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過去にも一度書いたことがあると思いますが・・・
娘が特別養護老人ホームに常勤介護士として働いていた時のことなんですが・・・
当時、50歳という見た目には健常者に見える男性が入所されてきたらしいのです。
そのような健康そうな方が入所されて数カ月がたった頃、
元の彼の姿はなく・・・これが同じ人?!という変わりようやったと話していたことがありました。
この話を聞き、若年性アルツハイマー病の恐ろしさ・・・
当人にとっては、悔しく・・・如何して?・・・如何して?という気持ちで一杯やったと思います・・・
その方は今、どうされているのでしょう・・・私より若い方やったんですが・・・
健康で周りに迷惑をかけないで一生を終えたい・・・皆そう願うのですが・・・
そんな中、11日付の日本学士院の学術誌に発表されるというニュース・・・
微量の血液でアルツハイマー病の発症の兆候を見つけることが出来るとの研究成果が!
今朝は、このニュースを取り上げてみたいと思います。
~以下、11月11日読売新聞朝刊より抜粋~
国立長寿医療研究センターなどの研究チームは、アルツハイマー病の発症前に、原因たんぱく質の状態がわかる血液中の目印を見つけたと発表した。発症の兆候を少量の血液で見つける可能性につながる成果で、11日付の日本学士院の学術誌に掲載される。
アルツハイマー 血液で判別
アルツハイマー病は、原因たんぱく質「アミロイド脳内のアミロイドβの蓄積を調べるには従来、脊髄に針を刺して脳脊髄液を採取するなど患者の負担が大きかったり、大掛かりな画像診断機器が必要だったりするのが課題だった。
今回の研究では、血液中にある、アミロイドβに関する微量物質
長寿医療センターなど
発症前の「目印」発見
の増減を調べることで、脳内のアミロイドβの蓄積を確認できることが判明。アルツハイマー病やそうでない人を含む65~85歳の62人を対象に解析した結果、事前に行った脳内の画像診断の結果と92%以上の精度で一致した。同センターの柳沢勝彦・認知症先進医療開発センター長は「0.5ccの血液があれば、発症前のアルツハイマー病の兆候を見つけられる可能性がある。発症予防や治療薬の開発につなげたい」と話している。