「ファスナー」？「ジッパー」？「チャック」？ アナタはどう呼んでますか？

トーション・ネクタイ

トーションレース機で
　そのままネクタイの形に
　　　編み上げました！

絹紡糸使用

絹紡糸使用
大剣幅　50/52mm　小剣幅　40mm
長さ　142cm

「ファスナー」・「ジッパー」・「チャック」・・・

この商品は皆さんご存知のものですが、

果たして、アナタはどの呼び方で云っていますか？


私は、子供の頃には「チャック」・・・実は、この言葉しか知りませんでした。

大人になり繊維関係の仕事に携わるようになり、「ファスナー」が多くなったように思います。

この3つの言い方の違いってご存知でしょうか？


今朝はこのトリビアについて紹介してみようと思います。

～以下、8月24日読売新聞朝刊より抜粋～

　服やかばんなどに欠かせない「ファスナー」。「しっかり留める」を意味する英語「ｆａｓｔｅｎ」が語源とされますが、「チャック」や「ジッパー」と呼び人も少なくありません。違いは分かりますか。

　実は三つとも同じです。1891年、米国で靴ひもを結ぶ不便さを解消しようと考案されたものがファスナーの起源とされ、その後に設立された「ユニバーサル・ファスナー社」が生産を始めました。

　1921年に別の米国のメーカーがジッパーというネーミングで商品化し、この呼び名も広く使われるようになりました。素早い動きの擬音「ｚｉｐ」から名付けました。

Ｅｃｏｎｏ
トリビア

「ファスナー」3つの呼び名

　チャックという呼び名は日本生まれです。27年に広島県尾道市のメーカーが、巾着(きんちゃく)をもじった「チャック印」というブランドで売り出したところ、壊れにくさから評判になり、日本のファスナーの代名詞になりました。

　国内最大手のＹＫＫでは、年間、地球50周分以上に相当する計200万㌔超のファスナーを生産しています。金属や樹脂などの材質のほか、色にも様々なパーツがあり、機能性やファッション性なども進化しています。画期的な商品の開発とともに新たな呼び名が生まれる日が来るかもしれません。