ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

選挙報道に感じた姑息さ

2014-12-08 12:04:00 | 社会・政治・一般

先週のことだが、4日付の朝刊で朝日新聞などが「自民党300議席の勢い」と報道をした。

小泉「郵政解散」の時のように、自民党に圧涛Iな熱気があるわけもないのに、この情勢なのだから、民主党を始めとした野党には衝撃的であったそうだ。

この記事を読みながら、私は侮蔑の念が湧き出るのを抑えきれなかった。要するに・・・だ。

「ていへんだ、ていへんだ。自民党が圧勝してしまいやすぜ。このままじゃ、日本は戦争をする国へまっしぐらさね。いけねえ、いけねえ、今こそ平和を愛する市民として、とるべき行動をとらなきゃいけませんぞ。こんな時こそ、選挙に行って平和を愛する、憲法9条を守る政党に清き一票を投じましょうよ」

こういう、ことだと思いますね。

よくやらかすんですよ、この手の意図的な報道を日本のマスコミ様はね。

私はアベノミクスに懐疑的ですが、反面野党に期待を賭ける気はまったくありません。しかし、自民圧勝どころか、案外と議席を減らす可能性さえあると思う。特にアベノミクスの恩恵をまるで受けていない地方や、TPPなどに不安を覚える農村地帯では、自民党は危ういとさえ考えています。

ただ、自民党以上に野党がだらしないので、比較優位で与党勝利ではないかと予測しています。

少し前に、安倍政権がマスコミに対して公平な報道を要請したとかで、マスコミ様は大騒ぎしていました。一体全体、公平な報道を要請されることの、どこがおかしいのだ?これまで公平な報道をしてこなかったからこそ騒いでいるのではないのかと、私なんざ勘繰らざるを得ないぞ。

マスコミ様におかれましたは、今回も公平な報道をする気なんざ、ないことがよく分かったのが、4日の報道でしたね。

コメント (15)
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