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数年前に、襟首の辺りがかゆく、辛抱たまらなく掻いてしまい悪化させてしまったことがあります・・・
その時の皮膚科で「脂漏性湿疹」と診断され
「再発させないようにするには長い日数がかかります」・・・と
まず強い薬から始め・・・徐々に弱い薬へ・・・4段階くらいありましたか
結局、4か月~5か月ほど通ったように思います・・・
その後は、以前のような症状は出ていません。
確かに、その時に使っていた強い薬と言われていたのがよく効きました・・・
外耳炎で耳鼻科に行ったときに先生が軟膏を取り出し塗られるのを見て
「皮膚炎になった時に使っていた薬と同じなので分けてください」とお願いしましたら、
「いいですけど、症状が治まったらすぐに使用をやめてくださいよ」・・・と
皮膚科の時には、そんな注意事項は一切仰らなかったのに・・・と
この時初めて、ステロイド薬なんだと・・・私も、自分がツクヅク能天気なやっちゃなぁ~と思いました。
というか、お医者さんを信頼しているんですよね・・・信頼したいんですが・・・
今朝は、ステロイド薬に関する問題点を取り上げた記事を紹介してみようと思います。
~以下、4月25日読売新聞朝刊より抜粋~
アトピー治療 説明不足
ステロイドへの不信感
横浜市の医院が、ステロイド不使用をうたいアトピー性皮膚炎治療薬として処方していた漢方クリームに、ステロイドが含まれていたことが分かり、患者に動揺が広がっている。問題の背景には、身近な医療機関で患者が適切な治療や十分な説明を受けておらず、治療の中心となるステロイド薬への拒否感が根強い現状がある
今回の問題は、この医院の漢方クリームが「効き過ぎて心配だ」などの相談を受けた横浜市が成分の確認を指示したことで発覚した。ステロイド薬は「最も強い」から「弱い」まで5段階のランクがあるが、「最も強い」ステロイドが含まれていた。重症患者に対しても慎重に使われる強度だ。
医院は1998年ごろから、このクリームをステロイド不使用と称して5グラム4000円で販売し、昨年1年間だけでも1600人以上に処方していた。今月4日に開いた説明会では、院長が謝罪に追われた。
「ステロイド入りの薬は副作用が怖いので使いたくない」とクリームを求める患者が多かったという。なぜステロイドがこれほど敬遠されるのだろうか。
ステロイドは元々、副腎が分泌するホルモンの一種で、炎症を抑える作用がある。飲み薬や吸入薬などとして、関節リウマチやぜんそくなど様々な病気の治療に使われて来た。アトピー性皮膚炎については日本皮膚科学会が2009年にまとめた診療指針で、ステロイド薬は治療の柱として明確に位置づけられている。
ステロイドの飲み薬は消化管で吸収され、服用を続けると、骨粗しょう症や、顔が丸くなる(ムーンフェース)などの全身性の副作用が起こりやすい。
一方、アトピー性皮膚炎で使われる塗り薬の場合、大部分が皮膚で吸収され、こうした副作用の心配は通常ないとされる。ただ、長期間続けると、皮膚が薄くなる、多毛になる、といった局所の副作用があり注意が必要だが、塗り薬と飲み薬の副作用が混同され、ステロイドへの不信感が独り歩きしている。
患者の不安に乗じて科学的根拠が不確実なサプリメントや化粧品を高額で売る「アトピービジネス」によるトラブルも後を絶たない。NPO法人アレルギーを考える母の会の園部まり子代表は「いくつもの医療機関を受診してもよくならないことで、ステロイド治療に効果がないと思い込んだ患者の相談が実に多い」と指摘する。
アトピー性皮膚炎の病態は複雑で、これまで効いていたステロイド薬でも、ストレスや環境の変化などで症状が急変することもある。だが、治療の基本は炎症の程度に釣り合った強さと量のステロイド薬を一定期間、粘り強く使うことだ。適切な治療を続けることで減薬や休薬もできる。しかし、患者が自己判断で薬を中断して炎症がぶり返し悪化することもある。
だがそれ以上に、適切な強さと必要量のステロイド薬を処方していなかったり、副作用や治療の見通しなどに不安を抱く患者にしっかり説明してこなかったりした医療側の問題も大きい。日本皮膚科学会の診療指針柵瀬委員長を務めた九州大皮膚科の古江増隆教授は「医師は治療に必要な薬の量や塗方を患者に十分指導し、例えば『1か月でかゆみが半減し赤みも消える』といった目標を具体的に示すべきだ」と語る。
医師は患者の不安解消に努め、ステロイド薬の正しい認識を患者と共有し、適切な診療につなげることが求められている。