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群馬大学病院での肝臓手術を受けた患者が相次いで死亡した件・・・
厚労省が腹腔鏡と開腹手術の両方で本格的な調査を行うという方針を固めたようです。
高度医療の特定機能病院に承認されている病院での手術がここまでずさんな状況であったとは・・・
私達は何を信じて身を預けたらいいのでしょうか・・・
完全に人体実験・・・それも、未熟な医師たちの手術の実績を積むだけの為に行われたなんて・・・
医師としてのモラル以前に、人間としての資質自体を疑ってしまいます。
このような事態が起きると・・・
病院というものへの足が遠のく人たちも増えてしまうのではないのでしょうか。
国は、とことん追求して今後このようなことが二度と起こらないような対策を講じて頂きたいと思います。
今回の件とは多少違いますが、足が遠のくということに関しては治療方法にも云えること・・・
過去には副作用がきつ過ぎて、途中で治療をあきらめてしまうという
C型肝炎ウイルスのキャリアの人たちが多かったといいます・・・しかし、
その後の改良型のインターフェロンなど副作用が少ない治療薬が次々と開発されているといいます。
今朝は、C型肝炎治療に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、3月4日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
進む肝炎対策
新薬で副作用減 治療に光
インターフェロン治療で肝炎ウイルスを除去できた2人。
友人らにも早期治療を勧めている(佐賀県多久市で)
国内のC型肝炎ウイルスの感染者(キャリアー)は推計約150万人。インターフェロンなどの治療薬を使えば、8~9割の患者でウイルスが検出限界値以下になり、発がん抑制の効果もある。
保険でインターフェロン治療が出来るようになったのは1992年以降。ただ、当初は10~20%の患者にしか効かなかった。吐き気やかゆみ、うつ症状など、副作用は現在の薬よりもずっと強く、治療を苦に自殺した人もいるほどだ。
その後、改良型のインターフェロンや併用薬が次々と開発され、副作用も減ってきた。ウイルスや患者の遺伝子を調べ、効く薬を見極めることも可能だ。しかし、過去の辛い記憶から再治療を拒んでいる人は少なくない。
佐賀県多久市の男性(54)は1997年、2度のインターフェロン治療をした半年間、ひどいうつ症状に苦しんだ末、薬も効かなかった。母もC型肝炎を患い、肝がんで亡くなっている。「病気を抱えて生きるしかない」。次の治療のことは考えなくなった。
転機は2009年。人間ドックを受けた際、保健師から「新しいインターフェロンは8割の人に効く」と再治療を勧められ、県内の専門医を受診。1年間治療し、ウイルスを除去できた。「副作用は格段に少なかった」という。
気がかりなことがあった。多久市は肝疾患の患者が多く、中学校の同窓会で、複数の同級生がC型肝炎を患い、肝がんや肝硬変で親族を亡くしていることが話題になっていた。
昨年1月の同窓会。男性は、過去の治療でインターフェロンに拒否感を持つ同級生の女性(54)に実体験を伝え、「新しい薬を試した方がいい」と説得した。女性は同年4月、不安を抱えたまま治療を開始。薬は効き、現在、経過観察を続けている。
「いつか肝がんや肝硬変になるとおびえていた日々が一変しました」。そう話す女性は、別の同級生に「頑張って治療しよう」と説得を続けている。
ウイルスに感染しても、多くの場合は自覚症状がない。感染を知りながら受診や治療をしていない人は全国に50万人以上とされる。
佐賀県は、従来、市町が保管するウイルス検査のデータを佐賀大病院肝疾患センターに集積。陽性と判明後も治療していない患者が少ない地域があることも分かってきた。同センター長の江口有一郎さんは「最近ではインターフェロンを使わない治療薬も出つつある。過去に治療を断念した人も改めて専門医に相談してほしい」と強調する。