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今回の長距離ドライブの前、先月末頃の3日間ぐらいでしたが、
明け方に腰が痛く・・・仰向けになり・・・右向きになり・・・左向きになり
・・・どうしても、楽にならず、起きてる方が楽で、
早朝から、起きてしまいました・・・が、
妻曰く・・・「布団があかんのやなぁ・・・私もやで・・・」・・・と・・・
でも、どうも風邪気味やったようで、風邪気が治ったら何んともありません。
その時に感じたのが・・・
「もし寝たきりになった状態で、このような痛みがあれば、一体どうすればいいんやろ」・・・と
兎に角、少しでも健康寿命を延ばす努力はしないと駄目だということですよね。
年齢が増すごとに、体のことを意識することが多くなりました・・・
今朝は、慢性の腰痛に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、11月5読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
治らない痛み
「水気道」で心身の感覚意識
水気道の仲間たちと、プールで「素歩き」を
する西田さん(中央)=東京都内のプールで
東京都杉並区の西田孝司さん(63)はこの夏、40年も悩まされた腰の痛みが半分程度に軽くなった。「奇跡に近い」と自分でも驚いている。
腰痛との付き合いは20代半ばから。営業職で車の運転が多く、湿布薬や鎮痛薬を使って仕事を続けた。40代前半からは痛みの頻度が増加。疲れてくると右腰から右足首が重く痛み、しびれる。整形外科の検査で異常はなく、医師に「これは治らないから、痛みと仲良くして」と言われた。
自宅から徒歩15分ほどの高円寺南診療所を受診したのは、昨年10月。気分の落ち込みやめまいがあったためだが、漢方薬などでよくなってきた今年2月頃、院長の飯嶋正広さんに長年の腰痛のことを伝えた。
そこで参加を勧められたのが、「水気道」だった。よくわからないので最初は断ったが、再三の勧めに渋々、5月から参加した。
水気道は、飯嶋さんが考案した水中エクササイズ。集団療法でもある。プールの中で、リズミカルにゆっくりとストレッチしながら歩いたり、空手や太極拳のような動きをしたりする。
例えば「ナンバ歩き」は、右手と右足、左手と左足を同時に出して歩く。「素歩き」は、足の力を抜いて浮力に任せてももを上げ、下ろし、前へ進む。
1回の時間は45分ほど。体験初日、西田さんは驚いた。まともに歩けないのだ。隣のレーンから波が来るとヨロヨロしてしまう。
飯嶋さんが水気道を勧めたのには訳があった。西田さんの生き方は、先へ進み結果を出すことばかり考え、常に緊張して体に力が入っている。いつも「ファイティングポーズ」をとって生活するようなもので、慢性痛の患者に多いタイプだ。この心身の構えこそが痛みを悪化させている。
そこで、水気道で仲間とともに水に身を委ねる。力みを抜き、体と心の感覚に気付くようにする。痛みへの改善効果がある有酸素運動にもなる。水の中で行うのは、けがをしにくく、姿勢と呼吸が本来あるべき自然な形や働きに近づいていくからだという。
西田さんは毎週1回続けるうちに、「力を抜いた方が歩けるし、疲れない」ことが体感として分かってきた。8月には腰の痛みが半分以下に軽減。10年以上通い続けたマッサージもやめた。今は、行き先を決めない気ままな散歩を楽しみ、自分の体調の変化を意識できるようにもなった。
飯嶋さんは「結果だけでなく、そこに至る過程や『今、ここ』を味わう力を養うことも、痛みを改善する一つの要素なのです」と話している。