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「IgG4関連疾患」と「シェールグレン症候群」の判別が重要!

2015-12-01 | 梅肉エキス
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先日、IgG4関連疾患関連の記事を紹介してから、

IgG4関連を検索されている方が、結構いらっしゃいますので、

今一度、この病気に関する記事を取り上げてみようと思います。


IgG4関連疾患と症状がよく似た病気でシェールグレン症候群という病気があるようです。

その違いに関して紹介した記事を転載してみようと思います。

もし、この両方の病気の判断を医師が間違え、シェールグレン症候群の診断を下して治療をすれば・・・

IgG4関連疾患の炎症を抑えるのが遅れ臓器に後遺症が残る恐れもあるとのこと・・・

医師の慎重な判断が大切なようです。


では、この二つの病気の違いを紹介した記事を転載してみます。

~以下、12月1日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
IgG4関連疾患   


症状似た病気判別重要

 様々な臓器が炎症を起こす「IgG4関連疾患」は、目や口の渇きも起こる。似たような症状が表れる「シェーグレン症候群」という病気があるが、二つの病気の判別が行われないと、適切な治療が受けられない可能性がある。

 富山市の会社員、分部(わけべ)豊さん(38)は2002年春から口の中と目の渇きを感じるようになり、コンタクトレンズを長時間使用できなくなった。地元の眼科にかかったが、「原因がわからない」として富山大病院を紹介された。主治医となった呼吸器内科教授の松井祥子さんは当初、「シェーグレン症候群」と診断した。
松井教授と患者の分部さん
「IgG4関連疾患とシェーグレン症候群との
判別が大切」と話す松井さん(奥)と分部さん


 異物を排除する免疫細胞が暴走し、自分の体を異物とみなして攻撃する自己免疫疾患の一つだ。主に涙をつくる涙腺や唾液を作る唾液腺が破壊されるため、目と口が渇く。分部さんの症状は、これに当てはまった。

 一方で、松井さんは気になることがあった。シェールグレン症候群は中年女性に多くみられるが、若い男性ではまれだ。また、膵臓や肺に炎症が見られた。炎症を抑えるステロイドを分部さんに服用してもらったところ、膵臓などの炎症、目や口の渇きが良くなった。

 実は、シェーグレン症候群の患者は、ステロイドの効果は薄く、涙や唾液の分泌機能は改善されないとされていた。
 分部さんが治療を受けた時は、まだ、わかっていなかったが、その後の研究で、シェーグレン症候群と症状は似ているが、血液中のIgG4値が高く、ステロイドが効果をあげる「IgG4関連疾患」という別の病気があることが明らかになった。

 二つの病気の違いをまとめると、
シェールグレン症候群では、
  1. 中高年の女性に多い
  2. 主な症状は目や口の渇き
  3. ステロイドの効きが悪く、点眼やうがいなどの対処療法が中心だ。
一方、IgG4関連疾患では、
  1. 患者は中高年が中心で、男性がやや多い
  2. 膵臓や肺など様々な臓器に炎症が現れ、目や口の渇きは比較的軽い
  3. ステロイドがよく効く。

 別の医療機関でシェーグレン症候群と診断されて、松井さんの元へ転院してきた患者の中に、IgG4関連疾患と判明するケースがあるという。

 IgG4関連疾患なのにシェーグレン症候群だと「誤診」され、ステロイドの使用を控えてしまった場合、炎症を抑えるのが遅れて、膵臓など様々な臓器に後遺症が残ってしまう恐れもある。

 松井さんは「診察する医師は症状だけで判断せず、IgG4値などにも目を向けてほしい」と話している。
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