日々のパソコン案内板
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私は、色んな意味で・・・「逃げた」・・・という、コンプレックスを持ち続けています。
一番大きかったのが、夢と現実の違いに耐えきれず・・・東京から逃げ帰ったことでした・・・
この時、私の頭の中は「同級生に後れを取ってしまった」という焦りが大きかったですね。
遅れてしまったという負い目からか、その後、懸命に突っ張って生きていたように思います・・・
ある時、京都の喫茶店で郷里の先輩に偶然遭遇しました・・・
その先輩といろんな話をし懐かしんでいたのです・・・がっ!
先輩の一言・・・「君は同級生の○○君とは全然違い、シッカリしてんな!」・・・と
その時、私は心の中で・・・遅れた分を取り戻したかっただけ・・・と・・・
この先輩の言葉に、私のコンプレックスが背伸びをした人生を送らせていたんだと気づかされました。
その件からだと思いますが・・・
素の自分をさらけ出せるようになり、
素の自分を受け入れられるようになって生き方が楽になったように感じます。
肩ひじを張らず・・・自分の弱さを受け入れ・・・ただ毎日を一生懸命に生きるだけ・・・
今朝は、「あるがまま」を取り上げたコラムを紹介してみようと思います。
~以下、4月18日読売新聞朝刊より抜粋~
門出の季節。新人研修が終わり、慣れない仕事に悪戦苦闘している新社会人も多いだろう。
「自分には能力がないのかも」と、早くも自信を失いかけている若者がいるかもしれない。
かくいう私も、記者1年目はそうだった。怖い刑事1課長とうまく話せない。高校野球の県大会では「戦評」が書けずに焦る。長良川の鵜飼いの写真を数十枚撮りまくると、カメラにフィルムが入っていなくて真っ青――。気分が沈み、記者クラブや支局に顔を出したくない日もあった。
そんな私を支えたのは、高校生の時に本で読んだ「森田療法」の考え方。1920年ごろ、慈恵医大精神科教授の森田正馬 博士が神経症(不安障害)を治すために作った精神療法だ。
不安や恐怖に対して、西洋医学では原因を分析し、コントロールしようとする。しかし、森田療法では、不安や恐怖は人間の自然な感情だとし、あるがままに受け入れるよう勧める。
「あるがまま」を、「不安だから現実から逃げていい」と勘違いしてはいけない。不安や恐怖はそのままにして、目の前のやるべきことをやるのだ。気分よりも行動を重視し、小さな達成感を積み重ねれば、不安は小さくなっていく。
新入社員は仕事が出来なくて当たり前。今は立派に見える先輩や上司も、昔はそうだったのだ。若者は不安や落胆、劣等感を「友」として、目の前の仕事に愚直に没頭すればいい。
あれから30年近く、私は何とか仕事を続けている。二日酔いの不調も「あるがまま」に受け入れつつ。
「自分には能力がないのかも」と、早くも自信を失いかけている若者がいるかもしれない。
かくいう私も、記者1年目はそうだった。怖い刑事1課長とうまく話せない。高校野球の県大会では「戦評」が書けずに焦る。長良川の鵜飼いの写真を数十枚撮りまくると、カメラにフィルムが入っていなくて真っ青――。気分が沈み、記者クラブや支局に顔を出したくない日もあった。
そんな私を支えたのは、高校生の時に本で読んだ「森田療法」の考え方。1920年ごろ、慈恵医大精神科教授の森田
「あるがまま」
医療部次長
山口 博弥
山口 博弥
不安や恐怖に対して、西洋医学では原因を分析し、コントロールしようとする。しかし、森田療法では、不安や恐怖は人間の自然な感情だとし、あるがままに受け入れるよう勧める。
「あるがまま」を、「不安だから現実から逃げていい」と勘違いしてはいけない。不安や恐怖はそのままにして、目の前のやるべきことをやるのだ。気分よりも行動を重視し、小さな達成感を積み重ねれば、不安は小さくなっていく。
新入社員は仕事が出来なくて当たり前。今は立派に見える先輩や上司も、昔はそうだったのだ。若者は不安や落胆、劣等感を「友」として、目の前の仕事に愚直に没頭すればいい。
あれから30年近く、私は何とか仕事を続けている。二日酔いの不調も「あるがまま」に受け入れつつ。