい時代が始まった
この幸せをいつまでも