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「飯炊き仙人」と呼ばれる男!・・・村嶋孟さん

2013-04-27 | 雑記
今日からゴールデンウイークが始まりました。

色々と予定を立てられている方も多いと思います。

皆で集まって美味しいものを食べるのもいいかもしれません・・・

日本人であれば、やはり美味しいご飯を食べてみたいと思いませんか?!

テレビで一度拝見したことがあるのですが、大阪の堺に仙人と呼ばれる方がいらっしゃいます。

ご存知の方も多いかもしれませんね。


今朝は、その飯炊き仙人さんを紹介した記事を転載してみたいと思います。

~以下、4月27日読売新聞朝刊より抜粋~

「飯炊き仙人」と呼ばれる男

食堂紀行
午前9時~午後1時半頃(売り切れ次第終了)。
火・水曜日定休。
阪堺電車「寺地駅」から徒歩3分の住宅街にある。
電話 072-238-0934。
炊きあがったご飯をおひつに移す村嶋さん。湯気の向
こうの姿は「仙人」の名にふさわしい=岩波友則撮影
飯炊き仙人の村嶋さん

銀シャリ屋ゲコ亭  堺市堺区
 大阪の南の玄関口・天王寺から阪堺電車に乗った。大阪で唯一の路面電車。1928年製という車両に揺られ、堺市へ。目指す「銀シャリ屋ゲコ亭」(堺区)には、日本一の「飯炊き仙人」がいるという。

 店は千利休の屋敷跡近くにあった。木の引き戸を開けると、中央にある畳4枚分ほどもあるL字形の台に30種類ほどのおかずが並ぶ。ブリの照り焼き(450円)、おでん(150円均一)にシジミのみそ汁(150円)――。

 だが、ここの看板メニューはご飯だ。1杯150円で、2杯目からは100円。お昼時、店内では「ご飯の代わり」の声が飛び交っていた。

 今年で開店50年。常連に「仙人」と呼ばれる店主の村嶋(つとむ)さん(82)は、一番奥にある「へっついさん」(かまど)の前で店内の様子をうかがっていた。平日は三升炊きの釜を使って180合、週末は釜を追加して240合分を炊く。客の入りを見ながら、熱々を食べてもらえるよう炊き始める。

 炊飯の極意を知りたいと、築地の寿司職人や韓国の料理人も訪れるという。だが、村嶋さんに気負ったところはない。「腹が減ったら何でもうまいもんや。『はじめチョロチョロ中ぱっぱ』を守るだけ。ハッハッハ」

 自慢のご飯をいただいた。銘柄は宮城・登米(とめ)産のササニシキ。一粒一粒がふっくらと炊きあがり、かむほどにほのかな甘みが広がる。「カキ殻と木炭を入れた容器にくみ置きした水で炊く」のだそうで、さっぱりとした後口が、関西風の薄味のおかずとよく合う。お代わりしたくなるのは当然だ。

 ご飯への思いは、戦中体験と結びついている。1945年の大阪大空襲で家を焼かれ、戦後は雑草を食べてしのいだ。村嶋さんにとって「銀シャリ」は幸福の象徴。だから、「食べ物を残すのはお天道様に背く」と、ご飯もおかずもその日の分しか作らず、「売り切れ御免」を貫いてきた。

 においが移るのを避けるため、コメ以外の食材には手を触れない。おかずを作るのは長男の隆さん(55)、妻の恵美子さん(77)ら。「夏場は米と水の味が落ちる」と、6~8月は店を閉める。食材は可能な限り国産にし、うま味調味料や冷凍物は使わない。
 それを「こだわり」と呼ばれるのは嫌いだという。「自分のなりわいにこだわるのは当たり前でっしゃろ」
 食べ終わる頃、村嶋さんは店先に札を出した。「本日は完売です。御免候也(そうろうなり)

(妻鹿国和)

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