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予防接種しても集団感染・・・なぜ?

2012-10-12 | 梅肉エキス






これからに時期、インフルエンザの感染に注意しなければいけない。

それには、普段から手洗いの励行、帰宅時のウガイの励行が大切なのはご存知だと思います・・・が・・・

予防接種を受けていても、その普段からの手洗いなどが徹底していなかったら・・・


今朝は、その事例を今年初めの取手北相馬保健医療センター医師会病院での集団感染の例で紹介してみます。

~以下、10月12日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
インフルエンザ 













 今年初め、茨城県取手市の取手北相馬保健医療センター医師会病院でインフルエンザの集団感染が発生、入院患者と職員合わせて71人(うち2人死亡)が発病した。

 事の起こりは、病棟勤務の女性看護師のインフルエンザB型への感染だった。
 数日前からのどに痛みを訴えたため、検査したところ、陽性反応が出た。看護師に抗インフルエンザ薬のタミフルを処方し、5日間出勤しないように指示した。

 だが、翌日、翌々日にかけて新たに入院患者9人、職員3人への感染が確認された。このため、同病院は地元保健所に集団感染を報告した。さらに院内の医師、看護師らで構成する感染対策委員会の緊急会合を開催、喉の痛みや、せき、鼻水などの症状がある場合には発熱がなくても検査を行うなど対処策を確認した。見舞客に対してもマスク着用や風邪の症状がある時は面会を控えるよう呼び掛けることにした。

 感染対策員の委員長で内科医の熊谷宗士さんは「インフルエンザの疑いがあれば、その後繰り返し検査を行いました」と話す。 しかし、対策を決めた当日もさらに職員21人、患者8人への感染が判明。感染した入院患者は隔離したうえで抗インフルエンザ薬を投与するなどして対策を徹底した。

 こうした処置にもかかわらず事態は終息せず、高齢の感染者から死者も出た。終息宣言を出したのは2月中旬。最初の感染から1か月がたっていた。

 それにしてもなぜ、集団感染を防げなかったのか。同病院の感染対策員は再発防止に向けて、感染経路などの検証を進めた。
 その結果、初期に発症者の隔離に力を注いだものの、職員が、患者と接触した後に手指の消毒が十分でなかったり、マスク着用が徹底していなかったりしていたことが分かった。こうしたことから、ウイルスが付着した手で口や鼻などに触れて感染する「接触感染」や、せきくしゃみなどによる「飛沫(ひまつ)感染」を防げなかった可能性があると感染対策員はみている。

 同病院では、インフルエンザのシーズン前に、体調不良などの事情がない限り全職員が毎年予防接種をしてきたが、結局は36人の職員が感染した。感染した入院患者8人についても予防接種を済ませていたことが分かった。

 同病院院長の鈴木武樹さんは「ワクチンも接種しており、まさか、これほど感染が広がり、発症者が増えると思わなかった。認識が甘かった」と話す。
コメント
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