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先日、郷里の友人からSkypeで退院後の報告がありました・・・
今回の手術では右肺の一部を除去したようで、
肋骨にかかっていたらしく肋骨も切り取ったようです・・・
肺を切り取った息苦しさにもようやく慣れ、
後は、体内の痛みが残っているようですが日にち薬という報告で・・・
左肺の手術の日程が9月の半ば頃に決定したようです。
兎に角、本人に頑張って貰う以外にはありません。ガンバレェ~!
昨今、2人に1人はがんにかかる時代といわれてますが、
身近な親族・友人・知人など・・・本当によく耳にしますね・・・
今のところ、私達夫婦は本当に有難いと思います。
ところで・・・
がん患者の化学療法が循環器病のリスクを高めるということが知られているようですが、
今朝は、このリスクを減らすべく病院一丸となり医師同士の連携を密にして
がん治療に専念している新潟の専門病院の実情を紹介してみたいと思います。
~以下、7月23日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
がん専門病院
化学療法 循環器病に注意
「帰っちゃダメですよ。脳梗塞で亡くなる人もいますから」新潟県粟島浦村の脇川為雄さん(75)は6月、県立がんセンター新潟病院(新潟市)で、循環器内科医の大倉裕二さんからこう告げられ、緊急入院した。
心臓の血栓は、脳に運ばれて血管に詰まり、脳梗塞を引き起こす恐れがある。入院した脇川さんは、直ぐにがんの化学療法を休止した。約2週間、血栓を溶かす注射薬の投与を受け、危機を脱した。「先生方の対応が早くて命拾いした」と振り返る。 脇川さんは5年前、不整脈の一つ心房細動があると診断された。心臓に血栓ができやすく、血を固まりにくくする予防薬を飲んでいた。昨年3月、15年以上前に治療を終えた腎臓がんの膵臓への転移がわかり、外来で化学療法を受けていた。
化学療法は心機能に悪影響を与えやすく、心筋梗塞や脳卒中などの循環器病のリスクを高めることが知られている。
「先生方の連携が良く、命を助けられた」と振り返る脇川さん(右)。内科医の大倉さんと血栓予防薬の変更を確認する(今月4日、新潟県立がんセンター新潟病院で)
脇川さんに緊急入院を勧めた大倉さんは「化学療法がきっかけで不整脈が起きたり、悪化したりすることがある。がん治療では循環器病への注意が不可欠だ」と説明する。大倉さんによると、2014年までの10年間に登録された同病院のがん患者で、循環器病を患っていた人の割合は男性8.7%、女性3.5%。全国データに当てはめて推計すると、循環器病を持つがん患者は現在、25万人以上いることになる。
10年後には30万人を超えると試算される。
大倉さんら同病院の医師は、専門分野にかかわらず、循環器病悪化の兆候を見逃さないよう細心の注意を払う。脇川さんに血栓が見つかったという情報は、CT検査担当の放射線診断医から泌尿器科の主治医、そして内科の大倉さんへ、3分足らずで伝わった。
医師同士の連携は、循環器病に限らずスムーズだ。例えば、がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬による大腸がんの治療。薬の種類によっては、8割以上という高い割合で、皮膚に発疹や爪の周りに炎症などが起きる。同病院では、治療開始前に皮膚科を受診してもらい、塗り薬を処方したり、スキンケアの注意点を指導したりする。
皮膚科医で副院長の竹之内辰也さんは「がん治療に伴う合併症や副作用のリスクをできるだけ小さくするためには、診療科の壁を越えた連携が今後ますます重要になる」と指摘する。
(赤津良太)