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大人たちの「自分は正しい」という概念は傲慢さなのかも・・・

2015-03-07 | 雑記
もしも、何か事があった時・・・

誰しも、良かれと思い気付いていない当事者に教えてあげたり、警察に連絡をしたりしますよね。

そのことで逆に、犯罪者や加害者のように勘違いされ、そのような態度で接してこられたとしたら・・・


私と妻は過去に一度ありました・・・

夕方、車で妻を迎えに行った帰り道、信号待ちで止まっていたんですが、

横断歩道をロードバイクでかっこよくわたっていた一人の男性が・・・

横断歩道と歩道のわずかな段差にハンドルを取られ、ものの見事に転倒したのを目撃してしまったんです。

たまたま、歩いていた女性が駆け寄りハンカチで額の血を拭いてあげているのを見過ごすことが出来ず、

私は路肩に車を寄せ、妻と二人で下りてゆきました。


即座に、119番に通報し救急車が到着し・・・隊員の方は「ご苦労様です」と声をかけて下さったんです。

その前後に私の携帯に警察から電話が「今から現場に警察官が行きますからいてください」・・・と

暫くして、バイクで若い警察官が到着したのですが、怖い顔で一瞥し「ちょっと待ってて!」・・・と吐き捨てるように云って

救急車の中へ入りなかなか出てきませんでした。


女性と私達夫婦は雪が吹き付ける歩道で寒さに震えながら待っていたのですが、

あまりに待たされるので、救急車の中の警察官に「帰りたいんですが」・・・と

すると、救急車から出てきた警察官は「代表者一人でいいから住所・氏名をここに書いて」と紙に署名させられ・・・

ご苦労さんでしたの一言もなく、ようやく解放されましたが、

まるで加害者扱いのこの若い警察官に腹立ちを覚え、

妻と二人「こんな扱いをされるんやったら、通報せん方がいいよな」と話していたことがありましたね。


大人の私達でさえ、こんな傲慢な態度に腹が立ちます・・・

それが小学生の児童やったら、どれだけショックを受けることか・・・

何時やったか、ニュースで見たんですが、

コンビニで商品を抜き取られているのを店に知らせた児童たちが犯人扱いされた話なのですが・・・

社会人としての大人たちは、まず「自分は正しい」という概念を捨てることをしなければ

善意の厚意すら、持てなくなってしまう・・・大人の傲慢さなのかも知れませんね。


今朝は、子供の純真さと大人を比較反省したコラムを紹介してみようと思います。

~以下、3月7日読売新聞朝刊より抜粋~

今日のノートのロゴ
 大分県日田市のコンビニエンスストアで先月、商品の袋が破れて中身が抜き取られていたのを知らせた児童らが、店から容疑者視される出来事があった。捜査でぬれぎぬは晴れたが、善意に対する思わぬ反応にショックで一時学校を休んだ子もいたという。本誌大分版にある。

 <子供に公平であれば、子供は、正義感のある子に育つ>

 米国の教育かドロシー・ロー・ノルトは詩「子は親の鏡」(PHP文庫「子供が育つ魔法の言葉」より)にこう詠んだ。

 子供はまず親を見て育つ。「親」を「大人」に読み替えるならコンビニの例は大人の悪い見本だろう。児童らの正義感がゆがまないかと胸が痛む。
 先日、歩いていて着信したばかりのメールを開いた時のこと。「立ち読み、禁止ー(キンシー)」。4、5歳くらいの男の子から“歩きスマホ”をとがめられた。
大人の鏡

 無邪気な瞳に見上げられ、思わず「ありがとう」と応え、スマホをしまった。「あの人、ありがとうって言ったよ」。自分の意見が聞き入れられたことを父親に伝える誇らしげな声が聞こえてきた。

 その時、男の子の正義感は尊重できたが、今また、歩行中についスマホを手にしている自分に気付く。

 虐待、貧困……。最近、身勝手な大人の犠牲になった子供の話を聞く。大人を映す鏡に醜悪な姿が表れないよう自戒するばかりだ。

地方部長 青野達哉

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