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ヘルニア治療を開始して1週間・・・
膝がすとんと抜けることはなくなりましたが、
同じ姿勢で立ち続けていると右太ももがギュゥ~とだる痛くなり、へたりこむと楽になってきます・・・
そんな体を無意識にかばっているのでしょう・・・
昨日から、右肩が強烈に詰まってしまい、ストレッチをやっても暫くだけ・・・
風呂に浸かってもみほぐしても、湯上りには元の状態・・・何とも情けない体になっております。
今までは、肩が詰まると腕立て伏せを100回ほどやれば、血行も良くなり楽になっていたのですが、
筋トレは駄目だとのお達しに・・・兎に角、耐えております・・・
ところで、昨日のC型肝炎の記事の続きなのですが・・・
インターフェロン治療で約9割の患者は治療できるのですが・・・じゃあ、
残り1割の患者さんは、如何なんだということになりますね・・・
今朝は、インターフェロン治療が出来ない患者さんの治療法を取り上げた記事を転載してみようと思います。
~以下、3月5日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
進む肝炎対策②
遺伝子検査を経て新薬
主治医の八橋さんから今後の治療方針について説明を
受ける女性(左)(長崎県大村市の長崎医療センターで)
インターフェロンを中心にした治療で、約9割の患者はC型肝炎ウイルスを除去できるようになった。だが、残りの約1割には効果がなく、心臓や腎臓に持病があると使えない場合もある。高齢者は血小板減少などの副作用が出やすく、慎重に治療する必要がある。
昨年9月、インターフェロンが使えない患者にも効果のある治療が可能になった。「ダクラタスビル」と「アスナプレビル」という薬を組み合わせる。治験では約85%の患者のウイルスが除去できた。
だが、この治療ではウイルスの遺伝子に特定の変異がある場合、治癒率は43%と激減する。一度使うと薬剤耐性ができ、別の薬も効かなくなる恐れもある。
近年、C型肝炎ウイルス治療薬の進歩はめざましく、「ソフォスブビル」と「レジパスビル」という別の新薬の併用療法も今年中には可能になる見通しだ。こちらは治験での治癒率は約99%と高い。日本肝臓学会は昨秋、ダクラタスビルなどの併用療法を受ける前には遺伝子検査を極力行い、場合によっては新薬を待つよう治療指針を改定した。
慢性肝炎で長崎医療センター(長崎県大村市)に通院する女性(77)は、過去に3度、肝がんを切除。ダクラタスビルなどでの治療を考えていた。だが、遺伝子検査で変異が見つかった。
幸い、女性の肝機能は安定しており、主治医の肝臓専門医、八橋弘さんは「すぐに肝硬変などに悪化する可能性は低い」と判断。女性は次の薬を待つことにした。「がんの再発は心配だが、確実に治せる薬を待つ方が後悔しないと思った」と話す。現在は肝機能を安定させる月1回の注射と飲み薬を続けている。
一方週2回の注射で肝機能を保ってきた男性(79)は遺伝子変異がなく、昨年10月、新薬での治療に踏み切った。男性は「治療から早く解放されたい」と希望した。服薬後、ウイルスは検出限界値を下回り、目立った副作用も出ていない。
だが、こうした手順が医療現場に浸透しているとは言い難い。NPO法人「東京肝臓友の会」には、患者から「病院で遺伝子検査は必要ないと言われた」「主治医から薬剤耐性の説明がない」などの相談が相次いでいる。関係者からは「遺伝子変異を調べず処方したケースが相当数あるのでは」と危惧する声もあがる。
八橋さんは「遺伝子検査をせず性急に新薬を使うと、次の治療機会を奪うことにもなりかねない。学会の指針に従い、肝臓専門医が適切な手順を踏んで処方するよう徹底すべきだ」と警鐘をならす。