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患者に放射線量を聞かれても説明できなかったら・・・

2016-09-15 | 梅肉エキス
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放射線検査の影響が疑われるがん発症率って、

日本が突出して多いって知ってましたか・・・

私は知りませんでした・・・


2004年2月に読売新聞が朝刊1面で研究結果を報じたらしいのですが、

当時は、仕事にかまけていて興味を持たなかったんでしょうね・・・(*_*;

その記事がきっかけで、

日本診療放射線技師会は「医療被ばく低減施設」の認定を始めたらしいのですが、

問題は、自院の線量すらわからない施設があるという現状・・・といいます。

全国でどのくらいの施設が自院の線量の説明ができるのでしょうか?

ここでも、豊洲じゃないけど・・・日本人の「新しさに流されてる感」を感じてしまいますよね。

とどのつまりが、説明すらできない・・・なぁ~んてざらですよね。


今朝は、医療被ばくに関する記事を転載してみようと思います。

~以下、9月15日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
医療放射線を減らす  


適正化へ「低減施設」認定
専用の人形を用いた放射線量の測定について説明する渡辺さん

 「国内のがん発症3.2% 放射線診断原因か」
 2004年2月、本誌が朝刊1面で報じた研究結果は、日本の診療放射線技師たちに衝撃を与えた。

 研究は英・オックスフォード大学グループが行い、医学誌「ランセット」に掲載された。15カ国のエックス線やCT(コンピューター断層撮影)などの検査頻度、被ばく量、発がん率などのデータを基に、検査に伴う75歳までの発がん者数を推定した。放射線検査の影響が疑われるがん発症率は、CTが最も普及した日本が突出して高く、米国は0.9%、英国は0.6%だった。

 神奈川県放射線技師会理事の渡辺浩さんは「検査の放射線提言は多くの技師が意識していたが、この記事などが刺激となり具体的な動きが進んだ」と振り返る。翌年、日本診療放射線技師会は「医療被曝低減施設」の認定を開始した。検査時の放射線量の適正化に努め、装置の保守点検などにも力を入れる医療機関にお墨付きを与える制度だ。

 放射線検査で実際に人体に吸収される線量は、正確には分からない。そこで計算して推定値を出すのだが、検査装置の設定は体形や検査部位などに応じて変わるため、算出には時間がかかる。そのため、線量を十分把握しないまま、検査を続ける医療機関もある。

 撮影にフィルムを使っていた頃は、線量が多いと画像が真っ黒になった。だが近年普及したデジタル装置は画像を簡単に補正でき、線量が過剰でも気付きにくい。各施設の線量の差は拡大している可能性がある。

 そこで施設認定では、専用の人形に線量計をつけて撮影したり、詳細な検査条件を専用ソフトに入れて計算したりするなどして、自院の線量を把握する取り組みを必須条件とした。
 現在の認定数は総合病院など67施設。日本診療放射線技師会のホームページにリストがある。厳しい審査を経て認定を得ても、収益増に結びつかないこともあり、認定数は伸び悩む。

 昨年は、放射線医学総合研究所に事務局を置く医療被ばく研究情報ネットワークが、検査時の適正線量の目安となる値を公表した。だが自院の線量も分からない施設がある現状では、この値を十分に生かせない。

 同県放射線技師会は今年、会員がいる施設を対象に、胸部エックス線検査などの線量を代わりに算出し、知らせる試みを行った。各施設から装置名や検査時の設定データなどを集め、専用ソフトで数値を導いた。

 渡辺さんは「検査を受けた人に放射線量を聞かれた時、答えられないと不信感が膨らむ。神奈川の取り組みを全国に広げたい」と語る。
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