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今朝の新聞を読んでいて、これも症状が似ているなぁ・・・と、
ふと思い出したことがありました・・・何のことかといいますと
何度か警察や保健所へ相談していた近隣の迷惑男のことなんです。
一年と数か月前になりますか・・・ベランダ越しに、妻に向かって「何燃やしてんねん!頭痛いゆうてるやろッ!」と
それを聞いた私が乗り込んで行き言い合いに・・・しかし、
訳の解らんことばかり言い続けるので、つい、つい、相手の襟首をつかんでしまったんです・・・
その私の行動に妻が気付き、私を止めたんですが・・・その妻も、参戦状態となってしまいました・・・
それ以後、迷惑男は完全に沈黙状態となり・・・1年以上も続いているんですね。
断って置きますが、手を出しかけただけで手は出してませんよ(笑)
最後の騒動の時、警察の方も、「病院に行って診てもらいなさい」と言っておきました・・・と連絡をくれました。
周りから「病院へ行け、行け」といわれ続けた結果・・・
果たして病院へ行き治療を受けているのか如何かは解りませんが、兎に角、おとなしい平穏な日々が続いています。
これが普通の日常なんですよね・・・もう、騒動は沢山です・・・
今朝は、レビー小体型認知症についての記事を転載してみようと思います。
~以下、3月26日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
若年認知症
誤診され薬で副作用
若年認知症を発症しても、年齢の若さから認知症と診断されず、適切な治療を長期間受けられないことも珍しくない。
関東地方に住む主婦の樋口直美さん(52)は、頭痛やだるさ、不眠などに悩まされ、2004年6月に地元病院の精神科を受診した。医師の診断はうつ病だった。
「非常によく聞く薬。忘れずに飲んでください」といわれ、樋口さんは処方された抗うつ薬を飲み続けたが、眠さや意識がもうろうとする状態が続いた。
「薬をやめたい」と言っても、医師は「あなたは特異体質。そんな副作用は千人に一人」と取り合わず、逆に薬は増量され症状は悪化した。上の血圧が70、下の血圧が50まで下がったこともある。主治医が変わっても、うつ病の診断は変わらず、抗うつ薬治療は約6年間続いた。その後、別の診療所も受診したが、更年期障害などと診断された。
12年秋、自宅のテーブルをはう虫に驚いた。よく見ると実は綿くずだった。本などで紹介されていた認知症の症状にそっくりだった。認知症で実績のある病院を受診して、レビー小体型認知症と診断された。
樋口さんは以前から、存在しないはずの人が車の助手席に見えたり、細長い看板を人に見間違えたりしたことがあったが、単なる錯覚だと思っていた。
レビー小体型は、レビー小体という異常なたんぱく質の塊が脳の神経細胞にたまることで起きる。視覚に関わるのうの後頭葉の血流が減り、現実にはないものを見る幻視などの症状が現れる。若年認知症の3~4%がレビー小体型だが、アルツハイマー型と誤診されているケースも多く、実際はもっと患者が多いとの指摘もある。
夢にうなされ叫んだり、暴れたりする場合もある。睡眠に関わる脳の部位に障害が起き、本来は睡眠中に緩むはずの筋肉の緊張が続くためと考えられる。
樋口さんも、殺される悪夢に繰り返しうなされ、叫んで、夫から心配されたことがあった。
見た目に表情に乏しく、元気がないことから、うつ病と誤診されやすい。しかし、レビー小体型は薬が効き過ぎる傾向があり、抗うつ薬だけでなく、睡眠薬などでもひどい副作用が出ることがある。
樋口さんは現在、三軒茶屋なかむらメンタルクリニック(東京都)で認知症治療薬の投与を受ける。レビー小体型は、自律神経障害を伴うことも多く、天候によっては
院長の中村聡さんは「若年認知症の診断は難しいケースが多いが、抗うつ薬を増量しても効果がなく、激しい副作用が出たら、認知症も疑ってみるべきだ」と指摘する。